技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

直交表による実験計画とデータ解析の進め方

直交表による実験計画とデータ解析の進め方

東京都 開催 会場 開催 PC実習付き

概要

本セミナーでは、実験・測定・統計について基礎から解説し、少数の実験で目的とする情報を得るための直交表実験の基礎と実践のノウハウについて詳解いたします。

開催日

  • 2019年8月6日(火) 10時00分 17時00分

プログラム

 よく知られた要因実験では、因子数と水準が多くなると、実験数が増大し実施が困難となることが多い。とはいえ、場当たり的に実験を省略すると、計画は直交実験でなくなり、実験効率は著しく悪くなる。そこで、検討すべき要因を主効果と必要な交互作用に絞り、合理的な直交実験を機械的に計画できる手法が必要となる。それが直交表実験である。 直交表による実験計画は、多因子を同時に取り上げ、その中で重要な因子を見出すための実験であり、なるべく少数の実験で目的とする必要な情報を得る方法である。 実験の実施に際し、固有技術は当然必要であるが、これに優るとも劣らない不可欠の素養が実験計画法である。
 今、これらを重要視する技術者の育成と、企業風土の醸成が強く求められており、本セミナーを受講することによって、①効 率の良い実験計画の立て方、②得られたデータの正しい解析法、③統計的・客観的な判断基準の導き方を修得できる。

  1. 統計の基礎の復習:
    • 事実に基づく統計的推測とは
  2. データが従っている確率分布:
    • 正規分布 (u分布)
    • χ2 (カイ2乗) 分布
    • t分布
    • F分布など
  3. データの構造:
    • 得られるデータは真の要因効果に誤差が加わっている
  4. 分散分析:
    • 誤差に対して要因効果が大きいか否かを検証する
  5. 実験計画法概説:
    • 統計的な考え方に基づく実験計画とは
  6. 直交表実験:
    • 検討すべき要因を主効果と必要な交互作用に絞った合理的な直交実験
  7. 直交表実験の体験:
    • 上皿天秤の実験で直交表のご利益を知る
  8. 直交表実験計画の立て方:
    • 因子の割り付け方法
  9. Excelを活用し、得られたデータを解析する時間内演習
  10. 高度な実験計画法へとつづく道:
    • さらに複雑な実験計画、より効率の良い実験のやり方とは
  11. その他
    • ランダマイズの重要性
    • LTD (Learning through Discussion) 方式による体験的な演習
    • 質疑応答

講師

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 54,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 48,600円 (税込)

持参品

本セミナーでは、パソコン実習を行います。
当日はMicrosoft Excelをインストールした ノートパソコンをご持参下さい。
詳細はセミナーお申込み後に、ご連絡致します。

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 45,000円(税別) / 48,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 54,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 97,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 145,800円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/4/26 ExcelとPythonによる多変量解析 超入門 オンライン
2024/4/26 「統計的品質管理」総合コース2023 オンライン
2024/4/26 データサイエンスの基礎 オンライン
2024/4/26 安定性試験の評価と有効期間の設定 オンライン
2024/4/26 サンプリング試験 (ロットの合否判定方法) への応用 オンライン
2024/4/26 プロセスバリデーションと年次照査 (APR) への応用 オンライン
2024/4/26 ヒトにおける薬物動態予測 (2日コース) オンライン
2024/4/26 ヒトにおける薬物動態予測 (2) in vitroデータとPBPKモデルからの予測 オンライン
2024/4/26 製品品質照査の活用による製造工程、原料・資材及び製品規格の妥当性検証 オンライン
2024/4/26 品質管理の基礎 (4日間) オンライン
2024/4/26 品質管理の基礎 (2) オンライン
2024/4/26 Quality by Designのための実験計画法 オンライン
2024/4/26 分析法バリデーションへの応用 オンライン
2024/5/1 安定性試験実施の留意事項と安定性試験結果の統計解析/安定性予測・評価方法および有効期間の設定 オンライン
2024/5/1 ラボでの電子実験ノート管理・運用における経験からわかった電子情報管理の問題点・解決とDXの進め方 オンライン
2024/5/6 統計学の基礎から学ぶ実験計画法 (2日間) オンライン
2024/5/7 ベイズ統計の理論と方法 入門編 オンライン
2024/5/8 実験計画法・ベイズ最適化を用いた効率的な実験デザイン オンライン
2024/5/8 品質管理の基礎 (3) オンライン
2024/5/9 実験計画法における解析のコツとデータのまとめ方 東京都 会場