技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

多変量解析を用いた官能評価の分析

多変量解析を用いた官能評価の分析

~分析方法の選定から社内プレゼンまで~
東京都 開催 会場 開催 PC実習付き

概要

本セミナーは、評価データからユーザーの嗜好やニーズをつかみ、定量的に分析するために演習を交えながら実務に役立つ官能評価分析法を詳解いたします。

開催日

  • 2015年9月28日(月) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 官能評価を商品開発などの現場で使ってみたい方
  • 官能評価の活用方法を工夫してみたい方
  • 人間の感性を生かしたプレゼン・開発をやってみたい方
  • 同じようなことをしようとしている仲間を作りたい方

修得知識

  • 官能評価の基礎
  • 官能評価の検定方法
  • 官能評価の分析方法と結果の活用方法
  • 活用したいコトに合わせた分析方法

プログラム

 多変量解析というと、統計的な知識が必要でなかなか実務に使うには敷居が高いと思われがちですが、最近はパソコンの計算能力の向上により、誰にでも扱える分析方法になりました。その分、分析のちょっとした方法やセンスが問われるのがデータ分析です。本講座は、極力統計の持つ数学的説明を省いて、誰にでも多変量解析を用いて、官能評価のような曖昧なデータを分析する方法を身に付けていただくのが第一目的です。それには座学だけではなく、実際にデータを扱っていただくことが一番です。第二に、本講座ではグループスタディによってどのように活用するかを演習していただきます。
 グループスタディはMBAなどでよく使われる学習方法で、良い化学変化や面白いアイディア、目的を同じくする仲間を創出します。こうした演習内容により、統計的なエッセンスと、実務で活用するためのノウハウを会得していただくのが趣旨です。

  1. はじめに
    1. 多変量解析ってどんなもの?
    2. 多変量解析を使うメリット
  2. 多変量解析と官能評価
    1. 官能評価の定義
    2. 官能評価におけるデータの性質
    3. 官能特性データの解析
  3. 統計解析の実際
    1. 統計の基本のキ 基本統計量
      1. つのデータを扱う F検定
      2. つのデータを扱う t検定
        (個別演習)
    2. 実験計画法と分散分析
    3. お互いの関係を知る 相関分析
    4. 原因を予想する 回帰分析
    5. 官能評価のスタンダード 一対比較法
    6. まとめるとわかることがある 主成分分析
  4. グループスタディ
    1. データ準備
    2. データ分析
    3. グループワーク
  5. 実務への活用
    1. データを何に使うか
    2. 曖昧なデータをビジネスの世界で使うには
    3. グループワーク
    4. 発表
  6. まとめ

演習内容

 座学の時間とグループスタディの時間を設けます。
 座学では知識の習得を行っていただき、グループスタディでは実務での活用に、すぐ使える簡単な分析方法やグループでの進め方、目的に合わせたプレゼンまで落とし込んで発表していただきます。
 統計的検定方法を一通りご説明します。
 Excelを用いてデータを分析する演習を行っていただきます。
 グループワークを通じ、グループ学習による時間配分や意思統一など実務に近い形での講座をめざしています。ただ受講するだけではなく個々の受講者の交流による人と人の化学変化を狙います。

会場

江東区産業会館

第5展示室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

持参品

  • ノートPC (Microsoft Excel2003以上をインストール済みで、USBメモリなどで外部データをダウンロードできるもの)
  • 筆記用具
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/2/12 生物統計学基礎の基礎講座 オンライン
2025/2/12 体外診断用医薬品の性能評価に必須の統計解析基礎講座 オンライン
2025/2/13 分析法バリデーションコース (2日間) オンライン
2025/2/13 計算ブラックボックスからの脱却と精度評価の本質に迫る オンライン
2025/2/13 化粧品開発における感性価値の定量化と官能評価体制の構築・運用および商品開発への活用の勘どころ オンライン
2025/2/14 外観目視検査の正しい進め方と精度向上すり抜け防止の具体的手法 東京都 会場・オンライン
2025/2/14 薬物間相互作用 (講義と演習) - 入門・実践 全2日間 オンライン
2025/2/14 R&D部門のデータ共有・利活用 (MI, AI) のためのデータ共有システム構築と進め方 オンライン
2025/2/14 薬物間相互作用 - 入門編 (講義と演習) オンライン
2025/2/17 目的に応じた統計手法の選択とデータ解析のポイント オンライン
2025/2/18 PV・MA・マーケティング部門における医療情報データ (RWD) 活用の実践 オンライン
2025/2/18 経済的リスクを元に算出する「検査基準・規格値と安全係数」決定法 速習 オンライン
2025/2/19 化粧品品質安定性確保と評価の進め方・トラブル対応 オンライン
2025/2/20 人工知能技術:MTシステム 超入門 オンライン
2025/2/21 薬物間相互作用 - 実践編 (講義と演習) オンライン
2025/2/25 反応装置・プロセス設計の基礎とスケールアップの留意点 オンライン
2025/2/26 ChatGPTによる多変量解析の進め方 オンライン
2025/2/26 ICH Q2R2, Q14をふまえた分析法バリデーションの実施法 オンライン
2025/2/26 体外診断用医薬品の性能評価に必須の統計解析基礎講座 オンライン
2025/2/26 化粧品品質安定性確保と評価の進め方・トラブル対応 オンライン