技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
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(2018年7月19日 10:00〜11:30)
敗血症は死亡率が高く、治療が遅れると死に至る症例も少なくない。敗血症の早期診断は、救命可能な治療を早期に施すために極めて重要であるが、そのマーカーとして臨床上の有用性が確立されたものは少ない。現在敗血症の診断には、CRP、TNF – α、 IL – 6などのマーカーが一般に有用とされ、患者の血液検査などと合わせて利用されている。しかし、感染徴候がなく侵襲の強い外傷によるSIRSの患者でもCRP、 TNF、IL – 6などが上昇するため、感染症によるSIRSの患者 (敗血症) との差が認められず診断は困難といわれている。
本講演では、このような敗血症診断や検査の現状および将来有用と思われるバイオマーカーや、当教室の関連研究内容について言及したい。
(2018年7月19日 12:15〜13:45)
敗血症は世界的な統計で死因の一位を占め続けている。先進国のICU内集学的治療でも致死率は約25%にとどまっており、大きな改善はない。このような背景のもと、2012年以来世界敗血症キャンペーンが実施され種々のレベルで啓蒙活動が活発に展開されるようになったが、治療上の進歩は殆どないと言わざるを得ない。
本講演では、最近演者らがマウスのCLPモデルで見出した敗血症の新規病態メカニズムを紹介し、併せてヒト患者での解析結果について述べる。これらの基礎研究成果に基づき、新規の敗血症治療薬について提案する。
(2018年7月19日 14:00〜15:30)
2016年2月に発表された最新の敗血症 (sepsis) 診断基準である“敗血症および敗血症性ショックの国際コンセンサス定義第3 版 (Sepsis – 3) ”までの敗血症診断基準の変遷を学び、重度敗血症における臓器障害の重要性について解説する。
また、2016年〜2017年にかけて公開された敗血症に関する診療ガイドライン (J – SSCG 2016、SSCG 2016) の骨子を紹介する。さらに、敗血症に関連した臓器障害の一つであると考えるべきDICについて、本邦と欧米の認識の違いについて学び、DIC治療薬のニーズを探る。
(2018年7月19日 15:45〜17:15)
敗血症の特徴と主に凝固能異常との関係や血液凝固検査に関する内容について解説する。
発行年月 | |
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2020/3/30 | 当局要求をふまえたデータインテグリティ手順書作成の要点 |
2020/3/24 | リアルワールドデータの使用目的に応じた解析手法 - 各データベースの選択と組み合わせ - |
2020/2/27 | 海外データ (試験施設) /海外導入品の信頼性基準適用と効率的なデータ利用・CTD申請 |
2019/8/1 | データインテグリティ規程・手順書 |
2019/6/27 | FDAが要求するCAPA導入の留意点 |
2019/6/27 | EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用 |
2019/5/31 | 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向 |
2019/4/24 | 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集 |
2018/11/30 | 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価 |
2018/10/30 | 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2 |
2018/9/28 | 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発 |
2018/8/31 | がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発 |
2018/7/31 | 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集 |
2018/6/29 | 医薬品グローバル開発に必要な英語実務集 |
2018/5/30 | GVP Module改訂をふまえたEU Pharmacovigilance規制の実装 |
2018/5/18 | 創薬のための細胞利用技術の最新動向と市場 |
2018/4/25 | 統計学的アプローチを活用した分析法バリデーションの評価及び妥当性 |
2018/1/30 | バイオ医薬品のCTD-Q作成 - 妥当性の根拠とまとめ方 - |
2017/9/29 | 疾患・病態検査・診断法の開発 |
2017/8/31 | きのこの生理機能と応用開発の展望 |