技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

データ・インテグリティを軸にしたコンピュータ化システムバリデーション (CSV) 対応

データ・インテグリティを軸にしたコンピュータ化システムバリデーション (CSV) 対応

大阪府 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、CSVの基本プロセスから、Data Integrity確立のためのポイントについて解説いたします。
データ・インテグリティの確立を妨げているものについても検討し、ポイントを抽出し、それを打破する方法、手順について提案いたします。

開催日

  • 2019年9月4日(水) 12時30分 16時30分

修得知識

  • データ・インテグリティのドラフトガイダンスの基本精神
  • コンピュータ化システムバリデーションの基本プロセス
  • データ・インテグリティの確立に必要なシステム要件の概要
  • データ・インテグリティの確立へ向けた活動のヒント

プログラム

 現在もっとも注目されているテーマのひとつは「データ・インテグリティ」であることは論を待たないが、GxP環境におけるデータ・インテグリティの確立は、必ずしも順調ではなく、規制当局からの指摘も依然多い。
 本講演では、データ・インテグリティについて相次いで発行されたガイダンスを読み解き、データ・インテグリティを確立するために必要なコンピュータ化システムの要件についてコンピュータ化システムバリデーションも含めて検討するとともに、データ・インテグリティの確立を妨げているものについても検討し、ポイントを抽出し、それを打破する方法、手順について提案する。

  1. はじめに
  2. データ・インテグリティとは
    1. 今、最も注目されているトピック
    2. 医薬品の安全性、有効性、製品品質への信頼
  3. ALCOA原則
    1. ALCOA
    2. ALCOA +
    3. データ・インテグリティに関するリスク
  4. データ・インテグリティに関するドラフトガイダンスを読む
    1. ドラフトガイダンスから読み取れること
    2. データ・インテグリティ確保の戦略
    3. 成熟度モデル
  5. データ・インテグリティ推進の具体策
    1. 意識啓蒙、教育
    2. データガバナンスの方針決定と実践
    3. 手順と記録の整備
    4. データレビュー、監査証跡のレビュー
    5. コンピュータ化システムによる対策
    6. 対策の具体化
  6. データ・インテグリティを推進するコンピュータ化システムの要件
    1. ユーザ・アクセス管理
    2. 監査証跡
    3. 電子署名
    4. 日付時刻管理
    5. データ保護
    6. バックアップ/アーカイブ
  7. コンピュータ化システムのバリデーション
    1. バリデーションと要件
    2. システムバリデーション
    3. 様々なコンピュータ
    4. コンピュータ化システムバリデーション
    5. バリデーションとは
  8. 国内のガイドライン等
    1. ERES指針
    2. 適正管理ガイドライン
  9. コンピュータ化システムバリデーションのプロセス
    1. 期待、機能、設計およびテスト
    2. 報告書
  10. システムバリデーション完了後のコンピュータ化システム利用
    1. システムバリデーション完了後
    2. データレビュー、監査証跡レビュー
    3. バリデートされた状態の維持
  11. コンピュータ化システムの運用とデータ・インテグリティ推進
    1. データ・インテグリティの確保と浸透
    2. データ・インテグリティの成熟 (1) 監査証跡
    3. データ・インテグリティの成熟 (2) ユーザ・アクセス管理
  12. まとめ
    • 質疑応答

会場

ドーンセンター

4F 中会議室1

大阪府 大阪市 中央区大手前1丁目3-49
ドーンセンターの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 23,139円(税別) / 24,990円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 69,417円(税別) / 74,970円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

関連する出版物

発行年月
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応 (製本版 + ebook版)
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略 (製本版 + ebook版)
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション - (製本版 + ebook版)
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション -
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版)
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用
2023/1/31 新規モダリティ医薬品のための新しいDDS技術と製剤化
2023/1/31 超入門 改正GMP省令セミナー
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 (製本版 + ebook版)
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
2022/11/30 抗体医薬品製造
2022/7/29 ペプチド医薬品の開発・事業化戦略および合成・分析・製造ノウハウ
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策 (製本版 + ebook版)