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リチウムイオン蓄電池の高精度残量推定方法と劣化診断技術

リチウムイオン蓄電池の高精度残量推定方法と劣化診断技術

~リチウムイオン蓄電池の原理と制御方法をやさしく理解する~
東京都 開催 会場 開催 PC実習付き

概要

本セミナーでは、リチウムイオン蓄電池の基本特性と、そのモデル化手法を理解し、効果的な残量予測や劣化予測に関する基本的な方法について解説いたします。

開催日

  • 2016年12月13日(火) 10時30分 17時00分

受講対象者

  • 電池、電池材料に関連する技術者、開発者
    • 電池
    • 蓄電池
    • 正極・負極材料
    • バインダー
    • セパレータ
    • スマートグリッド関連 など

修得知識

  • リチウムイオン蓄電池の基本特性
  • リチウムイオン蓄電池のモデル化手法
  • 効果的な残量予測や劣化予測に関する基本的な方法
  • 蓄電池劣化について(測定方法と抑制方法)
  • 組電池での残量、劣化の扱いについて
  • 学会などの動向について

プログラム

 近年、高エネルギー蓄積デバイスとしてリチウムイオン蓄電池が注目されているが、温度特性や劣化特性の把握が難しいなど、効果的なバッテリーマネジメント手法が求められている。
 本セミナーでは、蓄電池やスマートグリッド関連の初学者、若手技術者を対象に、リチウムイオン蓄電池の基本特性と、そのモデル化手法を理解し、効果的な残量予測や劣化予測に関する基本的な方法を習得することを目的とする。蓄電池残量に関しては、モデル化とカルマンフィルタ手法を中心に概説し、蓄電池の温度特性や劣化特性も含めて正しく測定するための手法とマイコンを使った実装例をお話しする。理解を深めるためにExcelを用いた簡単な演習も行う。また、蓄電池劣化に関しても、基本的な、劣化のメカニズムを理解した上で、その測定方法と抑制方法について紹介する。また、組電池のバランス制御など、残量、劣化の扱いについて説明する。

  1. イントロダクション
    1. 蓄電池の背景と動向
    2. リチウムイオン蓄電池の動作原理
    3. 他の蓄電池の特徴
    4. 蓄電池への要求と最適化
  2. 蓄電池のモデル化
    1. 蓄電池の電気的特性、等価回路表現
    2. 蓄電池の特性測定方法
    3. 蓄電池の温度特性
  3. 残量計
    1. 残量推定に用いられる方法
    2. カルマンフィルタを用いた高精度残量推定手法
    3. 高精度残量計のマイコン実装例
    4. 組電池バランス制御手法
    5. 演習:電池モデルと残量シミュレーション
  4. 劣化のモデル化と抑制技術
    1. 蓄電池の劣化現象とモデル化
    2. 劣化の測定方法
    3. 劣化を抑制する使い方
    4. 蓄電池の温度管理手法とマイコン実装例
    5. 組電池の劣化抑制
    6. 演習:電池状態把握と劣化シミュレーション
  5. まとめ、Q&A

講師

  • 福井 正博
    立命館大学 理工学部 電子情報工学科
    教授

会場

株式会社オーム社 オームセミナー室
東京都 千代田区 神田錦町3-1
株式会社オーム社 オームセミナー室の地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,000円 (税別) / 50,760円 (税込)
1口
: 59,000円 (税別) / 63,720円 (税込) (3名まで受講可)
本セミナーは終了いたしました。

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