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電気化学反応・電極反応のメカニズムと電気化学測定法および電極/溶液界面の解析

1日で学ぶ

電気化学反応・電極反応のメカニズムと電気化学測定法および電極/溶液界面の解析

~電気化学の基礎、いろいろ組み合わせた各種測定法、CV法、交流インピーダンス法~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、これから、燃料電池、リチウムイオン電池、腐食、センサーなどの研究を始める人たちに十分に役に立つように電気化学の基礎の基礎から講義いたします。

開催日

  • 2018年4月19日(木) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 電気化学に関連する技術者、研究者
    • 燃料電池
    • リチウムイオン電池
    • 腐食
    • センサー など

修得知識

  • 電気化学測定法の測定法
  • ボルタモグラムの見方・考え方
  • 電気化学反応の速度論的解析方法
  • 電極/溶液界面の各種解析方法の実際

プログラム

 これから、燃料電池、リチウムイオン電池、腐食、センサーなどの研究を始める人たちに十分に役に立つように電気化学の基礎の基礎から講義します。
 最新の研究に使われている様々な電気化学測定法も解説し、押さえておかなければならない基本原理が身につけられるように詳しく説明します。電気化学の基礎がわかれば様々な研究にスムーズに入ることができます。どうも電気化学が苦手だなと思っている方、是非ご参加ください。

  1. 電気化学の基礎
    1. 電池・電気分解から始める電気化学の基礎の基礎
    2. 電気化学反応の速度論/バトラー・ボルマーの式の中身を理解する
    3. 電気化学反応の中身:電子移動過程と物質移動過程
    4. 電極/溶液界面の構造:電気二重層の概念
    5. 電気化学測定装置の基礎
  2. 定電流法・定電位法・サイクリックボルタンメトリー
    1. 速度論の基礎の基礎:ターフェル式の利用
    2. 定電位ステップで物質の拡散係数を見積もる
    3. 定電流ステップで物質の濃度を測定する
    4. パルスボルタンメトリーで電極反応を詳しく解析する
    5. 電気化学反応の可逆系と非可逆系でのボルタモグラムの違いを理解する
    6. 電気化学反応の精密解析法の理解
    7. 均一系化学反応が組み合わさった場合の電気化学反応がどのようなボルタモグラムを示すか
    8. 測定法の注意事項
    9. 回転電極法を用いた速度論的解析
  3. 電極/溶液界面のための電気化学測定法と組み合わせた各種測定法
    1. IR、ラマン分光法
    2. 水晶振動子マイクロバランス法
    3. STM
    4. 質量分析法
    5. その他
  4. 交流インピーダンス法の基礎と実際の応用例
    1. 基礎概念
    2. 測定法の基礎
    3. 実験結果の読み方
    4. 様々な応用での実験方法と実験結果の読み方
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 松本 太
    神奈川大学 工学部 物質生命化学科
    教授

会場

東京流通センター

2F 第5会議室

東京都 大田区 平和島6-1-1
東京流通センターの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

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