技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

オーファンドラッグ (希少疾病用医薬品) の開発・臨床試験のポイント

オーファンドラッグ (希少疾病用医薬品) の開発・臨床試験のポイント

~オーファンドラッグのプロジェクトマネジメントのポイントは / 様々なマネジメントアプローチによる分析~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2018年9月26日(水) 10時30分 16時30分

修得知識

  • オーファンドラッグのプロジェクトマネジメントのポイント
  • マネジメントアプローチによる分析

プログラム

 2010年問題と言われた大型製品の特許切れを境に、新薬開発の重点領域はブロックバスター型から、アンメットメディカルニーズに狙いを定めたニッチバスター型へのパラダイムシフトが起こりました。そして、その具体的な選択肢としては、オーダーメイド医療、再生医療、そしてオーファンドラッグ (希少疾病用医薬品) 等が挙げられます。
 しかしながら、オーファンドラッグは、その患者の希少性から診断や治療の経験の豊富な医師や医療機関が多くありません。また、臨床試験 (治験・臨床研究) の実績も決して豊富ではないことから、オーファンドラッグの開発、特に臨床開発は決して容易なものではありません。
 本講座では、様々なマネジメントアプローチの切り口から、オーファンドラッグの開発や臨床試験を実施する上でのポイントを分析します。そして、実際にオーファンドラッグの開発や臨床試験を行うにあたって、正しい照準設定をするための最低限の知識と概念を理解することを目標とします。

  1. はじめに
    1. 難病とは?
    2. 指定難病とは?
    3. 希少疾患とは?
  2. 「Management=マネジメント」について
    1. Hotは辛い?熱い?
    2. 管理はManagement?Control?
    3. いろいろなManagement
    4. Peter Ferdinand Druckerから学ぶこと
  3. オーファンドラッグのリーガルマネジメント
    1. オーファンドラッグの指定制度
    2. オーファンドラッグの指定基準
    3. オーファンドラッグの支援措置
    4. オーファンドラッグの指定手続き
    5. オーファンドラッグの薬価算定の仕組み
    6. 規制当局とのコミュニケーション
    7. 行政機関の役割
  4. オーファンドラッグのビジネスマネジメント
    1. オーファンドラッグのビジネスモデル
    2. ステークホルダーマネジメント
      1. KOL
      2. 患者会
    3. セールス (営業)
    4. マーケティング
    5. サプライチェーン
  5. オーファンドラッグの臨床試験品質マネジメント
    1. Small Clinical Trials
    2. これまでの日本の臨床試験における品質管理 (QC) ・品質保証 (QA) の考え方
    3. ISO9001に基づく品質マネジメント (QM) の考え方
    4. 臨床試験の品質マネジメントシステム (QMS)
    5. リスクマネジメントとリスクベーストアプローチの関係
  6. オーファンドラッグのプロジェクトマネジメント
    1. プロジェクトマネジメントについて
    2. プロジェクトマネジメントの組織 (例)
    3. Matrix Management
    4. プロジェクトチーム (PT)
    5. プロジェクトマネジャー (PM) とプロジェクトリーダー (PL)
    6. PMBOK 10の知識エリア
    7. タイム (スケジュール) マネジメント
    8. コストマネジメント
    9. 品質マネジメント
    10. リスクマネジメント
    11. チェンジマネジメント
  7. オーファンドラッグの調達 (プロキュアメント) マネジメント
    1. サイトマネジメント
    2. CROマネジメント

会場

江東区産業会館

第1会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 23,139円(税別) / 24,990円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 69,417円(税別) / 74,970円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/5/7 医薬品リスク管理計画 オンライン
2025/5/7 R&D領域のデューデリジェンスで確認すべき (した方がいい) ポイントとリスク対応の考え方 オンライン
2025/5/7 プロセスバリデーションセミナー (医薬品) オンライン
2025/5/8 海外製品導入/導出品のCTD-Q (CMC申請資料) 作成の留意点と照会事項削減のポイント オンライン
2025/5/9 体外診断薬の開発・事業化戦略と期待される要素技術 オンライン
2025/5/9 医薬品開発における臨床薬理試験の計画作成と進め方 オンライン
2025/5/9 臨床QMSを意識した治験のIssue分析とCAPAマネジメント実践的運用 オンライン
2025/5/9 試験部門 (QC) における監査証跡とそのレビュー方法 オンライン
2025/5/12 「洗浄バリデーション」「マルチパーパス設備洗浄評価基準」コース オンライン
2025/5/12 無菌・滅菌製品、滅菌プロセス、滅菌バリデーション 業務者教育コース オンライン
2025/5/12 無菌・滅菌製品、滅菌プロセス、滅菌バリデーション 業務者教育コース Aコース (初心者コース) オンライン
2025/5/12 高薬理活性物質を扱うマルチパーパス設備での洗浄評価基準と洗浄管理の留意点 オンライン
2025/5/12 QbDに基づく医薬品開発の考え方と安定性試験結果の統計解析の手法 オンライン
2025/5/13 再生医療等製品における承認申請・審査 (品質・非臨床・臨床試験) の留意点と当局の要求事項/考え方 オンライン
2025/5/14 洗浄バリデーションにおける「残留許容値の設定」「ホールドタイム (DHT/CHT/SDT/SHT) の留意点」「ワーストケースロケーション (WCL) とスワブ数の例」「回収率テストの事例」 オンライン
2025/5/16 無菌・滅菌製品、滅菌プロセス、滅菌バリデーション 業務者教育コース Bコース (実務者コース) オンライン
2025/5/20 クラウド活用の留意点とCSV実践 / SaaSのバリデーションとIaaS/PaaSクラウド基盤の適格性評価 東京都 会場・オンライン
2025/5/21 化学プロセスにおける設備スケールアップとコスト試算・設備投資採算性検討 オンライン
2025/5/21 グローバルファーマコビジランス監査の実践 オンライン
2025/5/23 開発・技術・研究部門における中堅・リーダーに求められるビジネススキル オンライン

関連する出版物

発行年月
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書
2013/1/28 造粒・打錠プロセスにおけるトラブル対策とスケールアップの進め方
2012/5/10 文書管理システム 技術開発実態分析調査報告書
2012/5/10 文書管理システム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2012/3/29 治験中 / 市販後における3極安全性情報の収集・報告・評価実務と相違
2012/3/13 超入門 GMP基礎セミナー
2012/3/5 育毛剤・発毛剤 技術開発実態分析調査報告書
2012/2/16 システムの適格性確認および回顧的バリデーションの具体的実施方法
2012/2/14 LIMS導入に関する導入の留意点セミナー
2012/2/9 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応のための「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2012/1/20 24年度診療報酬改定におけるDPC評価の全貌
2011/12/22 光学活性医薬品開発とキラルプロセス化学技術
2011/12/14 QCラボにおける厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応セミナー
2011/12/10 製薬大手5社 技術開発実態分析調査報告書
2011/11/7 eCTD申請 「-ここまで身近になったeCTD申請-」
2011/9/1 厚労省ER/ES指針対応実施の手引き
2011/8/29 グローバルスタンダード対応のためのCSV実施方法
2011/8/24 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応 "SOP作成"実践講座
2011/8/3 「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法