医薬品工場における原価マネジメント
~原価計算と製造原価低減への取り組み / 原価を構成する要素ごとの原価低減のポイント、原価情報活用~
東京都 開催
会場 開催
演習付き
概要
本セミナーでは、医薬品工場の製造原価について、原価計算の基礎について練習問題も交えながら解説し、事例を交えながら、原価を構成する要素ごとに原価低減の進め方、原価情報の活用について詳解いたします。
開催日
-
2017年11月28日(火) 10時30分
~
16時30分
受講対象者
- 医薬品の開発・設計・技術担当者、管理監督者、原価管理コストダウン関係部門の担当者など
修得知識
- 医薬品産業のおかれている環境と原価マネジメントの必要性
- 医薬品の製造原価計算の理解
- 原価低減活動を進めるポイント
プログラム
高額薬剤問題に端を発し毎年薬価改定が議論されている。後発医薬品比率80%という数値目標の前倒し、長期収載品の特例薬価引き下げなど、薬剤費の増加抑制になりふり構わずといった環境の中、製薬メーカーとして適正な利益を確保していくためには更なる製造原価低減に取り組むことが必須となってきています。
製造原価低減に取り組むうえで重要なのは、製造原価計算における数値の持つ意味を正しく理解し、活用し、原価低減活動の目標設定や評価につなげていくことです。
本セミナーでは、医薬品工場の製造原価について、原価計算の基礎を練習問題も交えながら解説し、原価を構成する要素ごとに原価低減の進め方のポイント、原価情報の活用については事例を交えながら考察します。
- 医薬品企業をとりまく環境
- 海外製薬企業の動向 – ビジネスモデルの多様化
- 世界の中での日本の製薬業
- 医薬品産業強化総合戦略と医薬品産業ビジョン2013 のインパクト
- 医薬品メーカーのValue Chainとその変化
- 大手メーカーによる工場売却
- 医薬品製造のアライアンスモデル
- 医薬品工場と原価
- 日本の製造業の付加価値創出の低下
- 主要製造業の納税額の推移
- 医薬品製造業の原価率
- 医薬品工場の付加価値とは
- 医薬品工場の原価構成
- 2014年4月薬価改定
- 後発医薬品の数量シェア目標
- 長期収載品売上高推移
- 薬価制度改定の影響
- 製薬企業国内売上ランキング 2014年度
- なぜ原価マネジメントか
- 医薬品工場に求められる機能
- 医薬品工場マネジメントのフレームワーク
- 医薬品ライフサイクルとものづくり戦略
- 原価の仕組みと計算方式のいろいろ
- 原価計算の目的と原価計算方式のいろいろ
- 原価の分類 (練習問題 1)
- 費目別計算 材料費会計 (練習問題 2)
- 部門別原価計算
- 直課と配賦
- 間接費の配賦と操業度
- 費目別計算 労務費会計
- 労務時間管理と労務費単価計算 (練習問題 3)
- 費目別計算 経費会計
- 活動基準原価計算 (Activity Based Costing)
- 活動基準原価計算と伝統的原価計算 (練習問題 4)
- 原価情報の活用
- 実際原価と標準原価
- 標準原価計算における原価要素別の計算
- 標準原価設定スケジュール
- 製造委受託での価格設定のイメージ
- 標準原価との差異分析
- 原価マネジメント
- Cost Reduction (CR) と Cost Control (CC)
- 医薬品のライフサイクルと製造コストマネジメント
- 労務費のマネジメント – 要員稼働率/直間比率
- 設備費のマネジメント
- OEEと設備の6大ロス/設備稼働率の定義
- 経費のマネジメント
- QCコストのマネジメント
- 原価マネジメント事例紹介
- KPIによる工場マネジメント
- 原価マネジメントまとめ
- 医薬品製造の現状と将来展望
講師
村田 兼一 氏
村田兼一コンサルティング株式会社
代表取締役
主催
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お問い合わせ
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)
受講料
1名様
:
42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
:
22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)
複数名同時受講の割引特典について
- 2名様以上でお申込みの場合、
1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
- 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
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