第1部. 医療技術評価 (HTA) の潮流と国際動向

(2015年10月23日 12:30〜14:30)

医療技術評価 (ヘルステクノロジーアセスメント;HTA) の本質、国際動向、EBMとの関連、医療データベース、研究事例について解説する。

• 医療技術評価 (HTA) とは
• HTAの歴史と各国の動向
• HTAとEBM、費用対効果
• QALYとは
• 医療データベースの利活用
• 実際の医薬経済評価の実例
• 質疑応答

第2部. ～事例から学ぶ～費用対効果の算定・分析・評価の手法と実際

(2015年10月23日 14:45〜16:45)

本講演では、費用対効果の手法をわかりやすく示すとともに、既にHTAが導入されている海外の事例を薬価・保険償還の観点から概説し、費用対効果実施に向けて事例とともに概説する。また、製品プロファイルや臨床開発プログラム等、社内でどのような準備が必要かなども事例とともに説明する。

1. 費用対効果研究の手法と留意点
   1. 医療政策の観点からの費用対効果
   2. 費用対効果って何?
   3. さまざまな疾患での費用対効果研究
2. HTAの実際
   1. HTAのガイドライン、日本と欧州の比較
   2. 費用対効果だけが重要ではない各国のマーケットアクセス (薬価・保険償還) 状況
   3. イギリス、フランス、ドイツ、アメリカでのHTAの政策活用
3. マーケットアクセスを考慮した費用対効果と製品戦略
   1. 臨床開発プログラムから準備する費用対効果
   2. リアルワールドデータと費用対効果
• 質疑応答