技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ICH Q3Dをふまえた元素不純物のリスクアセスメント・品質管理戦略とリスク評価/安全性評価実践

ICH Q3Dをふまえた元素不純物のリスクアセスメント・品質管理戦略とリスク評価/安全性評価実践

~各極の動向とトレーニングマテリアル徹底解説~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2016年7月28日(木) 10時30分 16時30分

修得知識

  • 元素不純物のリスクアセスメントと管理
  • 元素不純物のクラス分類と安全性評価
  • 許容一日曝露量 (PDE) 設定
  • 最大一日摂取量
  • 管理閾値
  • 評価判定

プログラム

第1部 ICH Q3Dガイドラインに基づく医薬品中の元素不純物のリスクアセスメントと品質管理戦略

(2016年7月28日 10:30~14:00)

 ICH Q3D (元素不純物) のガイドラインが2014年12月にステップ4になり、国内では2015年9月30日に通知が発出された。また、このガイドラインをより実効性のあるものとするためトレーニングマテリアルが作成され、その一部が2016年2月にICHのホームページに公開されている。
 本セミナーではこれらの品質パートを中心に、元素不純物のリスクアセスメント及び管理について概説する。

  1. ICH Q3D元素不純物ガイドラインの概説及び各極の動向
    1. ガイドラインの最新状況及び作成経緯
    2. ガイドラインの概要
    3. 国内の動向
    4. 米国及び欧州の動向
  2. ICH Q3Dガイドラインのトレーニングマテリアルの概説
    1. トレーニングマテリアルの作成方針
    2. トレーニングモジュールの構成
    3. 概要及びワークフロー (モジュール0)
    4. リスクアセスメント (モジュール5)
    5. 管理 (モジュール6)
    6. PDE値と濃度限度値との間の換算 (モジュール7)
    7. 大容量注射剤 (モジュール4)
    8. ケーススタディ (モジュール8)
    9. よくある質問 (モジュール9)
    10. その他のモジュール (毒性パート)
    • 質疑応答・名刺交換

第2部 ICH Q3Dガイドラインに基づく元素不純物のクラス分類と安全性評価

(2016年7月28日 14:15~15:30)

 元素不純物ガイドライン (ICH Q3D) は、2014年12月16日付けでステップ4版 (英文) が公表された。それに伴い、国内では2015年9月30日に通知が発出され、同ガイドライン和訳版が公表された。
 本ガイドラインの適用対象は、2017年4月1 日以降に承認申請される新医薬品 (「新製剤」) となっているが、原薬製造工程由来等による新製剤中元素不純物も評価、管理の対象となる。
 本セミナーでは、事業者の元素不純物評価、管理に対する一層の理解を目的に、ICH Q3Dの概要、特に、元素不純物の安全性評価方法を中心にわかりやすく解説する。

  1. ICH Q3Dガイドラインの公表と適用対象
  2. ICH Q3Dガイドラインの概要
    1. ガイドラインの目的と構成
    2. ガイドラインの適用範囲
    3. 元素不純物の安全性評価
      • 経口製剤,注射剤及び吸入剤に関する元素不純物の安全性評価の原則
      • その他の投与経路
      • 設定PDE 値を上回る元素不純物量の妥当性説明
      • 注射剤
    4. 元素のクラス分類とリスクアセスメントで考慮すべき元素
    5. 元素不純物の評価対象範囲
    6. 元素不純物のリスクアセスメント
      • リスクアセスメントの方法
      • 許容一日曝露量 (PDE)
      • 設定PDE値と許容濃度限度値
      • 最大一日摂取量
      • 管理閾値
      • 評価判定
    • 質疑応答・名刺交換

第3部 全体の質疑応答

(2016年7月28日 15:40~16:30 予定)

講師

  • 植西 祐子
    大日本住友製薬 株式会社 信頼性保証本部 信頼性保証統括部
    部長
  • 菊野 秩
    株式会社 医薬品不純物安全性評価研究所 (PhiAS)
    代表取締役

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第3講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/10/23 生物薬品 (バイオテクノロジー応用医薬品等) におけるCMC開発戦略と開発ステージに応じた対応 オンライン
2024/10/23 医薬品研究開発におけるポートフォリオマネジメント オンライン
2024/10/24 GMP文書、記録のデータインテグリティ対応 オンライン
2024/10/24 医薬品中の元素不純物分析のデータ試験・管理及びPMDA等の対応ポイント オンライン
2024/10/24 教育訓練の実効性評価の具体的な方法/逸脱対策 オンライン
2024/10/25 GMP違反を起こさせない/逸脱の再発防止としての効果的な教育訓練方法と教育資料 東京都 会場・オンライン
2024/10/25 FDAから製造所認証を得るための査察対応ポイント オンライン
2024/10/25 医薬品製造・試験における電子化・DXの推進による課題解決、MES・LIMS等の導入と活用、データインテグリティの確保 オンライン
2024/10/25 各種製剤におけるヒト経口吸収予測法と品質規格の設定 オンライン
2024/10/25 製薬関連企業のための契約演習講座 オンライン
2024/10/25 バイオ/抗体医薬品における品質試験/安定性試験と品質規格設定のポイント オンライン
2024/10/25 バイオ医薬品原薬工場建設プロセスおよびバリデーションのポイント オンライン
2024/10/25 非GLP試験における信頼性確保 東京都 会場・オンライン
2024/10/28 ICH M7変異原性不純物/ニトロソアミン不純物対応コース オンライン
2024/10/28 ICH M7 (変異原性不純物) ガイドラインとエキスパートレビューにおける変異原性評価・判断の考え方 オンライン
2024/10/28 医療データ (RWD) 活用時の100の落とし穴 オンライン
2024/10/28 GMP・DIガイドラインに沿った製造/試験記録の作成・運用とその監査 オンライン
2024/10/28 CSV (コンピュータ化システムバリデーション) 実務入門講座 オンライン
2024/10/28 意思決定にむけたターゲットプロダクトプロファイルの設定 オンライン
2024/10/29 承認申請プロセスに関わるPMDA提出資料 (CTD/照会事項回答) 作成のポイント オンライン

関連する出版物

発行年月
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2017/6/21 体外診断用医薬品開発ノウハウ
2017/4/25 非GLP試験での効率的な信頼性基準適用と品質過剰の見直し
2014/11/27 3極対応リスクマネジメントプラン策定とEU-GVPが求める記載事項/国内との相違点
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/7/30 高薬理活性医薬品・封じ込めQ&A集
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書
2013/9/2 原薬・中間体製造プロセスにおける課題と対策
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/31 在宅でのCDTM(共同薬物治療管理)の実践と薬局・薬剤師の次世代モデル
2013/5/30 新薬開発にむけた臨床試験(第I~III相臨床試験)での適切な投与量設定と有効性/安全性評価
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/3/27 医薬品・食品包装の設計と規制・規格動向 - 品質・安全・使用性向上のために -
2013/2/27 リスクマネジメント・CAPA(是正措置・予防措置)導入手引書
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書