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金属部品代替を担うための複合強化樹脂の選定・設計・成形法および品質保証のポイント

金属部品代替を担うための複合強化樹脂の選定・設計・成形法および品質保証のポイント

~複合強化樹脂を用いた製品設計・生産の際に役立つ実務における留意点、製品化事例と今後の動向~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、自動車用部品・情報通信端末をはじめ、様々な製品の軽量化・小型化・低価格化およびデザイン向上などのニーズに応えるため、金属部品の代替として使用される複合強化樹脂を取り上げ、製品開発および生産の際に役立つ実践的な複合強化樹脂の選定・設計・金型・成形法および品質評価のポイントについて解説いたします。

開催日

  • 2020年3月25日(水) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • 金属製品、樹脂製品の生産に関わる技術者

修得知識

  • 軽量化に対する樹脂化の役割
  • 金属代替樹脂による製品開発時の材料選定、設計、金型、成形に関する留意点

プログラム

 地球温暖化を始めとした環境問題が重視されるなかで、特に自動車ではCO2排出量削減が急務であり、情報通信端末などでは、軽量・小型化、低価格化、洗練されたデザインニーズの実現が必須になっている。これら課題解決のために、金属を樹脂化する際、複合強化樹脂の採用、樹脂と金属の複合化の検討、実用化が進められている。
 本セミナーでは、金属部品代替複合強化樹脂の選定、部品設計、金型設計・製作、成形法および採用、品質評価時のポイントについて解説する。

  1. 金属部品の樹脂化の狙い、材料評価・選定時のポイント
    1. 金属部品の樹脂化の狙い
    2. 材料評価・選定時のポイント
      1. CFRTP・GFRTPの特徴
      2. CFRP・GFRPの特徴
      3. その他複合強化樹脂の特徴
  2. 樹脂化設計のポイント
    1. 樹脂部品設計時のポイント
    2. 設計検討内容
    3. 設計検討事例
  3. 成形法
    1. 各種成形法の特徴
    2. CFRTP・GFRPTの成形法
    3. CFRP・GFRPの成形法
    4. その他複合強化樹脂の成形法
  4. 金型
    1. 金型材質選定
    2. 圧縮成形金型構造・特徴
    3. トランスファー成形金型構造・特徴
    4. 射出成形金型構造・特徴
  5. 品質保証
    • 加速試験による寿命予測
      1. 10℃2倍速
      2. アレニウスなど
  6. 金属部品の樹脂化適用例
    1. 自動車部品
    2. 光学機器
    3. 産業機器
    4. 治工具
  7. 今後の動向
    • 樹脂と金属の複合化 (マルチマテリアル化)
      1. 成形法
      2. 適用事例
    • 質疑応答

講師

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

4F 研修室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 41,800円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 22,000円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 20,000円(税別) / 22,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,800円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。
本セミナーは終了いたしました。

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