これからの環境変化に対応した医薬品市場・売上予測のコツ
~ジェネリック80%、遺伝子診断技術の進歩、HTA導入~
東京都 開催
会場 開催
開催日
-
2016年3月29日(火) 10時00分
~
16時45分
プログラム
第1部. 新規市場・未開拓分野における医薬売り上げ予測、課題と解決代替案
(2016年3月29日 10:00〜11:30)
予測的中と間違いの分かれ目は何か?業界では過大過小予測、機会損失は多い。的中率向上の為に、2015年迄に100以上の品目を予測した実践経験から主な要因を分析し体系的に提示します。課題などお抱えなら、突っ込み質問ディスカッション大歓迎です。
- 予測者が違うと予測結果は違うことは多々ある。上手下手、予測前提が違うから?
- 私の成功失敗談、失敗を糧にしてその後の的中へ (インサイダー情報は非開示)
- 予測のアプローチはいろいろ、演繹的手法 and/or帰納的そして仮説構築する手法
- Product-Xの潜在・顕在製品属性、Target Product Profile (TPP) 製品コンセプト
- 医療ニーズ、患者数、製品力、薬価、マーケティング戦略、リソース他と予測結果
- 参入見込み市場の特徴を十分に掴む、新規創出市場の予測手法は既存市場とは違う
- 人口構造、疾病構造の変化を予測、厚労省開示データなどの活用を図示して提示
- アンメット医療ニーズ、Product-X市販が患者の流れに及ぼす影響など予見
- 市場調査は欠かせない— 予測的中率向上になぜ重要か?成功失敗のカギ—
- Product-X予測の為に調査会社の顕在・潜在能力を引き出すコミュニケーション
- 製薬企業プロジェクトチームでも、そして調査会社とも切磋琢磨で能力を活用
- ケーススタディ、肝細胞がん患者の流れ、シェア、数量売上、薬価、円売上など
- 原価方式による希望薬価の算定アプローチと根拠付けなどを概念図で説明
- 予測を間違える主な要因は何か列挙、そうならない為のチェックポイント
- 本日の示唆提案まとめ—-Q&A次第で当日追加します
- 質疑応答
第2部. 診断技術の進歩がもたらす医療市場・売上の変化
(2016年3月29日 12:15〜13:45)
- 高度医療機関の集約化、在宅検査への対応と変化
- 2025年問題と高度・急性期病床数の減少への対応
- 在宅検査へ対応できる新技術によるPOCTが成長
- 新規技術産業化と保険収載問題
- 診断システム市場の技術トレンド
- 技術革新による新市場創成
- プロカルシトニン (PCT)
- 非侵襲化されたCGMの登場
- 次世代シーケンサー (NGS)
- 診断用医療機器による市場環境の変化
- 診断用医療機器の市場トレンド
- 高度・急性期病院の集約化による影響
- 診断用医薬品 (IVD) の市場とトレンド
- 診断用医薬品 (IVD) の新規技術と新規項目の出現
- 診断用遺伝子検査市場、遺伝子解析の新技術と市場変化、新しいビジネスモデル
- 遺伝子検査の市場性、測定法別売上高とその動向
- メーカー別遺伝子装置売上高とその動向
- 測定法別遺伝子検査装置の売上高シェアと動向
- 項目別・メーカー別・遺伝子検査薬の売上高と動向
- 遺伝子短時間自動解析の動向
- マルチプレックス遺伝子検査システムの登場
- 遺伝子検査を利用した解析支援市場と関連ビジネスの動向
- DNAチップのメリットとその市場
- DTC遺伝学的検査 (Direct-to-Consumer Genetic Testing) の動向
第3部. 今後のジェネリック医薬品、バイオシミラーの市場予測
(2016年3月29日 14:00〜15:30)
- ジェネリック医薬品は、国策である
- ジェネリック医薬品 優遇 診療報酬について
- 長期収載医薬品に市場価値
- オーソライズドジェネリック (AG) のカテゴリーができるのか?
- 新薬メーカーのジェネリック対策
- ジェネリック医薬品市場への参入
- OTC, AGへの転換
- 長期収載医薬品の販売戦略
- 後発医薬品メーカーの戦略
- MR活動の変化への対応
- 生産キャパシティー問題と利益
- 薬価の下げ幅と利益率
- バイオシミラーへの投資
- 利益追求型の企業への変換が可能なのか?
- 後発品メーカーは生き残れるか?
- ジェネリック医薬品の市場価値
- 市場占有率80%以降について
- 売上予測の新しい方法
- 予測に必要な情報は何か?
- ジェネリック医薬品のライフサイクル
第4部. 疫学と医療経済学的にみたこれからの医薬品市場・売上予測のポイント
(2016年3月29日 15:45〜16:45)
医療経済評価 (HTA) では、費用対効果とともに財政インパクトが重要となる。本講演では、HTAだけでなく製品戦略にも有用な財政インパクトについて製品価値最大化の観点からも説明する。
- 医療経済と疫学
- 医療経済とは
- 疫学情報
- データベース
- 医療技術評価 (HTA) に有用な費用対効果と財政インパクト
- 費用対効果と財政インパクトって何?
- 財政インパクトモデル (Budget impact model) はどうやって算出する??
- 財政インパクトモデルによる製品価値最大化
- 保険者、医療機関、いろんな立場から医療費の削減を見える化
講師
長江 敏男 氏
Pharma Business Consultant
-
新 隆文 氏
オープン メディカル コンサルティング (Open Medical Consulting)
代表
大西 佳恵 氏
クリエイティブ・スーティカル 株式会社
日本代表
主催
お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。
お問い合わせ
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)
受講料
1名様
:
60,000円 (税別) / 64,800円 (税込)
複数名
:
55,000円 (税別) / 59,400円 (税込)
複数名同時受講割引について
- 2名様以上でお申込みの場合、
1名あたり 55,000円(税別) / 59,400円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 110,000円(税別) / 118,800円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 165,000円(税別) / 178,200円(税込)
- 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 他の割引は併用できません。