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抗がん剤ジェネリックの採用とオーソライズドジェネリックへの期待

抗がん剤ジェネリックの採用とオーソライズドジェネリックへの期待

~抗がん剤ならではの製剤工夫・がん専門医の使用感~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2017年2月21日(火) 10時30分16時30分

プログラム

第1部. 抗がん剤のフォーミュラリーが先発・GEメーカーに与える影響

~腫瘍センターにおける薬剤師の役割~

(2017年2月21日 10:30〜12:00)

 当院の薬剤師は、ファーマシューティカルケアの理念に基づいて、薬物治療に参加している。抗がん薬の取り扱いもすべてこの理念に基づいて行っています。
 当院は、抗がん剤については腫瘍センター開設とともに、レジメン審査委員会を立ち上げて、運用しており、抗がん薬については医師は、自由に処方オーダーできないようになっています。このため、フォーミュラリーの作成は行っていません。
 抗がん薬についてのGEの取り扱いは通常の薬事委員会の審査に基づいています。抗がん剤のGEの採用状況をお話します。

  • 外来がん化学療法とチーム医療について
  • 外来がん化学療法における薬剤師の役割
  • 当院腫瘍センターのチーム医療
  • 腫瘍センターにおけるCDTMについて
  • 当院のフォーミュラリーについて
  • まとめ
  • 質疑応答

第2部. 抗がん剤ジェネリック医薬品の現状と製剤工夫

(2017年2月21日 13:00〜14:30)

 当院の薬剤師は、ファーマシューティカルケアの理念に基づいて、薬物治療に参加している。抗がん薬の取り扱いもすべてこの理念に基づいて行っています。
 当院は、抗がん剤については腫瘍センター開設とともに、レジメン審査委員会を立ち上げて、運用しており、抗がん薬については医師は、自由に処方オーダーできないようになっています。このため、フォーミュラリーの作成は行っていません。
 抗がん薬についてのGEの取り扱いは通常の薬事委員会の審査に基づいています。抗がん剤のGEの採用状況をお話します。

  1. ジェネリック医薬品を取り巻く環境
  2. 抗がん剤治療の現状と抗がん剤ジェネリック医薬品の課題
  3. 抗がん剤ジェネリック医薬品の製剤工夫
    • 質疑応答

第3部. 臨床医が感じるがん領域のGE、AGの使用と期待

(2017年2月21日 14:45〜16:30)

 がん薬物療法は急速に進歩している分野である。一方、医療費の高騰は国全体の課題であり、薬価を抑えたGEへの変更が推奨されている。がん医療の現場でも例外ではない。
 がん薬物療法の現状とジェネリック (GE) とオーソライズドジェネリック (AG) はどのように採用され、どのようなGE,AGが期待されているのか、実臨床から解説する。

  1. 総合病院におけるがん薬物療法の現状
    1. がん種とレジメン
      • レジメン申請から登録までの流れ
    2. 外来化学療法はどのように行われているのか
    3. どのようながん薬物療法が求められているのか
      • 患者の立場から
      • 医療スタッフ (医師以外) の立場から
      • 治療医 (腫瘍内科医) の立場から
  2. がん治療に関するジェネリック (GE) とオーソライズドジェネリック (AG)
    1. がん治療薬
    2. 支持療法
  3. これから期待されるGE,AGとは
    • 質疑応答

講師

  • 増原 慶壮
    聖マリアンナ医科大学病院 薬剤部
    参与
  • 福田 明
    東和薬品 株式会社 病院・がん・免疫統括部
  • 岡元 るみ子
    千葉西総合病院 腫瘍内科
    腫瘍内科部長 / 外来化学療法センター長

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

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