技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

発熱性好中球減少症の治療とG-CSF製剤の使用と選定

持続型G-CSF製剤のインパクトは? バイオシミラーの市場はより広がるのか?

発熱性好中球減少症の治療とG-CSF製剤の使用と選定

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーは、C-GSF製剤の一般的な使用方法と適正使用について解説し、乳がん薬物療法におけるFNのマネジメントについて詳解いたします。

開催日

  • 2015年8月28日(金) 11時00分14時30分

プログラム

第1部. 好中球減少症に対するG-CSF製剤の適正使用~薬剤師の視点から~

(2015年8月28日 11:00〜12:15)

がん化学療法における支持療法の役割は、単に副作用軽減のみならず治療を完遂する上でも非常に重要である。近年、国内においてもG-CSF製剤の適正使用ガイドラインが整備され、一次予防、二次予防、治療的投与の位置づけが明瞭となった。本講座では薬剤師の視点からC-GSF製剤の一般的な使用方法と適正使用について解説いたします。
  1. がん化学療法における支持療法の役割
    1. がん化学療法による副作用
    2. がん化学療法における支持療法の役割
    3. がん化学療法におけるG-CSF製剤の役割
  2. 発熱性好中球減少症
    1. 定義と危険因子
    2. 発熱性好中球減少症の薬物療法
  3. G-CSF製剤の投与方法
    1. 一次予防的投与
    2. 二次予防的投与
    3. 治療的投与
  4. G-CSF製剤の薬理作用
  5. ペグフィルグラスチムの特性-
    • 質疑応答

第2部. 乳がん治療における発熱性好中球減少症のマネジメント

(2015年8月28日 13:00〜14:30)

乳がんに対する薬物療法において、好中球減少症は代表的な有害事象のひとつです。中でも発熱性好中球減少症 (febrile neutropenia:FN) の発症を抑制することは支持療法として重要であり、G-CSF (顆粒球コロニー刺激因子:granulocyte-colony stimulating factor) 製剤が広く用いられています。本講座では乳がん薬物療法におけるFNのマネジメントについて概説します。
  1. 治療強度と予後
    1. 乳がんにおける治療目標
    2. 治療強度とは
    3. 治療強度と予後の関係
  2. 発熱性好中球減少症 (FN)
    1. 定義・概念
    2. 発症リスク
    3. がん薬物療法における問題点
  3. FNのマネジメント
    1. G-CSF製剤化 (開発) の経緯
    2. わが国と欧米における相違
    3. G-CSFの投与方法とエビデンス
    4. G-CSFの適正使用をめざして
  4. 持続型G-CSF (ペグフィルグラスチム)
    1. ペグフィルグラスチムの構造
    2. 有用性と安全性
  5. 今後の展望
    • 質疑応答

講師

  • 深谷 寛
    東京女子医科大学病院 薬剤部
    薬剤師 主任
  • 岡村 卓穂
    東海大学医学部 外科学系 乳腺・内分泌外科学
    講師

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 54,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 48,600円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 45,000円(税別) / 48,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 54,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 97,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 145,800円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/1/28 GMP工場における 設備・機器の維持管理(保守点検)/ 設備バリデーションの実際と査察指摘事例 オンライン
2026/1/28 日米欧主要国の医療・薬価制度の概要と価格戦略のポイント オンライン
2026/1/28 製造サイトにおけるデータインテグリティの実務対応のポイント オンライン
2026/1/28 ICH-GCP (R3) のeTMFマネジメントへの影響とeTMFシステムのセキュリティ オンライン
2026/1/28 クラウドの基礎とGXPクラウド利用時のCSVアプローチ/データインテグリティ対応と供給者監査 オンライン
2026/1/29 承認申請プロセスに関わるPMDA提出資料 (CTD/照会事項回答) 作成のポイント オンライン
2026/1/29 原薬GMP基礎講座 オンライン
2026/1/29 開発段階に応じた品質規格設定とValidation (特に分析法バリデーション) 実施範囲 オンライン
2026/1/29 医薬品製造のQC/QA業務に使用できるクラウドの導入とバリデーション オンライン
2026/1/29 CRO選定およびマネジメントの留意点 オンライン
2026/1/29 GMP SOP (標準作業手順書) の必要性とその動画化の効果 オンライン
2026/1/29 バイオ医薬品の品質・安定性向上を目指すタンパク質の凝集体分析と安定化戦略 オンライン
2026/1/29 臨床試験・治験におけるQuality by Designによる逸脱防止とその対処法、有効かつ速やかなIssue Managementの方法 オンライン
2026/1/30 医薬品製造におけるヒューマンエラー・逸脱・インシデンツ事例と未然防止策 オンライン
2026/1/30 原薬製造プロセスにおける開発段階・承認後に応じた変更管理と同等性確保 オンライン
2026/1/30 原薬GMP基礎講座 オンライン
2026/1/30 データインテグリティ (DI) におけるデータ/記録の不適切な保管管理への対策と手順書へのDI要件の落とし込み・作成・記載レベル オンライン
2026/1/30 医薬品の微生物管理及び微生物試験法入門 オンライン
2026/1/30 希少疾病用医薬品等に関する国内規制、欧米制度との比較及び最新の規制動向 オンライン
2026/1/30 最近の裁判例の論点をふまえた核酸医薬品の特許戦略 オンライン

関連する出版物

発行年月
2021/8/26 薬事規制・承認審査の3極比較と試験立案・臨床データパッケージ/CMCグローバル申請 (製本版+ebook版)
2021/8/26 薬事規制・承認審査の3極比較と試験立案・臨床データパッケージ/CMCグローバル申請
2021/5/27 [Global] 治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール
2021/5/27 [Global] 治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール (書籍 + ebook版)
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (製本版+ebook版)
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ
2020/6/30 米国での体外診断用医薬品の開発/審査対応 実務集
2020/4/27 各国要求及び治験環境と現地の実情
2020/3/30 当局要求をふまえたデータインテグリティ手順書作成の要点
2020/2/27 海外データ (試験施設) /海外導入品の信頼性基準適用と効率的なデータ利用・CTD申請
2019/8/1 データインテグリティ規程・手順書
2019/6/27 EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集
2018/11/30 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価
2018/10/30 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2
2018/9/28 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発
2018/8/31 がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集