技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

触感・触覚・手触り感のメカニズムと測定評価法および製品開発への応用

触感・触覚・手触り感のメカニズムと測定評価法および製品開発への応用

~触覚に着目した製品開発が価値を変える~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、力学・神経科学から触感の原理を基礎から解説し、自動車・情報機器用材料・樹脂材料・化粧品と幅広い分野・材料での製品開発事例について解説いたします。

開催日

  • 2015年6月15日(月) 10時30分16時30分

受講対象者

  • 触覚・触感・手触り感に関連する技術者、開発者、マーケティング、品質評価担当者
    • 衣料
    • 化粧品
    • 医療機器
    • 医療器具 (人工皮膚、人工指 等)
    • 自動車
    • 樹脂材料、スポンジ
    • ロボット
    • バーチャルリアリティなど

修得知識

  • 触覚の原理・基礎
  • 触覚に着目した商品開発事例
  • 触覚研究の最先端技術

プログラム

 近年、衣料・化粧品だけでなく、医療・ロボティクス、バーチャルリアリティなどの分野で触覚の重要度が増しています。触覚は、さまざまな脳機能に関わる上、あらゆるヒューマンマシンインタフェースにも関わることから、理学的にも工学的にも重要度がさらに高まると考えられます。
 本セミナーでは、ヒト触覚の力学的・神経科学的理解といった触覚の基礎と触覚センサ/ディスプレイなどの応用技術をご紹介した上で、講演者がこれまで取り組んできた事例を紹介します。触覚による水や皮膚などの物質認知のメカニズムから、触感に着目した化粧品、自動車・情報機器用材料・スポンジ・樹脂材料の開発の事例まで、具体的にお話します。

  1. なぜ触覚を研究するのか? 触覚に着目したものづくりの可能性
    1. 触覚に着目したものづくりの可能性
    2. 事例紹介:衣料・化粧品・自動車・情報機器
  2. ヒトの触覚認識メカニズム
    1. 触覚受容器における情報処理
    2. 脳における情報処理
    3. 触の錯覚
  3. 触覚センサ
    1. 触圧センサ・すべり覚センサ・近接覚センサ
    2. ゲルフォース・柔軟感センサ
  4. 触覚ディスプレイ
  5. 触覚研究最前線
    1. 自動車用材料・情報機器・スポンジ・樹脂材料への応用
    2. 手触りがひとそっくりの人工皮膚の開発
    3. 触覚による水認知のメカニズム
    4. 水の触感のディスプレイの可能性
    5. さらさら・べたべた・しっとりの物理的起源
    6. シルクのような手触りの粉体とその化粧料への応用
    • 質疑応答

講師

  • 野々村 美宗
    山形大学 大学院 理工学研究科 バイオ化学工学専攻
    教授

会場

ゆうぽうと

5階 たちばな

東京都 品川区 西五反田8-4-13
ゆうぽうとの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/1/29 透明化粧品 (化粧品・クレンジング) の処方設計に伴う安全性確保・成分選択・使用感および効能効果の評価 東京都 会場・オンライン
2026/1/29 QMSの要求をふまえた設計管理と医療機器設計に役立つユーザビリティ手法 オンライン
2026/1/30 医療機器UDI制度の国際動向と各国比較 オンライン
2026/2/2 食品の官能評価の基礎と評価手法ならびに応用技術 オンライン
2026/2/2 医療機器UDI制度の国際動向と各国比較 オンライン
2026/2/4 エンドトキシン汚染の測定・評価試験と除去・不活化の実務 オンライン
2026/2/5 医療機器開発薬事・承認申請書類作成の基礎セミナー オンライン
2026/2/5 GVP省令に準拠した医療機器の市販後安全管理活動の実務理解と責務 オンライン
2026/2/6 色彩と質感の感性評価手法および製品開発への実践 オンライン
2026/2/6 エポキシ樹脂の構造、物性と耐熱性向上技術および諸特性との両立 オンライン
2026/2/6 スキンケア化粧品開発における価値づくり オンライン
2026/2/6 化粧品業界におけるPFAS規制の国内外動向と今後の対応 オンライン
2026/2/9 FDAにおけるCSAガイダンス解説とCSAの考え方を踏まえた運用事例 オンライン
2026/2/9 EOG滅菌の最新動向と滅菌バリデーションの実践的アプローチ オンライン
2026/2/10 医薬品・部外品・化粧品分野で必要な品質管理/検査に役立つ化学分析の基礎 オンライン
2026/2/12 医療機器開発における生物学的安全性評価の進め方 オンライン
2026/2/13 透明化粧品 (化粧品・クレンジング) の処方設計に伴う安全性確保・成分選択・使用感および効能効果の評価 オンライン
2026/2/13 QMSの要求をふまえた設計管理と医療機器設計に役立つユーザビリティ手法 オンライン
2026/2/16 エンドトキシン汚染の測定・評価試験と除去・不活化の実務 オンライン
2026/2/17 設計・開発担当者向けの承認認証申請書作成のポイント オンライン

関連する出版物

発行年月
2025/6/23 非侵襲性血液検査〔2025年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/6/23 非侵襲性血液検査〔2025年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2024/9/30 タンパク質、細胞の吸着制御技術
2024/5/31 脳波計測・解析の実用ハンドブック
2024/4/30 生体センシング技術の開発とヘルスケア、遠隔診断への応用
2024/4/22 トプコングループ (CD-ROM版)
2024/4/22 トプコングループ
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/10/20 食品賞味期限設定における商品別事例と官能評価対応ノウハウ
2023/3/31 “使いやすさ”の定量評価と製品設計への落とし込み方
2022/12/31 機械学習・ディープラーニングによる "異常検知" 技術と活用事例集
2022/9/30 5G時代のデジタルヘルスとその事業化
2022/8/31 医療機器の設計開発における統計的手法とそのサンプルサイズ設定
2021/12/24 動的粘弾性測定とそのデータ解釈事例
2021/11/30 ヒトの感性に寄り添った製品開発とその計測、評価技術
2021/11/10 医療機器製造におけるバリデーション基礎講座
2021/10/18 医療機器の設計・開発時のサンプルサイズ設定と設定根拠
2021/10/15 医療機器のプロセスバリデーション (PV) と工程管理
2021/6/30 VR/AR技術における感覚の提示、拡張技術と最新応用事例
2021/6/30 人工知能を用いた五感・認知機能の可視化とメカニズム解明