技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

CTDのQC点検・信頼性保証と適合性調査対応の効率化

CTDのQC点検・信頼性保証と適合性調査対応の効率化

~経験から得られたQC点検時の考え方、チェックポイントとは~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2016年10月28日(金) 13時00分16時30分

修得知識

  • CTDに対するQC点検
    • 作成ルールの決定 (完成までの流れ)
    • モジュールの関係
    • QC点検時のチェックポイント
  • 適合性調査当日の準備・対応
    • 効率的な準備のために (治験実施中から出来ること)
    • Mock Inspectionの実施など

プログラム

 医薬品・医療機器の製造販売承認申請時に提出するCTD (Common Technical Document) の内容・品質は、申請後の審査における照会事項の数やCTD修正の要否等に影響を与えることから製造販売承認取得までの時間に大きく影響する。CTD作成 (内容) については別の講演に譲るが、CTDの品質確保についてはQC点検によって解決できる部分も多いと考える。多くのCTDを見てきた経験から得られたQC点検時の考え方、チェックポイントについて紹介することで、各社で作成されるCTDの品質確保策の一助になれば幸いである。
 また、製造販売承認申請後に実施される適合性調査は避けて通れないものであるが、適合性調査用提出資料の作成、調査当日の準備等、治験終了後、製造販売申請後に意外と多くの業務が発生する。そこで、治験実施中から出来る適合性調査の準備等について紹介することで、CTD作成又は照会事項対応中の業務負荷を減らし、効率的な適合性調査の準備を行うための参考になれば幸いである。

  1. CTDの信頼性保証
    1. CTDとは
    2. CTDの品質保証の必要性
    3. CTDに対するQC点検
      • 作成ルールの決定 (完成までの流れ)
      • モジュールの関係について
      • QC点検時のチェックポイント
    4. 信頼性保証
      • 監査の役割
  2. 適合性調査
    1. 適合性調査とは
    2. 適合性調査で提出が必要な資料
      • 製造販売承認申請時提出資料
      • 調査直前提出資料
    3. 調査用提出資料の作成
      • 効率的な準備のために
        (治験実施中から出来ること)
    4. 適合性調査当日の準備・対応
      • 効率的な準備のために
        (治験実施中から出来ること)
      • Mock Inspectionの実施
      • 当日の対応
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 藁谷 浩司
    株式会社 オーファンパシフィック 監査室
    室長

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

きゅりあん 4F 第1グループ活動室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 41,040円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 21,600円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 20,000円(税別) / 21,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,040円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/1/28 医療機器の開発・事業化を成功に導くための実務ノウハウ オンライン
2026/1/28 ICH-GCP (R3) のeTMFマネジメントへの影響とeTMFシステムのセキュリティ オンライン
2026/1/28 クラウドの基礎とGXPクラウド利用時のCSVアプローチ/データインテグリティ対応と供給者監査 オンライン
2026/1/29 承認申請プロセスに関わるPMDA提出資料 (CTD/照会事項回答) 作成のポイント オンライン
2026/1/29 原薬GMP基礎講座 オンライン
2026/1/29 QMSの要求をふまえた設計管理と医療機器設計に役立つユーザビリティ手法 オンライン
2026/1/29 開発段階に応じた品質規格設定とValidation (特に分析法バリデーション) 実施範囲 オンライン
2026/1/29 米国・カナダ・ブラジル・オーストラリア・韓国・欧州の医療機器規制入門セミナー オンライン
2026/1/29 医薬品製造のQC/QA業務に使用できるクラウドの導入とバリデーション オンライン
2026/1/29 CRO選定およびマネジメントの留意点 オンライン
2026/1/29 医療機器の開発・事業化を成功に導くための実務ノウハウ オンライン
2026/1/29 医療機器の承認申請書作成とPMDA対応のポイント オンライン
2026/1/29 GMP SOP (標準作業手順書) の必要性とその動画化の効果 オンライン
2026/1/29 バイオ医薬品の品質・安定性向上を目指すタンパク質の凝集体分析と安定化戦略 オンライン
2026/1/29 臨床試験・治験におけるQuality by Designによる逸脱防止とその対処法、有効かつ速やかなIssue Managementの方法 オンライン
2026/1/30 医薬品製造におけるヒューマンエラー・逸脱・インシデンツ事例と未然防止策 オンライン
2026/1/30 原薬製造プロセスにおける開発段階・承認後に応じた変更管理と同等性確保 オンライン
2026/1/30 原薬GMP基礎講座 オンライン
2026/1/30 データインテグリティ (DI) におけるデータ/記録の不適切な保管管理への対策と手順書へのDI要件の落とし込み・作成・記載レベル オンライン
2026/1/30 医薬品の微生物管理及び微生物試験法入門 オンライン

関連する出版物

発行年月
2021/3/15 体温計
2020/12/24 バイオ医薬品 (抗体医薬品) CTD-CMC記載の要点
2020/10/28 QMS/ISO関係をふまえた医療機器「プロセス」「滅菌」「包装」「ソフトウェア」バリデーションの進め方
2020/7/31 生体情報センシングと人の状態推定への応用
2020/7/28 紙データの電子化プロセスとスプレッドシートのバリデーション/運用/管理
2020/6/30 米国での体外診断用医薬品の開発/審査対応 実務集
2020/4/30 生体情報計測による感情の可視化技術
2020/4/27 各国要求及び治験環境と現地の実情
2020/3/30 当局要求をふまえたデータインテグリティ手順書作成の要点
2020/2/27 海外データ (試験施設) /海外導入品の信頼性基準適用と効率的なデータ利用・CTD申請
2019/11/21 医療機器企業におけるリスクマネジメントセミナー (DVD)
2019/11/21 医療機器企業におけるリスクマネジメントセミナー (オンデマンド)
2019/8/1 データインテグリティ規程・手順書
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/6/27 EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集
2018/11/30 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価
2018/10/30 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2
2018/9/28 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発