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センサフュージョンのための状態推定アルゴリズム解説と自動車の自動運転への展開

センサフュージョンのための状態推定アルゴリズム解説と自動車の自動運転への展開

~LIDARを用いた周辺環境認識と移動物体の運動推定への応用~~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、現在の自動運転自動車のセンシングに欠かせないセンサとなっているLIDARを取り上げ、自動運転自動車周囲に存在している移動物体の運動推定手法を題材とした状態推定アルゴリズムの解説を行います。

開催日

  • 2018年4月9日(月) 10時30分 17時00分

受講対象者

  • センサに関連する技術者、開発者
  • 画像処理・物体認識に関連する技術者、研究者
  • 自動車の自動運転に関連する技術者、開発者

修得知識

  • LIDARを用いた周辺環境認識
  • 移動物体の運動状態推定
  • 複数物体追跡の基礎
  • 自動車の運転支援・自動運転におけるセンサフュージョンの技術動向

プログラム

 現在、自動運転自動車に関する研究開発が世界各国で活発に行われている。この自動運転自動車の開発には従来人間が行っていた認知判断操作を車載センサおよびコンピュータにより代替させる必要がある。このような自動車には、不確実性のあるセンサ情報を如何に尤もらしく解析し、適切な判断を行うセンサ情報処理アルゴリズムが必要となります。
 本セミナーでは、現在の自動運転自動車のセンシングに欠かせないセンサとなっているLIDARを一例として取り上げ、自動運転自動車周囲に存在している移動物体の運動推定手法を題材とした状態推定アルゴリズムの解説を行います。また、金沢大学の実装例を交えて解その他の自動運転全般の技術の概要についても解説する

  1. 自動運転自動車に関する研究動向と必要技術
    1. 研究動向と必要技術
    2. オンボードセンサの実例
  2. LIDAR を用いた周辺環境認識
    1. 走行空間認識の概要
    2. ポイントクラウドからの物体識別
  3. 移動物体の運動状態推定
    1. 誤差統計量の表現方法
    2. 最小分散推定とマルチセンサフュージョン
    3. カルマンフィルタによる状態推定
  4. 移動物体の時系列的追跡
    1. カルマンフィルタとデータアソシエーション
    2. マルチターゲットトラッキング
  5. 自動車の自動運転への適応

講師

  • 菅沼 直樹
    金沢大学 高度モビリティ研究所
    教授

会場

株式会社オーム社 オームセミナー室
東京都 千代田区 神田錦町3-1
株式会社オーム社 オームセミナー室の地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 49,950円 (税別) / 53,946円 (税込)
1口
: 59,000円 (税別) / 63,720円 (税込) (3名まで受講可)
本セミナーは終了いたしました。

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