グローバルでの副作用の読替基準と3極の因果関係評価基準の違い
~日本と欧米の規制要件の違いや評価基準の違い、および日本の当局要件対応~
東京都 開催
会場 開催
開催日
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2019年2月15日(金) 13時00分
~
16時30分
プログラム
新医薬品の国際開発が進む中、欧米・アジアを含め、安全性情報の取り扱いには苦慮することが多い。
『治験安全性最新報告 (DSUR) 』がICH (E2F) でもトピックとして取り上げられて、市販品の『定期的安全性定期報告 (PSUR) 』と統合されることにより、今後は臨床開発段階から市販後に至る製品のライフサイクルを通じて一貫した安全性情報の収集、評価、提供、保存が行われるであろう。この状況に対応するためには、日本と欧米の規制要件の違いや評価基準の違い、日本の当局要件に対応するための対策を立てることが必要である。
本講座では、有害事象における3要件 (重篤性、因果関係、予測性評価) を復習しつつケーススタディを示しながらグローバルでの副作用の読替基準と3極の因果関係評価基準の違いについてまとめたい。
本講座では、有害事象における3要件 (重篤性、因果関係、予測性評価) について解説し、実際の症例を検討することによって日本と欧米の規制要件の違いや評価基準の違い、日本の当局要件に対応するための対策を立てることをねらいとしている。
- 有害事象における3要件
- 重篤性評価
- 因果関係の歴史的背景
- 情報の要素としての予測性評価
- 因果関係評価基準
- 副作用の読替基準
- 包括的病名と具体的病名
- 確定病名と経過暫定病名
- 同一原因・発生機序によるケース
- 同一臓器障害のケース
- 外観上視覚的類似のケース
- 包含関係のケース
- 同一疾患別用語報告ケース
- 相互重複範囲のケース
- 制度上別範疇に評価すべきケース
- 病名が重なるため紛らわしいケース
- 海外症例検討 (ケーススタディ)
- 症例1
- 症例2
- 症例3
- 症例4
講師
大手外資系製薬企業 臨床開発担当者 安全管理責任者 医学博士
主な業務
- 臨床試験プロトコル作成
- 有害事象安全性評価・報告
- 当局査察対応
主催
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お問い合わせ
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)
受講料
1名様
:
38,000円 (税別) / 41,040円 (税込)
複数名
:
20,000円 (税別) / 21,600円 (税込)
複数名同時受講の割引特典について
- 2名様以上でお申込みの場合、
1名あたり 20,000円(税別) / 21,600円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,040円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
- 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
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- 他の割引は併用できません。