技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

スラリーの挙動理解と評価・制御の勘どころ

スラリーの挙動理解と評価・制御の勘どころ

~複雑な挙動を一から解説 / もうスラリーに悩まされない~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、数多くの技術者・研究者を悩ませているスラリーの複雑怪奇な挙動について、講師が長年の大学研究成果等を事例にスラリー制御技術について解説いたします。

開催日

  • 2020年2月25日(火) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • スラリーを扱う技術者、品質担当者
    • ペイント
    • コーティング
    • 印刷
    • 機能性薄膜
    • 塗料
    • 顔料 など
  • スラリーで課題を抱えている方

修得知識

  • 乾式ではなく、なぜスラリーなのか
  • スラリー挙動を支配する因子およびその評価法
  • 評価すべきスラリー特性およびその評価法
  • スラリー調製の勘どころ

プログラム

 スラリーの挙動の複雑怪奇さは、多くの技術者を悩ませている。しかしスラリーに関する専門書はレオロジーと濾過・脱水に限られ、粒子状材料プロセスで役に立つ専門書は皆無と言ってよかったが、講師は名古屋大学での研究成果を「基礎スラリー工学」にまとめ、丸善より出版した。
 本セミナーではこの本をテキストに用い、講師の現場技術との交流をベースに蓄積された学術研究の成果に立って、なぜスラリーの挙動は複雑なのか、複雑さを支配している因子は何か、複雑な挙動をどのように評価し制御するか、新たなスラリー制御技術について講義する。

  1. 粉体工学とスラリー工学
  2. スラリー工学の現状と課題
    1. 微粒子はなぜスラリーとして扱われるか
    2. スラリーの挙動はなぜ複雑か
    3. 問題解決の道筋
    4. 材料プロセスで重要な評価項目
  3. 粒子特性
    1. 粒子径、比表面積、密度
      1. 粒子径
      2. 比表面積、密度
    2. 粒子径分布、粒子構造
  4. 粒子と媒液の界面
    1. 粒子と分散媒の親和性
      1. 溶媒和 (水和)
      2. 濡性
    2. 粒子の帯電
      1. 帯電機構
      2. 電気二重層
      3. ゼータ電位測定
    3. 界面活性剤の吸着
      1. 界面活性剤
      2. 吸着機構
      3. 吸着量の測定
      4. アルミナ粒子とポリカルボン酸アンモニウムの吸脱着挙動
  5. 粒子間に働く力
    1. DLVO理論
      1. 静電ポテンシャル
      2. ファンデルワールスポテンシャル
      3. 全相互作用 (DLVO理論)
    2. 疎水性相互作用
    3. 吸着高分子により生じる力
    4. 高分子枯渇作用
    5. 粒子間力測定法
      1. 表面間力測定装置 (SFA)
      2. 原子間力顕微鏡 (AFM)
    6. 非水分散媒液 (有機溶媒) の場合
  6. 粒子の分散・凝集
    1. 親液・疎液性 (濡性)
    2. 粒子の接近・衝突
      1. 粒子濃度
      2. ブラウン (Brown) 凝集
      3. 沈降凝集
      4. 剪断凝集
    3. 凝集機構と凝集形態
      1. 反発力がない場合 (急速凝集)
      2. 反発力がある場合 (緩慢凝集)
    4. 分散・凝集状態の評価
      1. 濁度、透過光強度測定
      2. 粒子径分布測定
      3. 直接観察
  7. スラリー流動特性
    1. 流動特性
    2. 流動特性に影響を及ぼす諸因子
      1. 粒子濃度
      2. 粒子径と粒子帯電の影響
      3. pH、分散剤添加の影響
      4. 経時変化
    3. 流動特性評価法
      1. 共軸二重円筒形回転粘度計
      2. 円すいー平板形回転粘度計
      3. 単一円筒形回転粘度計 (B型粘度計) と振動粘度計
    4. 流動特性と成形
  8. 粒子の沈降・堆積挙動
    1. 粒子の沈降挙動
      1. 自由沈降
      2. 水平方向の運動
      3. 遠心場における運動
      4. 干渉沈降
      5. 成相沈降・集合沈降
      6. 回分沈降試験
      7. 沈降パターンの観察例
    2. 堆積層の固化
  9. 粒子の充填特性
    1. 回分沈降試験による評価・解析
      1. 目視
      2. 沈降静水圧法
      3. 充填特性に及ぼす粒子間力の影響
    2. 定圧濾過法による評価・解析
    3. 流動特性と充塡特性
  10. スラリー調製
    1. スラリー化
    2. 均質化
    3. スラリー特性の最適化
    • 質疑応答・名刺交換

講師

会場

大田区産業プラザ PiO

6F D会議室

東京都 大田区 南蒲田1-20-20
大田区産業プラザ PiOの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 47,020円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 47,020円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。
講演順序・プログラムは変更となる場合がございます。予めご了承ください。
掲載している受講料は会員価格でございます。
お申し込み後はサイエンス&テクノロジーの会員登録をさせていただき、セミナー等のサービスのご案内を差し上げます。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2020/9/24 銅ナノ粒子のインク、ペースト化技術とその応用 オンライン
2020/9/29 ナノ粒子・微粒子の分散凝集の基礎と分散安定性の評価 オンライン
2020/9/30 ポリマーアロイの構造と物性制御 オンライン
2020/9/30 親水性ナノフィラーのポリマーへの高分散・配列制御技術とナノコンポジットの簡易調製および材料特性向上 オンライン
2020/10/1 ナノ粒子の配列・自己組織構造制御と評価法 オンライン
2020/10/6 乳化・懸濁重合の反応メカニズムと高分子微粒子の作製 東京都 会場
2020/10/8 スラリーの評価テクニックとそのポイント オンライン
2020/10/8 粒子分散液活用のための総合知識 オンライン
2020/10/8 粉体・微粒子の表面処理と機能性ナノコーティング技術 東京都 会場・オンライン
2020/10/8 基礎から学ぶフィラー活用術 オンライン
2020/10/9 Hansen溶解度パラメータ (SP値・HSP値) の基礎および微粒子・ナノ粒子の凝集・分散性評価への応用 オンライン
2020/10/16 セルロースの合成、構造制御と機能、応用 オンライン
2020/10/19 高剪断成形加工法の基礎と新規材料創出への応用 オンライン
2020/10/22 非水分散系における分散安定化技術と不良対策 オンライン
2020/10/23 熱伝導コンポジット材料の微視構造設計と特性評価 オンライン
2020/10/26 導電性カーボンブラックの使用テクニック オンライン
2020/10/26 高分子技術者のためのレオロジー入門 オンライン
2020/10/27 ポリマーアロイ・ブレンドで物性を制御するには? オンライン
2020/10/28 粉体技術者なら押さえておきたい粒子径・粒子径分布測定の基礎知識 オンライン
2020/10/30 ビーズミルによる分散・粉砕の基礎と最適化、スケールアップ・トラブル対策 オンライン