技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

動物用医薬品のマーケティングの基礎と海外の承認審査制度

開発担当者が知っておくべき

動物用医薬品のマーケティングの基礎と海外の承認審査制度

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2015年3月20日(金) 11時00分15時00分

プログラム

第1部 動物用医薬品の開発に携わる方の為のマーケティングの基礎

(2015年3月20日 11:00〜12:15)

 臨床開発のプロセスを経て,動物用医薬品として承認を受けた製品が市場に導入され、期待通りに市場で受け入れられる為に、製品開発に携わる方々に知っておいて戴きたい、新製品マーケティング プランニングのフレームワークをご紹介致します。

  1. マーケティングとは?
  2. 動物用医薬品の製品開発とマーケティングの関係
  3. マーケティング プランニングのフレームワークの中の製品開発の役割
    1. 開発製品のコンセプト
    2. 開発製品の対象市場環境調査と分析
    3. SWOT分析
    4. セグメンテーション・ターゲティング・ポジショニング
    5. 開発製品のマーケティング目標・販売目標・財務目標
    6. 価格設定フレームワーク
    7. マーケティング戦略と主要な戦術
  4. 動物用医薬品市場の抱える課題の一つと対応
    1. 獣医師への情報リーチの格差
    2. マルチチャネルマーケテイング
    • 質疑応答

第2部 欧米・新興国における動物用医薬品の承認審査制度

(2015年3月20日 13:00〜15:00)

 動物薬を取り巻く規制環境は、過去15年ほどで大幅に変革し、世界のどの地域においても2000年当時通用した常識が現時点では過去の話となってしまっている。従前は、ヨーロッパ (EU) および米国が二大規制当局であり、両地域の規制を理解し、両者の要求を満たす資料をそろえることで、その他の地域の開発、承認は問題なく、しかも短期間で得られるという状況であった。ところが、現在はEU及び米国ともにその規制が一層厳しくなる一方で、その他の国においても新薬承認のハードルは相当に上がっており、各企業ともどの地域のどういった市場に対し展開するかの明確なビジョンを持って開発を進める必要性が出てきている。
 諸外国での開発や承認審査をスムーズに行うためには、必要な試験資料を用意することはもちろんのこと、各国の要求資料についてきっちり把握し、包括的な戦略を持って開発を考える必要があるものの、各企業とも欧米以外の地域での開発については、試行錯誤しながらの対応も多いと思われる。現在の開発、承認審査に関する課題を取り上げ、それぞれの対応策を明らかにし、今後の動物用医薬品海外展開の開発戦略上必要な情報を提供したい。

  1. 海外展開における開発戦略の変遷
    • 1980年代以後の欧米企業戦略と成功と失敗
    • 日本企業のこれまでの対応
  2. 諸外国における承認審査における主要な規制
    • 欧州及び米国の規制
    • その他先進国の規制
    • 新興国の規制
  3. 各国の規制に対応するための課題
    • 欧米への展開における課題
      • VICHへの対応とそれ以外の課題
    • 新興国への展開における課題
      • 欧米への対応との共通点と相違点
      • 新規の規制への対応など
  4. 開発を加速するための対応策と将来展望
    • 欧米に進出するための対応
    • 新興国へのアプローチと必要な対応,将来的な動き
    • 官民をあげた対応の必要性
    • 質疑応答

講師

  • 野川 真義
    株式会社 ズピア
    代表取締役社長
  • 福本 一夫
    日本イーライリリー 株式会社 エランコアニマルヘルス事業部 開発薬事部

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,500円 (税別) / 51,300円 (税込)
複数名
: 42,500円 (税別) / 45,900円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 42,500円(税別) / 45,900円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 47,500円(税別) / 51,300円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 85,000円(税別) / 91,800円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 127,500円(税別) / 137,700円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/6/13 環境モニタリングにおけるポイント設定根拠・手順とアラート・アクションレベル設定の妥当性および汚染管理戦略に従ったSOP記載事項/作成上の留意点 オンライン
2025/6/13 コンピュータ化システムバリデーション (CSV) の基礎と注意点 (Q&A) オンライン
2025/6/16 PV領域におけるQMSの本質と役割、導入・運用管理のポイント オンライン
2025/6/16 GMP工場の設備設計および維持管理のポイント オンライン
2025/6/16 開発候補品の想定薬価検討と有効な薬価申請資料作成・交渉戦略のポイント オンライン
2025/6/16 コンピュータ化システムバリデーション (CSV) の基礎と注意点 (Q&A) オンライン
2025/6/16 塩野義製薬株式会社の「Healthcare as a Service」戦略と具体事例 東京都 会場・オンライン
2025/6/17 試験検査室管理の実務ポイントと査察対応 オンライン
2025/6/17 バイオ医薬品における分析法バリデーション オンライン
2025/6/17 臨床開発をスムーズに進めるためのTarget Product Profile (TPP) の作成とPMDAとの交渉ポイント オンライン
2025/6/18 医薬品開発における安定性試験の実施計画と有効期間の設定、データの取り方、まとめ方 オンライン
2025/6/18 医薬品QA業務 実務講座 オンライン
2025/6/18 インドの医薬品産業の最新規制と知的財産制度 オンライン
2025/6/18 ゼロから理解したい人のためのCMC安定性試験レギュレーション オンライン
2025/6/18 次世代のADC (抗体薬物複合体) の市場動向/知財の現状および位置選択的抗体修飾・安定リンカー技術 オンライン
2025/6/18 ICH-E6 (R3) に対応したQMS構築とQbD・品質許容限界設定の考え方・逸脱対応 オンライン
2025/6/18 臨床開発をスムーズに進めるためのTarget Product Profile (TPP) の作成とPMDAとの交渉ポイント オンライン
2025/6/19 見落としやすい滅菌バリデーションの留意点 (バリデーションの深堀) とバイオバーデン測定等バリデーションの留意点 オンライン
2025/6/19 GMP超入門 オンライン
2025/6/19 GMP監査・無通告査察実施時の対応ポイントとQA・QCの各対応 オンライン

関連する出版物

発行年月
2025/2/20 医薬品製造を目的としたプロセス化学と薬事規制及び製薬企業の動向
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応 (製本版 + ebook版)
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略 (製本版 + ebook版)
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション - (製本版 + ebook版)
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション -
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版)
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用
2023/1/31 新規モダリティ医薬品のための新しいDDS技術と製剤化
2023/1/31 超入門 改正GMP省令セミナー
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 (製本版 + ebook版)
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
2022/11/30 抗体医薬品製造
2022/7/29 ペプチド医薬品の開発・事業化戦略および合成・分析・製造ノウハウ
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策