技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

プラスチック製プレフィルドシリンジの品質基準と設計時の留意点・機能性付加

プレフィルドシリンジ製剤の製造方法・バリデーション実施と機能付加の視点とは

プラスチック製プレフィルドシリンジの品質基準と設計時の留意点・機能性付加

~材質選定に必要な試験項目/材質の特性と品質基準 / 市場でトラブルを発生させないための設計時の留意点~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、シリンジ材質選定に必要な試験項目とプレフィルドシリンジに汎用されてきたプラスチック材質の特性と品質基準、市場でトラブルを発生させないための設計時の留意点ならびに品質・機能の評価方法について解説いたします。

開催日

  • 2015年10月28日(水) 12時30分 16時00分

受講対象者

  • プレフィルドシリンジに関連する技術者、研究者、開発者、品質担当者

修得知識

  • バレル:使用性に関する設計時の留意点
  • シリコン塗布量の使用性 (摺動性・微粒子) への影響
  • トップキャップのシリコン塗布量と開封性

プログラム

プレフィルドシリンジ製剤は、薬液との安定性の面からガラスが一般的であったが、バレルに使用可能な樹脂が見出されて以来、破損防止や加工のしやすさからプラスチックバレルのプレフィルドシリンジが普及してきた。今回シリンジ材質選定に必要な試験項目とプレフィルドシリンジに汎用されてきたプラスチック材質の特性と品質基準、市場でトラブルを発生させないための設計時の留意点ならびに品質・機能の評価方法について演者の経験を踏まえて紹介する。

  1. キット製剤の定義とプレフィルドシリンジの利点
  2. プレフィルドシリンジの材料特性と設計
    1. シリンジ材質の品質基準
      1. ガラス容器試験,プラスチック容器試験,新規バレル樹脂の生物学的試験
    2. プラスチックバレルの材質
      1. シリンジバレルに使われる樹脂の特性
      2. プレフィルドシリンジのバレルに使われる樹脂 (PP、COC、COP) の特性
    3. ガスケット材質
      1. ゴム材質の特徴
  3. バレル (ガラス、プラスチック) 設計上の留意点
    1. バレル設計上の留意点
      1. 硝子シリンジの破損部位と防止策 (例)
      2. 使用性に関する設計時の留意点
      3. プラスチックバレルの滅菌による寸法変化
  4. ガスケット、トップキャップ設計上の留意点
    1. ガスケット径と密封性
    2. シリコン塗布量の使用性 (摺動性・微粒子) への影響
    3. トップキャップの密封性
    4. トップキャップのシリコン塗布量と開封性
  5. 設計時の主な品質・機能評価
    1. 試験法紹介
  6. プレフィルドシリンジ製剤の製造方法
    1. 生産例と工程管理
    2. バリデーション
  7. プレフィルドシリンジへの機能付加
    1. 機能付加 (セイフティー機能,皮内投与,ペンタイプ等) の事例紹介
    2. 海外の自己注射のディバイス紹介
    3. 無針注射
    4. ICタグ,磁気ラベル貼付シリンジ

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 第2研修室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/4/30 医薬品の知的財産制度をふまえた特許戦略構築と知財デュー・デリジェンス/知財価値評価のポイント オンライン
2025/4/30 無菌・滅菌製品、滅菌プロセス、滅菌バリデーション 業務者教育コース Bコース (実務者コース) オンライン
2025/4/30 動物用医薬品・体外診断薬における薬事規制と国内外市場動向 オンライン
2025/5/7 医薬品リスク管理計画とグローバルファーマコビジランス監査の実践 (2日間) オンライン
2025/5/7 医薬品リスク管理計画 オンライン
2025/5/7 R&D領域のデューデリジェンスで確認すべき (した方がいい) ポイントとリスク対応の考え方 オンライン
2025/5/7 プロセスバリデーションセミナー (医薬品) オンライン
2025/5/8 海外製品導入/導出品のCTD-Q (CMC申請資料) 作成の留意点と照会事項削減のポイント オンライン
2025/5/9 臨床QMSを意識した治験のIssue分析とCAPAマネジメント実践的運用 オンライン
2025/5/12 無菌・滅菌製品、滅菌プロセス、滅菌バリデーション 業務者教育コース オンライン
2025/5/12 無菌・滅菌製品、滅菌プロセス、滅菌バリデーション 業務者教育コース Aコース (初心者コース) オンライン
2025/5/12 高薬理活性物質を扱うマルチパーパス設備での洗浄評価基準と洗浄管理の留意点 オンライン
2025/5/12 QbDに基づく医薬品開発の考え方と安定性試験結果の統計解析の手法 オンライン
2025/5/14 プラスチックリサイクル技術の現状・課題・最新動向 オンライン
2025/5/16 無菌・滅菌製品、滅菌プロセス、滅菌バリデーション 業務者教育コース Bコース (実務者コース) オンライン
2025/5/20 次世代バイオプラスチックの開発最前線 オンライン
2025/5/20 プラスチックリサイクル技術の現状・課題・最新動向 オンライン
2025/5/21 グローバルファーマコビジランス監査の実践 オンライン
2025/5/23 簡便化、抜け防止の観点をふまえたGMP SOP/製造指図記録書の形式・作成 (改訂) ・記入方法 オンライン
2025/5/23 信頼性の高い研究成果 実践 (2日間コース) オンライン

関連する出版物

発行年月
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/7/30 高薬理活性医薬品・封じ込めQ&A集
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2013/11/26 エンプラ市場の分析と用途開発動向 2013
2013/9/2 原薬・中間体製造プロセスにおける課題と対策
2013/6/3 プラスチックのタフニングと強度設計
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書
2013/5/31 在宅でのCDTM(共同薬物治療管理)の実践と薬局・薬剤師の次世代モデル
2013/5/30 新薬開発にむけた臨床試験(第I~III相臨床試験)での適切な投与量設定と有効性/安全性評価
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/3/27 医薬品・食品包装の設計と規制・規格動向 - 品質・安全・使用性向上のために -
2013/2/27 リスクマネジメント・CAPA(是正措置・予防措置)導入手引書
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書