技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医薬品開発プロジェクトの成功に導くプロジェクトマネージメントのベストプラクティス

医薬品開発プロジェクトの成功に導くプロジェクトマネージメントのベストプラクティス

~Bench to Bedsideプロジェクトマネージメントのノウハウ~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、医薬品開発プロジェクトについて基礎から応用、実践までを解説いたします。

開催日

  • 2016年3月10日(木) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 製薬メーカー、医療機器メーカーなどでプロジェクトマネージメントに携わる方
    • クリニカルプロジェクトマネージャー
    • 薬事申請チームリーダー
    • 製剤開発プロジェクトマネージャー
    • 外注契約管理担当者
    • 開発プロジェクトマネージャー/プロジェクトリーダー
    • マーケティング担当者 (上市の計画作成などを管理される方)
    • CRO組織での受注側プロジェクトマネージャー など
  • プロジェクトのメンバーとして計画策定、実施に関与する方
  • 将来プロジェクトの運営をする可能性のある方

修得知識

  • プロジェクトマネジメントの基礎知識
  • プロジェクト計画作成の基礎
  • プロジェクトのタイムライン管理のポイント

プログラム

 今多くの企業が医薬品開発の効率化を模索している。その背景にはグローバル化や市場競争の熾烈化、医療費抑制などの環境変化やテクノロジーの進化がある。製薬企業は淘汰の嵐を避け、成長機会を見い出すため戦略立案プロセスの見直し、最適な意思決定を迫られている。このような状況を踏まえて、ポートフォリオ分析など意思決定を取り巻く実務者の課題にまず触れる。
 次の大きな課題として、プロジェクトの失敗を防ぎ効率的推進のために、プロジェクトマネージメントについて取り上げる。プロジェクトマネージメントは製剤開発や、臨床試験から薬事申請、製造所の立ち上げ、上市準備、市販後の試験と一つの医薬品を取ってみても多岐にわたる領域で必要な知識であり、大手製薬企業で取り入れていないところは全く皆無となった。さらに、個々のサブプロジェクトが国際的な連携の中で複雑さを増した環境で行われており、プロジェクトマネージメントに関わるスタッフの能力アップは必須である。
 今回はプロジェクトマネージメントの基本的なプロセスをPMBOKという教科書から製薬に特化した部分を抽出して解説する。さらに、演者の業務経験から得た知識を織り込みながら、医薬開発プロジェクトの遅延や失敗を防ぐ方法論、国際的なチームの中でプロジェクトを推進するチーム運営のノウハウ等の応用知識についても解説説明する。

  1. イントロダクション
    1. 演者自己紹介とアジェンダの紹介
    2. 課題の確認
  2. プロジェクトの評価とGo Decision
    1. プロジェクトの不確実性に対するアプローチ
    2. プロジェクトの価値評価・NPV
    3. 事業ポートフォリオ
    4. 開発プロジェクトポートフォリオ分析とプロセス
    5. 意思決定のコツ
    6. プロジェクトチャーター
  3. プロジェクト計画作成の基礎
    1. プロジェクトとは何か?
    2. プロジェクトマネージメントの基本ステップ、用語の確認
    3. プロジェクトのスコープ
    4. Work Break Down Structure (WBS) と作業の前後関係
    5. 所要時間の見積もり
    6. タイムライン
    7. リソース (人員) 計画と外注プロセス
    8. コミュニケーション計画
  4. プロジェクトマネージメント 応用編 – 計画からの逸脱を予防するポイント –
    1. プロジェクトのタイムライン管理のポイント、目の付け所
    2. 組み入れ遅延/予算超過などのリスクにどう対処するのか?
    3. 外注先CROのマネージメント
    4. チーム内での意思決定
    5. 海外とのコミュニケーションの問題と解決策、ステークホルダーマネージメント
  5. まとめとQ&A
    • 質疑応答

会場

江東区産業会館

第1会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき 43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき 23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/3/31 GMPが適用されないラボにおける封じ込めの基本事項と初期段階でのハザードアセスメント オンライン
2025/3/31 GDPガイドライン入門講座 オンライン
2025/3/31 医薬品開発におけるドキュメント作成のための英文メディカルライティング入門 オンライン
2025/3/31 短期にソフトウェア品質を良くする「人間重視の品質改善術」 オンライン
2025/4/28 FDA DMF (Type II,IV) (Type III) の各ファイルの作成方法と事例及びFDA照会対応 (2日コース) オンライン
2025/4/28 開発から製造販売後までの一貫した安全性評価の取りまとめ方と効率的な資料作成方法 (基礎編 + 実践編) オンライン
2025/4/28 化学物質を扱う研究所における法規制に準拠した薬品管理の進め方 オンライン
2025/4/28 FDA DMF (Type II,IV) の各ファイルの作成方法と事例及びFDA照会対応 オンライン
2025/4/28 開発から製造販売後までの一貫した安全性評価の取りまとめ方と効率的な資料作成方法 (基礎編) オンライン
2025/4/28 開発から製造販売後までの一貫した安全性評価の取りまとめ方と効率的な資料作成方法 (実践編) オンライン
2025/4/28 FDA DMF (Type III) の各ファイルの作成方法と事例及びFDA照会対応 オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品 (抗体医薬品) の特性解析・構造決定と得られたデータの品質管理への活用 オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品の不純物管理 オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品における各種試験方法の適切な精度管理と分析法バリデーションの実施方法 オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品のCTD (CMC) :妥当性の根拠とまとめ方 (2日間) オンライン
2025/5/29 医薬品/医療機器等へのQMSの具体的な構築フロー オンライン
2025/5/29 製品品質照査の活用による製造工程、原料・資材及び製品規格の妥当性検証 オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品 (CMC) マスターコース (全6コース) オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品における製法・試験法変更と担保すべき同等性/同質性評価 オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品における規格及び試験方法の設定と安定性試験 (長期保存試験) による有効期間の設定 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応 (製本版 + ebook版)
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略 (製本版 + ebook版)
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション -
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション - (製本版 + ebook版)
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版)
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用
2023/1/31 新規モダリティ医薬品のための新しいDDS技術と製剤化
2023/1/31 超入門 改正GMP省令セミナー
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 (製本版 + ebook版)
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
2022/11/30 抗体医薬品製造
2022/7/29 ペプチド医薬品の開発・事業化戦略および合成・分析・製造ノウハウ
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策 (製本版 + ebook版)
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策