技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

リチウムイオン2次電池・次世代電池の課題を解決する新規な電池理論

リチウムイオン2次電池・次世代電池の課題を解決する新規な電池理論

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、EV用電池として実用化されているリチウムイオン2次電池及び次世代電池について、現状やそれぞれが抱える課題・今後の展望を解説いたします。
また、様々な課題を解決し、更なる高性能化が期待できる新規な電池理論「片持ち論」 及び「篩膜理論」について、その原理・考え方から可能性などについて解説いたします。

開催日

  • 2019年8月29日(木) 13時30分 16時30分

受講対象者

  • 電池研究者・技術者
  • 自動車・自動車用部品技術者
  • EV化で影響を受ける技術者
  • 次世代電池に関心のある研究者

修得知識

  • 現行リチウムイオン2次電池の抱える課題
  • EV用次世代電池の開発動向および抱える課題
  • 新規電池理論の基礎知識

プログラム

 昨今、自動車分野においては、2019年中国NEV (ニューエネジーヴィークル) 規制に伴いEVの本格的普及が予測されており、EV用電池の動向が注目されている。
 本セミナーでは、EV用電池として実用化されているリチウムイオン2次電池及び次世代電池について、現状やそれぞれが抱える課題・今後の展望を解説する。 また、様々な課題を解決し、更なる高性能化が期待できる新規な電池理論「片持ち論」 (従来と異なり、負極カーボン中のリチウムイオンがカーボン壁のマイナスと引き合って安定に吸蔵される理論) 及び「篩膜理論」 (リチウムイオンは通過させるが、電解液分子は通過させない篩 (ふるい) 膜を用いる理論) について、その原理・考え方から可能性などについて解説する。

  1. 背景
    1. 講演内容
    2. 国内電池販売・生産実績
  2. リチウムイオン2次電池が抱える課題
    1. SEI (固体電解質界面) と電池劣化
    2. 発火事故例と原因
    3. デンドライトショート
    4. 電気化学的考察
    5. 突然死
  3. 次世代電池の現状及び抱える課題
    1. EV用リチウムイオン電池の見通し
    2. EV用電池の各社開発状況
    3. 改良型リチウムイオン電池の見通し
    4. 次世代電池の紹介と課題
    5. 全固体電池について
    6. 定置用としての各種電池の適性比較
  4. 新規な電池理論「片持ち論+篩 (ふるい) 膜」
    1. 現行理論の矛盾/両持ち論・クラスター論
    2. 新規な電池理論
    3. 計算化学による片持ち論の立証 (国プロ成果)
    4. 先端孔・篩膜の存在の立証
    5. 新規な電池理論「片持ち論・篩膜」の考察
  5. 総括

講師

  • 佐野 茂
    バッテリーコンシェルジュ
    代表

会場

ちよだプラットフォームスクウェア
東京都 千代田区 神田錦町3-21
ちよだプラットフォームスクウェアの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 41,667円 (税別) / 45,000円 (税込)
複数名
: 18,519円 (税別) / 20,001円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

シーエムシーリサーチからの案内をご希望の方は、割引特典を受けられます。
また、2名以上同時申込で全員案内登録をしていただいた場合、1名様あたり半額 (税込 20,000円)となります。

  • Eメール案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 37,037円(税別) / 40,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 37,037円(税別) / 40,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 55,556円(税別) / 60,000円(税込)
  • Eメール案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 41,667円(税別) / 45,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 83,333円(税別) / 90,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 125,000円(税別) / 135,000円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 23,148円(税別) / 25,000円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/4/25 リチウムイオン電池用導電助剤の開発動向と分散、活用技術 オンライン
2025/4/28 固体高分子電解質 (SPE) の基礎と応用 オンライン
2025/4/30 リチウムイオン電池の性能 (安全性、特性、劣化) の体系的知識と充放電特性、効率劣化診断・安全マネジメント技術 オンライン
2025/5/12 電気自動車 (EV) 用ワイヤレス給電の基礎と実用化への課題・今後の動向 オンライン
2025/5/13 LIB製造における塗工・乾燥のコツ、ドライ方式の最新動向 オンライン
2025/5/13 有機系材料を用いたナトリウムイオン電池の特性と最新研究動向 オンライン
2025/5/15 全固体電池に関する試験評価、構造解析の進め方 オンライン
2025/5/15 全固体リチウム電池・固体電解質材料の最新の研究動向 オンライン
2025/5/16 汎用リチウムイオン電池の特性・健全度 (劣化度) ・寿命の評価手法の詳細 オンライン
2025/5/19 高容量リチウムイオン二次電池正極材の材料設計 オンライン
2025/5/21 リチウムイオン電池の性能 (安全性、特性、劣化) の体系的知識と充放電特性、効率劣化診断・安全マネジメント技術 オンライン
2025/5/22 LIB製造における塗工・乾燥のコツ、ドライ方式の最新動向 オンライン
2025/5/22 リチウムイオン電池の基礎と高性能化を実現するシリコン負極の最新技術 オンライン
2025/5/23 汎用リチウムイオン電池の特性・健全度 (劣化度) ・寿命の評価手法の詳細 オンライン
2025/5/26 自動車用パワーエレクトロニクスの基礎と技術動向 東京都 会場
2025/5/26 有機系材料を用いたナトリウムイオン電池の特性と最新研究動向 オンライン
2025/5/27 リチウムイオン電池の寿命劣化防止にむけた材料技術 オンライン
2025/5/28 電気化学測定の基礎と実験データの解釈のポイント オンライン
2025/5/28 EV駆動用モータの信頼性向上に向けた絶縁技術と材料の適用 オンライン
2025/5/29 リチウム-硫黄二次電池および硫黄系正極活物質の開発動向と応用展望 オンライン

関連する出版物

発行年月
2021/4/26 全固体リチウムイオン電池の実用化と新たな材料市場
2021/4/16 2021年版 蓄電池・蓄電部品市場の実態と将来展望
2021/3/19 2021年版 モビリティ市場・技術の実態と将来展望
2021/2/19 2021年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望
2021/1/31 次世代EV/HEV用モータの高出力化と関連材料の開発
2020/12/11 2021年版 スマートデバイス市場の実態と将来展望
2020/12/1 リチウムイオン電池の安全性確保と関連する規制・規格と表示ルール 2021
2020/11/13 2021年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望
2020/8/21 2020年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
2020/4/17 2020年版 蓄電池・キャパシタ市場の実態と将来展望
2020/3/19 低炭素社会とバッテリーアグリゲーション
2019/12/13 2020年版 次世代自動車市場・技術の実態と将来展望
2019/11/29 リチウムイオン電池の分析、解析と評価技術 事例集
2019/11/15 2020年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望
2019/9/20 2019年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
2019/5/24 2019年版 蓄電池・キャパシタ市場の実態と将来展望
2019/4/1 車載用LIBの急速充電性能・耐久性と市場
2019/3/22 2020年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望
2019/3/22 2019年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望
2019/2/22 2019年版 車載用・産業用蓄電池市場の実態と将来展望