技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

化粧品処方設計の基礎講座

化粧品処方設計の基礎講座

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2018年5月24日(木) 12時30分 16時30分

修得知識

  • 乳化、可溶化、分散
  • 化粧品の製剤化
  • 乳化安定化技術

プログラム

 近年、化粧品の商品サイクルは非常に短くなっており、処方開発にもスピードが求められている。しかしながら、日々の業務に追われ、処方化の基礎を学ぶことに十分な時間を割くことができないのが現状ではないかと思われる。
 本セミナーでは、若手の化粧品処方開発担当者を対象とし、界面活性剤や乳化、製剤化の基礎的な知識や、界面活性剤の選択方法等についての説明を行う。また、さらに乳化製剤にフォーカスし、安定化のポイントや処方上のテクニック等についても紹介する。こういった基礎の部分をしっかりと理解しておくことが、処方開発スピードの短縮化へ繋がるものと確信している。本セミナーが今後の処方開発の一助となれば幸いである。

  1. 界面活性剤とは
    1. 界面活性剤の特徴
    2. 界面活性剤の種類
    3. 界面活性剤のHLB
    4. HLB測定方法
  2. 酸化エチレン系界面活性剤の特徴
    1. 曇点
    2. 転相
  3. 乳化、可溶化
    1. 乳化、可溶化とは
    2. 可溶化力の高い界面活性剤とは
    3. 化学的乳化方法と物理的乳化方法
    4. 乳化に影響を及ぼす因子
  4. 分散
    1. 分散とは
    2. 安定な分散状態を得るためには
    3. 分散に適した界面活性剤
  5. さまざまな乳化方法
    1. HLB乳化法
    2. 液晶乳化法
    3. D相乳化法
  6. 乳化物の安定化
    1. 乳化物の不安定化機構
    2. ストークスの式
    3. 安定な乳化物を得るためには
  7. その他化粧品原料
    1. 油剤
    2. 保湿剤
    3. 界面活性剤の挙動、乳化に影響を及ぼす成分
  8. まとめ
    • 質疑応答

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 第2研修室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 23,139円(税別) / 24,990円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 69,417円(税別) / 74,970円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/3/28 界面活性剤の上手な使い方 オンライン
2025/3/28 シリカ微粒子・合成シリカの基礎と分散・凝集制御および表面改質 オンライン
2025/3/28 皮膚の測定・評価法と化粧品の有用性評価試験実施のポイント オンライン
2025/3/28 チクソ性の基礎、制御、測定・評価と実用系への活用方法 オンライン
2025/3/31 分散度と安定性を両立させるナノ粒子・微粒子分散の具体的方法と勘所 オンライン
2025/3/31 へアケア処方の変遷と技術動向 オンライン
2025/4/1 化粧品設計開発のためのレオロジーの基礎知識と実践的評価手法 オンライン
2025/4/2 分散剤の使い方、選択と配合技術 オンライン
2025/4/2 顔料分散法と具体的利用法・応用技術 オンライン
2025/4/7 皮膚の測定・評価法と化粧品の有用性評価試験実施のポイント オンライン
2025/4/8 溶解度パラメータ (HSP値) の基礎から、計算・測定法、最新活用術 オンライン
2025/4/9 シリカ微粒子・合成シリカの基礎と分散・凝集制御および表面改質 オンライン
2025/4/9 高品質化に向けた乳化・分散・溶解・攪拌技術の基礎および化粧品・皮膚外用剤への応用 オンライン
2025/4/9 へアケア処方の変遷と技術動向 オンライン
2025/4/10 高分子・ポリマー材料の重合、製造における研究実験から生産設備へのスケールアップ技術 オンライン
2025/4/11 化粧品・部外品のGMPと品質監査のポイント オンライン
2025/4/15 美・健康・老化予防に関する計測技術および官能評価・有効性評価のポイント オンライン
2025/4/15 化粧品品質安定性確保と評価の進め方・トラブル対応 オンライン
2025/4/15 ナノフィラーの高分散・充填化技術の基礎と機能性ナノコンポジットの開発動向 オンライン
2025/4/15 高品質化に向けた乳化・分散・溶解・攪拌技術の基礎および化粧品・皮膚外用剤への応用 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/8/30 塗工液の調製、安定化とコーティング技術
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/8/31 分散剤の選定法と効果的な使用法
2021/12/24 動的粘弾性測定とそのデータ解釈事例
2021/10/29 金属ナノ粒子、微粒子の合成、調製と最新応用技術
2021/2/16 ポリマーアロイ/ブレンドにおける相溶性・分散条件の最適設計、評価応用の最新技術
2020/11/30 高分子の成分・添加剤分析
2020/1/31 溶解度パラメータ (SP値・HSP値) の求め方と微粒子の分散安定化への活用術
2018/2/28 顔料分散の基礎講座
2016/11/29 二軸押出機
2014/10/27 化粧品に求められる使用感の共有と感性価値の数値化・定量化
2014/8/25 粉砕・分散技術の基礎と応用・トラブルシューティング
2014/7/15 化粧品13社〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/7/15 化粧品13社〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/7/15 乳化・懸濁重合法の基礎と応用
2014/5/15 美容液・化粧水 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/5/15 美容液・化粧水 技術開発実態分析調査報告書
2014/4/30 微粒子最密充填のための粒度分布・粒子形状・表面状態制御
2013/8/28 化粧品・医薬部外品およびその原料の安全性評価と規格・試験法設定
2013/7/25 正しい分散剤の選定・使用方法と、分散体の塗布性を上げる添加剤技術