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高周波対応の材料設計に向けた「誘電率測定」技術

高周波対応の材料設計に向けた「誘電率測定」技術

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、誘電率測定の基礎から解説し、目的に合わせた測定法の選び方から測定精度の評価方法についてわかりやすく解説いたします。

開催日

  • 2020年2月20日(木) 13時00分16時00分

受講対象者

  • 高周波対応の材料や高周波デバイスの開発に関係する技術者

修得知識

  • 高周波基板や高周波デバイスの開発において必須となる誘電率測定技術
  • 目的に合わせた測定法の選び方
  • 測定精度の評価方法

プログラム

 近年、高速大容量の無線通信を可能にするミリ波帯電磁波の利用が急速に拡大しています。また、自動車レーダーやセキュリティシステムなど、電磁波の応用範囲も拡大しています。電磁波を利用するシステムでは、誘電体材料が基板やアンテナなどとして用いられており、その誘電率は設計やシミュレーションに必須のパラメータです。誘電率の測定は、周波数や材料の特性に応じて、様々な測定方法を使い分ける必要があります。また、電磁波の利用周波数や用途が拡大する中で、異なる測定系の結果を相互比較するための尺度として、誘電率測定における測定精度 (不確かさ) 評価の重要性も高まってきています。
 本講座では、高周波基板に用いられる低損失材料や、電磁波吸収体に用いられる高周波材料のマイクロ波からミリ波帯における誘電率測定を解説します。目的に合わせた測定法の選び方から測定精度の評価方法まで説明いたします。

  1. 誘電率測定のニーズと代表的な測定方法
    1. 誘電率の定義
    2. 誘電率測定のニーズ
    3. 代表的な測定方法
  2. 高損失材料の誘電率評価技術
    1. 反射伝送法の測定原理
    2. 測定精度 (不確かさ) 評価
  3. 低損失材料の面内方向誘電率評価技術
    1. スプリットシリンダー共振器法の測定原理
    2. 測定精度 (不確かさ) 評価
  4. 低損失材料の面直方向誘電率評価技術
    1. 平衡型円板共振器法の測定原理
    2. 測定精度 (不確かさ) 評価
    3. 測定再現性の向上に向けた取り組み
    4. 測定周波数の170GHzまでの拡張
    • 質疑応答

会場

江東区産業会館

第2会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
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複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

本セミナーは終了いたしました。

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