技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

化粧品の微生物汚染と保存効力試験の進め方及び防腐システム構築

化粧品の微生物汚染と保存効力試験の進め方及び防腐システム構築

大阪府 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、化粧品の微生物汚染について基礎から解説いたします。
また、処方を行うにあたっての防腐システムの設計法、化粧品等の微生物汚染の動向とその原因と対策も含めて解説いたします。

開催日

  • 2019年10月9日(水) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 化粧品の技術者、開発者、研究者、品質担当者

修得知識

  • 化粧品産業における微生物部門の仕事
  • 化粧品等の微生物汚染の動向とその原因・対策
  • 保存効力試験の進め方
  • 処方を行うにあたっての防腐システムの設計の方針

プログラム

 化粧品に限らず微生物汚染は日常消耗品において多々問題になることが多い。
 本セミナーでは化粧品業界における微生物部門の仕事の概観をお話しし、その出荷後での汚染例 (回収されたもの) 、その傾向と分析から原因の考察を行います。
 次に保存効力試験の進め方とその解釈の仕方を説明し、保存効力試験の流れを理解していただきます。最後に処方を組むにあたって防腐システムをどのように考えていくかを述べたいと思います。

  1. 化粧品の微生物部門の仕事
    1. 化粧品の微生物汚染について
      1. 微生物汚染を防ぐ理由
      2. 過去の化粧品微生物汚染の例
      3. 汚染の原因およびその防止
    2. 化粧品の各部門の微生物に関する仕事
      1. 研究開発部門での仕事
      2. 品質管理部門での仕事
      3. 製造部門での仕事
  2. 化粧品の保存効力試験の進め方
    1. 保存効力試験の意義
    2. 保存効力試験の手順
      1. 保存効力試験に必要なもの
      2. 保存効力試験の流れ
      3. 実験計画の立て方
      4. 菌の接種
      5. 菌の回収
      6. 再現性の問題
    3. 保存効力試験の解釈
      1. 結果のまとめ
      2. 判定基準
      3. 結果の活用の仕方と最終判定に影響する事柄
    4. その他考慮すべきこと
      1. 使用するサンプルについて
      2. 保存効力試験以外に考えること
  3. 化粧品の防腐システムの構築
    1. 防腐剤とは何か?
      1. 防腐剤とは
      2. 防腐剤の功罪
      3. 化粧品に用いられる防腐剤
    2. 防腐システムの構築
      1. 防腐システムを確立する
        • 基本的な考え方
        • 処方への反映
        • 原料からの考え方
      2. 防腐剤フリー (パラベンフリー) について
        • 防腐剤フリー (パラベンフリー) の意義
        • 考慮するべきこと
    • 質疑応答

会場

ドーンセンター

4F 中会議室1

大阪府 大阪市 中央区大手前1丁目3-49
ドーンセンターの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/31 医薬品包装資材の供給者管理と工程バリデーションの留意点・トラブル解決事例 東京都 会場・オンライン
2024/5/31 微生物の分離・培養・同定の基礎&実践講座 オンライン
2024/5/31 GMP事例集 (2022年版) 徹底解説セミナー オンライン
2024/6/3 化粧品・医薬部外品・洗剤・雑貨商品開発のための効率的なデータ管理 オンライン
2024/6/3 高品質化に向けた乳化・分散・溶解・攪拌技術の基礎および化粧品・皮膚外用剤への応用 オンライン
2024/6/4 QA部門のためのGMP文書・記録類の照査のポイント オンライン
2024/6/4 ASEAN・台湾の最新化粧品申請制度解説 オンライン
2024/6/5 GMP超入門 オンライン
2024/6/5 化粧品をめぐる日本と海外の規制と動向 オンライン
2024/6/6 EOG滅菌のリスク (安全性・品質) と代替滅菌法事例 オンライン
2024/6/6 医薬品中の元素不純物分析のデータ試験・管理及びPMDA等の対応ポイント オンライン
2024/6/7 海外当局によるGMP査察への準備と対応 東京都 会場・オンライン
2024/6/7 プログラム医療機器 (SaMD) 開発における薬事規制および承認申請のポイント オンライン
2024/6/7 治験薬GMPの基本要件と実践のポイント オンライン
2024/6/7 試験部門 (QC) におけるデータの電子化とインテグリティ対策 オンライン
2024/6/7 原薬におけるMF登録・記載・適合性調査・照会対応とプロセスバリデーション結果を基にしたMFへの落し込み オンライン
2024/6/7 再生医療等製品/細胞治療製品における規制要件の理解と申請書作成のポイント (入門講座) オンライン
2024/6/10 薬機法、景品表示法、健康増進法に違反しない健康関連食品に関する広告マーケティング戦略とコピーライティング 2024 オンライン
2024/6/10 非GLP試験における信頼性確保 オンライン
2024/6/11 失敗事例から学ぶGMP教育訓練とクオリティカルチャー オンライン