技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

バイオ医薬品注射剤の製剤化、工業化、バリデーション及び査察対応

バイオ医薬品注射剤の製剤化、工業化、バリデーション及び査察対応

~プレフィルドシリンジ注射剤の製造工程、バリデーションと査察対応~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、バイオ医薬品注射剤について品質試験、査察対策、プレフィルドシリンジ注射剤の処方傾向・製造工程・バリデーション、自己注射剤の処方傾向・製造工程・バリデーションについて詳解いたします。

開催日

  • 2015年11月17日(火) 13時00分 16時30分

修得知識

  • 品質試験:微生物試験、異物試験、洗剤の残留試験
  • 査察 (厚生労働省、FDA) 対策:責任の明確化、構造設備、製造、試験
  • プレフィルドシリンジ注射剤の処方傾向・製造工程・バリデーション
  • 自己注射剤の処方傾向・製造工程・バリデーション

プログラム

 現在、世界の医薬品の売り上げトップ10は2012年にバイオ医薬品が7品目を超え大きなパラダイムシフトの最中にあります。 近い将来日本市場もバイオ医薬品中心になると予測されていますので、我々は製剤化技術を用いて (注射剤化) 、バイオ医薬品の将来に貢献したいと考えています。
 欧米における医薬品売り上げのパラダイムシフトは、病院の負担増 (注射剤の増加→看護師等マンパワーの不足) 、注射剤の売り上げ増→調剤薬局の売り上げ減などにつながり、従来のバイアル製剤以外の製剤が増加している、これらについても取り上げる予定です。

  1. バイオ医薬注射剤の製造
    1. 製造工程
      • 調製工程
      • ろ過工程
    2. ICHガイドライン
    3. 滅菌
      • 使用器具
    4. 文書化
      • 責任者の決定
      • 製品標準書、指図書、記録書
    5. 溶液注と凍結乾燥注
    6. 製造環境
      • 維持管理 (予算)
      • 環境測定
  2. バイオ医薬注射剤のバリデーション
    1. GMPについて
    2. バリデーションとは
    3. バリデーションの定義
    4. バリデーションマスタープラン
      • 洗浄のバリデーション
    5. ろ過の完全性
      • バブルポイント試験
    6. 品質試験
      • 微生物試験、異物試験
      • 洗剤の残留試験
    7. 査察 (厚労省、FDA) 対策
      • 責任の明確化、構造設備、製造、試験
  3. 世界の医薬品の売り上げ (2010年以降)
    1. 世界の医薬品の売り上げ
    2. 日本の医薬品の売り上げ
    3. 注射剤の売り上げ推移 (日本と世界)
    4. バイオ医薬品の売り上げ推移
    5. TGN1412事件と今後の開発
  4. 最近の注射剤の新しい傾向とその製造及び査察対応
    1. プレフィルドシリンジ型製剤の増加とその理由
    2. 自己注射剤の増加とその理由
    3. プレフィルドシリンジ注射剤の処方傾向
    4. プレフィルドシリンジ注射剤の製造工程
    5. プレフィルドシリンジ注射剤のバリデーション
    6. 自己注射剤の処方傾向
    7. 自己注射剤の製造工程
    8. 自己注射剤のバリデーション
    9. プレフィルド製剤や自己注射剤製造における査察時の留意点
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 安井 清忠
    株式会社 Office高分子医薬
    代表取締役社長

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第3講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 41,040円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 21,600円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 20,000円(税別) / 21,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,040円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/21 ICH Q5A ウイルス安全性評価/外来性感染性物クリアランス評価コース オンライン
2024/11/21 ICH Q5A ウイルス安全性評価/品質審査での論点と次世代シーケンシング利用/薬事申請に当たっての留意点 オンライン
2024/11/21 新規モダリティにおける事業性評価手法 オンライン
2024/11/21 医薬品R&D段階でのNPV活用と課題解決策 オンライン
2024/11/21 mRNA医薬品の基礎および設計・合成と製造のポイント オンライン
2024/11/21 医薬品開発における効率的な開発計画策定およびスケジュール管理のポイント オンライン
2024/11/22 再生医療等製品における治験薬製造の進め方とトラブル対応 オンライン
2024/11/22 国内/海外の外部委託試験施設に信頼性基準試験を委託する際の信頼性確保の留意点 オンライン
2024/11/22 ライフサイエンス領域における医療トレンドとポストコロナビジネスに求められる対応手法 オンライン
2024/11/22 GMP監査・無通告査察実施時におけるポイントとQA・QCの各対応 オンライン
2024/11/22 情報不足な開発初期段階において事業性評価を適切に進める為のデータ活用と売上予測の方法 オンライン
2024/11/25 QA/QCが知っておくべき (開発段階を含めた) 分析法バリデーションの基礎 オンライン
2024/11/25 薬価算定/制度の要点と加算取得に向けた薬価戦略のポイント オンライン
2024/11/25 CSV (コンピュータ化システムバリデーション) ・GAMP5の基礎知識および実施のポイント オンライン
2024/11/26 QC (試験部門) における効果的な電子化、電子化後のデータファイルの保管・管理における実務ポイント オンライン
2024/11/26 GMP/GDPにおける汚染管理戦略としてのペストコントロールの実態と査察指摘事項 オンライン
2024/11/26 分析法バリデーション入門講座 オンライン
2024/11/26 PMDAから高評価が得られるメディカルライティング中級講座 オンライン
2024/11/26 ペプチド医薬品原薬の製造プロセス開発とスケールアップの留意点 オンライン
2024/11/26 QMS構築によるオーバークオリティ判断と治験効率化にむけた活用 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応 (製本版 + ebook版)
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略 (製本版 + ebook版)
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション - (製本版 + ebook版)
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション -
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版)
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用
2023/2/26 核酸医薬・mRNA医薬の製造分析の基礎と基盤技術開発
2023/1/31 超入門 改正GMP省令セミナー
2023/1/31 新規モダリティ医薬品のための新しいDDS技術と製剤化
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 (製本版 + ebook版)
2022/11/30 抗体医薬品製造
2022/10/26 バイオ医薬品の製剤安定化/高品質化のための不純物の規格設定と評価・管理手法 (製本版 + ebook版)
2022/10/26 バイオ医薬品の製剤安定化/高品質化のための不純物の規格設定と評価・管理手法