技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

新規事業・新製品への素早く・確実につなげる研究開発の進め方・管理の仕方

新規事業・新製品への素早く・確実につなげる研究開発の進め方・管理の仕方

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2015年12月9日(水) 10時30分 16時45分

プログラム

1. 研究開発を成功させるプログラムマネージャーの役割

(2015年12月9日 10:30〜11:45)

 基礎研究を応用研究、事業化研究へと進める為には、研究開発力以外に様々な能力、知識、経験が必要となる。現在、国の研究開発においても、研究開発を事業につなげる「橋渡し役」であるプログラムマネージャー (PM) の活用が重視されている。プログラムマネージャーの役割を中心に、研究開発を成功させる為のマネジメントについて考察する。

2. 時間の無駄や遅れを生じさせない日程計画の設定とその運営

(2015年12月9日 12:30〜13:45)

 研究開発に時間の無駄や遅れを生じさせない努力は、どこの企業でも実践している。しかし、どこか運営側の計画に無理があったり、あるいは技術経営側の判断が誤ったりすれば、計画の遅延のみならず失敗に至ることもあり得る。
 これまでのホンダとサムスンの事例を踏まえ、テーマを推進する側と判断する側の失敗に至るプロセスと成功に導く要素を系統的に分析する。

3. 時間のムダを生まないスムーズな中止/撤退判断とそのタイミング

(2015年12月9日 14:00〜15:15)

 製造業のパラダイムシフトの時代には、研究開発テーマ選定/中止/撤退は、単なる研究投資の削減に留まらず、企業の事業ポートフォリオ改訂と事業経営体質の変革のための積極的な行動戦略の一環に位置付けて行う必要がある。
 本講では、企業の製品事業戦略との関連で、中止/撤退の前提条件や撤退時の手続き、開発「資産」の取扱いについて述べ、経営全体としての事業継続力を高める方策について、提案する。

4. 開発マーケティングを活用したムダのない研究開発戦略

(2015年12月9日 15:30〜16:45)

 近年、日本企業にとって、厳しい時代になって来ている。「まねる」「改善」する技術だけでは、海外の成長国 (ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ共和国、東南アジア諸国等) には、生産コストから見ても、日本は、太刀打ちできない。そこで、日系企業は、現地生産 (先進国では雇用確保。BRICS・東南アジア諸国では、「より安く、より高品質、より早く」部品・製品を製造する) に、乗り出さざるを得なくなっている。
 そのような厳しい時代を生き抜くには、オンリーワン、フォロワー等、いろいろな戦略が提案されているが、どの戦略においても、最重要となるのが、開発マーケティングである。 (「先んずれば人を制す」である)

講師

  • 外村 正一郎
    神戸大学
    常勤監事
  • 佐藤 登
    名古屋大学 未来社会創造機構
    客員教授
  • 今井 昭夫
    テクノリエゾン事務所
    代表 / 研究開発・技術提携・事業企画コンサルタント
  • 齋藤 章彦
    大同特殊鋼 株式会社 技術開発研究所 軟磁性材料研究室
    主席研究員

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 60,000円 (税別) / 64,800円 (税込)
複数名
: 55,000円 (税別) / 59,400円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 55,000円(税別) / 59,400円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 110,000円(税別) / 118,800円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 165,000円(税別) / 178,200円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/4/3 自社の長期的・持続的成長のための自社保有技術の棚卸と未来志向でのコア技術の設定 オンライン
2024/4/5 新商品・新規事業創出、新市場開拓のための「BtoBマーケティング」 オンライン
2024/4/5 研究開発テーマにおける費用対効果の基礎と算出・評価方法 オンライン
2024/4/9 技術マーケティングによるR&Dテーマの設定 東京都 会場
2024/4/10 研究開発マネジメントと未来洞察を活用した新規事業テーマ創造 オンライン
2024/4/10 R&D技術者のための技術ベンチマーキング実践セミナー オンライン
2024/4/11 パテントマップの作成と研究開発テーマの発掘、アイデア創出への活用 オンライン
2024/4/12 研究開発・技術部門が行う情報収集とそのセオリー、ノウハウ オンライン
2024/4/15 オープンイノベーションによる新事業創出と事業化への仕組み作り オンライン
2024/4/16 後発で勝つための市場分析と経営層への説明・説得の仕方 オンライン
2024/4/16 企業人が使う機器分析入門 オンライン
2024/4/16 市場・製品・技術ロードマップの作成プロセスとその活動の全体体系 オンライン
2024/4/16 研究開発テーマにおける費用対効果の基礎と算出・評価方法 オンライン
2024/4/18 革新的な製品を生み出すエンジニアのための製品開発思考法 オンライン
2024/4/18 開発者が主導する「事業につながる開発テーマ」創出法 東京都 会場
2024/4/19 中長期研究開発テーマの発掘と推進のポイント オンライン
2024/4/19 ラボでの電子実験ノート管理・運用における経験からわかった電子情報管理の問題点・解決とDXの進め方 オンライン
2024/4/23 自社コア技術から発想するテーマ創出法 オンライン
2024/4/25 潜在ニーズを見つける具体的かつ体系的な活動 オンライン
2024/4/25 特許情報調査における検索式の考え方と実施ポイント オンライン

関連する出版物

発行年月
2023/12/27 実験の自動化・自律化によるR&Dの効率化と運用方法
2023/10/31 出口戦略に基づく研究開発テーマの設定と事業化への繋げ方
2022/8/31 研究開発部門と他部門の壁の壊し方、協力体制の築き方
2022/4/28 研究開発部門へのDX導入によるR&Dの効率化、実験の短縮化
2022/2/28 With・Afterコロナで生まれた新しい潜在・将来ニーズの発掘と新製品開発への応用
2021/10/29 “未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方
2021/8/31 研究開発の "見える化" によるR&Dテーマ評価、進捗管理と進め方
2021/3/31 研究開発テーマの評価と中止/撤退判断の仕方
2020/10/30 研究開発者のモチベーションの高め方と実践事例
2018/12/27 R&D部門の“働き方改革”とその進め方
2018/9/28 コア技術を活用した新規事業テーマの発掘、進め方
2018/5/31 “人工知能”の導入による生産性、効率性の向上、新製品開発への活用
2013/7/16 「ロボット技術の用途、機能、構造等主要観点別開発動向と参入企業の強み、弱み分析」に関する技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/7/16 「ロボット技術の用途、機能、構造等主要観点別開発動向と参入企業の強み、弱み分析」に関する技術開発実態分析調査報告書
2011/11/2 インドの食習慣・食品産業と日本企業の事業機会