技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医薬品マーケティング入門講座

医薬品マーケティング入門講座

~セグメンテーション / ターゲティング / ポジショニング / KOL / KPI~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2017年12月25日(月) 10時30分 16時30分

修得知識

  • 戦略立案にあたり重要なSTP、特にセグメンテーションの考え方
  • KOLの役割と具体的な支援内容
  • 協力を依頼するKOLの選定基準 (指標・考え方)
  • KOLの短中長期的な管理・育成戦略
  • 将来的なKOLや競争他社と被らないKOLの探し方
  • 医療用医薬品のマーケティング・製品戦略の具体的な構築の仕方

プログラム

第1部. 効果的なSTP戦略

(2017年12月25日 10:30~12:00)

 戦略を立案するに際しまず着手することは綿密な市場分析だろう。その分析結果をもとに的確なセグメンテーション→ポジショニング→ターゲティングができればレベルが高く実行可能な戦略を立案することができる。この講演ではセグメントの考え方とその選定方法について解説する。

  1. 医薬品マーケティングの概念
  2. 戦略と戦術 (一般論)
  3. セグメントの考え方
    1. 顧客のセグメンテーション
      1. 医師のセグメンテーション
      2. 施設のセグメンテーション
      3. 患者のセグメンテーション
    2. プロダクトのセグメンテーション
  4. STPを意識した戦略展開

第2部. PM (プロダクト・マネージャー) の立場からみたKOLの選定および育成のポイント

- 具体例・実例を中心に解説 –

(2017年12月25日 12:45~14:15)

 ヘルスケア企業のPMに与えられた最大の使命は、担当商品をその領域や市場におけるトップ商品に育てあげ、販売額、収益性、成長性の極大化およびライフサイクルの延長をはかることです。そのためには高度な臨床知識・実績を持つ医師 (KOL) と連携を取り合う関係性構築が必然となります。とくにKOLと呼ばれる全国の処方医師に対して「影響力」を有している人物を発掘し効果的に活用することにより、担当商品の売上の最大化を目指す活動を行うことができます。すなわち、理想のKOLを発掘し上手にお付き合いをしていくことの重大さ並びにマネジメントしていくことの目的は担当商品の売上の継続的な成長と最大化にあります。
 実際のPM経験を通じて得たKOLの発掘の仕方、育成の在り方、その重要性、将来への布石の打ち方などを『具体的な過去の実例』を交えながらわかりやすく解説していきます。

  1. ヘルスケア企業のPMに与えられた使命
    1. PMの最大の任務
    2. KOL との関係性構築は必然
  2. KOLマネジメント
    1. 求められるKOL
    2. マトリックス分析によるKOL
      1. 「自社シンパ」
      2. 「中立的」
      3. 「育成対象」
      4. 「他社シンパ」
  3. KOL選考のための指標・考え方
  4. KOLの短中長期的な管理・育成戦略 (KOLの役割・支援内容) <具体例・実例を中心に解説>
    1. ライフサイクルの延長のための布石 (中長期的)
      1. 剤型追加 (姉妹品追加)
      2. 効能・効果の拡大
    2. 成長性の極大化のための布石 (中長期)
    3. 販売額増加のための布石 (短中期)
      1. 学会のランチョンセミナーの講師依頼 (モーニング、イブニングも含む)
      2. 社内MRの研修講師として招聘
      3. 新発売記念講演会の企画 (エリアのKOLと講演会)
      4. 研究会活動でKOLの育成
      5. その他
  5. KOL選定上の注意点
  6. 理想的なKOLの構成
    1. 複数パートに分けて構成する
    2. 将来に向けてのKOLの選定・育成の仕方

第3部. 設定したKPI達成に連動して、売上目標も達成するためのマーケティング戦略と手法

(2017年12月25日 14:30~16:30)

 最終的なゴールである売上目標や市場浸透率などを達成するためのロードマップが適切に作成できれば、同時にKPIの設定と運用も決まってくる。ロードマップを適切に作成するためには、SWOT分析⇒STPのプロセスを経ることとなるが、医薬品において、これらをどのようにおこなっていくのかを、具体例を用いて紹介する。

  1. マーケティング・製品戦略の基本的な考え方の習得
    1. 最適なセグメンテーションをおこなうためのSWOT分析の活用と課題の抽出法
    2. セグメンテーション及びターゲティングの手法
    3. ターゲットセグメント固定における重要な考え方
    4. 目標達成に繋がるKPI設定と運用法
  2. 製品例におけるターゲティング手法・KPIの紹介
  3. 製品価値の訴求の仕方の紹介
  4. 製品ステージ (導入期、伸長期、成熟期、衰退期) に基づいたマーケティング・製品戦略
    1. 導入期、伸張期、成熟期、衰退期のステージ判断
    2. 製品ステージ別KPIの決め方基準
    3. 販売予算の決め方

会場

江東区産業会館

第5展示室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき 43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき 23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/12/6 共創の知財戦略による新規事業の創出と実施体制の構築 オンライン
2024/12/6 現場の視点で考える効果的な洗浄バリデーションのポイントと継続的な検証 オンライン
2024/12/6 GMPが空調設備に求める交叉汚染防止要件とその管理 オンライン
2024/12/6 効率的・効果的な監査証跡レビュー対応の考え方 オンライン
2024/12/6 コンピュータシステムバリデーション (CSV) で要求される各規制・ガイドラインの理解 オンライン
2024/12/6 シナリオプランニングを活用したロードマップ策定・実行の具体的手法 オンライン
2024/12/9 PIC/Sを踏まえた治験薬GMPガイドラインと運用上の注意点および三極 (日米欧) 規制の解説 オンライン
2024/12/9 PIC/S GMPをふまえた医薬品のサンプリング基礎知識 オンライン
2024/12/9 包装工程のバリデーションの重要ポイントと工程トラブル事例 オンライン
2024/12/9 コンプライアンス違反の事例から学ぶGMP現場の改善策 オンライン
2024/12/9 核酸医薬品の特許戦略 オンライン
2024/12/10 GMP/GDPにおける汚染管理戦略としてのペストコントロールの実態と査察指摘事項 オンライン
2024/12/10 CSR、SDGsを考慮した食品飲料、無菌医薬品、化粧品、医療機器等包装容器の電子線滅菌について オンライン
2024/12/10 再生医療を含めた国際共同治験の進め方と各ステージ毎における対応手法 オンライン
2024/12/10 中小製薬企業のためのテーマ創出・研究開発・製品戦略の策定・推進 オンライン
2024/12/10 QMS構築によるオーバークオリティ判断と治験効率化にむけた活用 オンライン
2024/12/10 医薬品開発段階での処方・製法変更におけるBE試験の考え方と生物学的同等性確保のための開発戦略 オンライン
2024/12/11 医薬品ライセンス基礎講座 2日間講座 オンライン
2024/12/11 開発段階に応じた治験薬GMP対応とICH Q14 (分析法の開発) への取り組み オンライン
2024/12/11 炎症性腸疾患における治療・薬剤選択の実際と今後の展望 オンライン

関連する出版物

発行年月
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書
2013/1/28 造粒・打錠プロセスにおけるトラブル対策とスケールアップの進め方
2012/3/29 治験中 / 市販後における3極安全性情報の収集・報告・評価実務と相違
2012/3/13 超入門 GMP基礎セミナー
2012/3/5 育毛剤・発毛剤 技術開発実態分析調査報告書
2012/2/16 システムの適格性確認および回顧的バリデーションの具体的実施方法
2012/2/14 LIMS導入に関する導入の留意点セミナー
2012/2/9 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応のための「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2012/1/20 24年度診療報酬改定におけるDPC評価の全貌
2011/12/22 光学活性医薬品開発とキラルプロセス化学技術
2011/12/14 QCラボにおける厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応セミナー
2011/12/10 製薬大手5社 技術開発実態分析調査報告書
2011/11/7 eCTD申請 「-ここまで身近になったeCTD申請-」
2011/9/1 厚労省ER/ES指針対応実施の手引き
2011/8/29 グローバルスタンダード対応のためのCSV実施方法
2011/8/24 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応 "SOP作成"実践講座
2011/8/3 「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2011/7/10 抗癌剤 技術開発実態分析調査報告書
2011/7/5 分析機器やLIMSのバリデーションとER/ES指針