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医薬品製造現場におけるIoT活用と管理

医薬品製造現場におけるIoT活用と管理

~データ・インテグリティ要件を満たしつつ、効率的で効果的な運用策とは~
大阪府 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、医薬品製造現場における作業効率の向上の為のデバイス、ネットワークなどのIoT関連設備やその管理法を分かりやすく解説いたします。

開催日

  • 2020年2月7日(金) 10時30分 16時30分

修得知識

  • ラボの効率的、効果的な運用
  • データ・インテグリティの確立へ向けたIoT活用と活動のヒント
  • コンピュータ化システムバリデーションの基本プロセス

プログラム

 近年、ラボのデータ・インテグリティに焦点が当てられて来たが、データ・インテグリティを確保しつつ作業効率の向上が求められ、その推進のため様々なデバイス、ネットワークなどのIoT関連設備やその管理について関心が集まっている。
 本講では、そうした機器の要件や管理の方法論を検討し、コンピュータ化システムがデータ・インテグリティの最新の要件を満たしつつ、効率的、効果的に運用するための方策を、具体的なデバイス等の知見を交え、CSVとの関連を含めて確認する。

  1. IoTの展開
    1. IoTとは何か?
    2. なぜIoTなのか?
      1. データの収集、管理
      2. 記録の作成、保存、および管理
      3. 監査証跡とその未来
    3. データ・インテグリティの対策
      1. ALCOA+原則
      2. IoT機器管理基準
      3. Attributableはどこまで可能か?
  2. GMPで活躍するデバイス、ネットワーク、サービス
    1. LAN
    2. Wifi
    3. Bluetooth
    4. コモンキャリア
    5. クラウド
  3. LAN、ラボネット、プロネットの可能性
    1. スタンドアロンの現状と課題
      1. データ・インテ グリティ
      2. 設定管理
      3. ユーザ管理
      4. 日付・時刻管理
      5. バックアップ
      6. 監査証跡
      7. データレビュー
    2. ラボネットのケース・スタディ
      1. データ・インテグリティ
      2. システム課題解決のための取り組み
      3. 通称「無菌ネット」の試みと課題
      4. IoT設備の実装
  4. CSVの留意点
    1. システム要件の設定
      1. 非機能要件
      2. デバイスへの考慮
      3. ネットワークへの考慮
      4. サービスへの考慮
      5. テストの留意点
  5. 記録の管理
    1. SOP等の管理
    2. データ、記録の管理
    3. 紙データ、紙記録の管理と電子化
    4. ITシステムによる製造/品質管理に関する情報の一括管理と活用
    • 質疑応答

会場

ドーンセンター

4F 中会議室3

大阪府 大阪市 中央区大手前1丁目3-49
ドーンセンターの地図

主催

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お問い合わせ

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受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

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  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

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