技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

新薬承認申請資料に求められる論理性とベネフィット/リスクの記載法

PMDAを納得させる「臨床的位置づけ」を導きだす思考法とは

新薬承認申請資料に求められる論理性とベネフィット/リスクの記載法

~申請資料での展開のコツ~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2015年3月16日(月) 13時00分16時30分

プログラム

第1部 論理的・科学的な申請資料の作成とそのシナリオ

(2015年3月16日 13:00〜14:30)

新薬申請資料の作成に論理・科学的と行った要件は、基本であるが、往々にして、非論理的なあるいは根拠となるdataや情報が脆弱なまま、承認申請が行われることがあり、結果として、申請の取り下げが行われていると考えられる。ここでは、申請資料作成に係るMedical Writer, 薬事戦略に係るRegulatory Scientist, Benefit/ Risk Frameworkに関心のある開発企画担当者あるいは臨床開発担当者などを対象に、「新薬承認申請で求められる論理性とBenefit/ Riskの根拠」と言う課題の下で論理的・科学的な申請資料の作成をscenarioという視点で解説します。

  • Benefit & Risk Balance Frameworkの議論
  • 医薬品の市場の価値とBenefit & Risk
  • 規制当局とのpartnershipは可能か
  • Guidelineと対外折衝
  • 医薬品開発薬事戦略
  • 開発の経緯
  • Launch Label & 添付文書
  • Regulatory intelligence (競合品)
  • 開発段階におけるscenario
  • Regulatory Risk Assessment for registration
  • Fair Process of Decision Making 開発者/規制当局
  • Product Life ?cycle (申請戦略)
  • 「有効性の評価」とBenefit Risk Balance
  • 質疑応答

第2部 承認申請資料 (CTD) における論理性あるシナリオ展開とリスク/ベネフィットの効果的な書き方

(2015年3月16日 14:40〜16:40)

新薬の承認申請資料 (CTD) にはCMC、非臨床、臨床の各試験成績が添付されます。それらを論理的に構築してまとめ、リスク/ベネフィット及び臨床的位置付けを分析し、さらには添付文書へ反映していく必要があります。PMDAの審査ではその論理性が重要なポイントとなり、これらに関する照会事項も頻出しています。しかし、実際に書いてみると、意外と難しいものです。CTDにおいて、いかに論理的にシナリオを展開するか、またリスク/ベネフィットをどう効果的に記載するか、本セミナーでご一緒に考えてみませんか?

  • 申請資料 (CTD) に求められる論理性とは?
  • CTDの論理性について
  • 論理的なCTDを作成するポイント
  • 論理的なシナリオ構築のコツ
  • 審査のシナリオについて
  • 新薬開発における効果的なシナリオとは?
  • リスク/ベネフィットの効果的な書き方
  • 事例紹介
  • リスク/ベネフィットをどう書くべきか?
  • 臨床的位置付けへどう展開するか?
  • 添付文書へどう反映するか?
  • 照会事項回答における論理性、シナリオの考え方
  • 照会事項の分析
  • 効果的な照会事項回答作成のポイント
  • 質疑応答

講師

  • 安田 賢児
    ファーマナレッジイニシアティブ 株式会社
    代表取締役
  • 土井 正治
    PRAヘルスサイエンス株式会社
    Medical Writing Associate Director

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,500円 (税別) / 51,300円 (税込)
複数名
: 42,500円 (税別) / 45,900円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 42,500円(税別) / 45,900円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 47,500円(税別) / 51,300円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 85,000円(税別) / 91,800円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 127,500円(税別) / 137,700円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/2/20 ICH新ガイドラインに対応する分析法開発と分析法バリデーションの基礎と実践 東京都 会場・オンライン
2026/2/24 ヒューマンエラー防止に必要なSOPの書き方の工夫と文書管理 オンライン
2026/2/24 技術移転の高効率的/高再現性にむけた工業化検討・提供文書・許容基準設定 オンライン
2026/2/24 ラボでの電子実験ノート管理・運用における経験からわかった製造や研究開発部門での電子情報管理の問題点・解決とDXの進め方 オンライン
2026/2/25 ADC (抗体薬物複合体) のリンカー・結合技術と特性解析・プロセス設計 オンライン
2026/2/25 日本特有の要求対応をふまえた海外導入品のCMC開発対応とCMC申請資料 (日本申請用) 作成 オンライン
2026/2/25 ニトロソアミン類分析におけるLC-MS/MSを用いた試験法開発 オンライン
2026/2/25 再生医療等製品における承認申請・審査 (品質・非臨床安全性評価) の留意点と当局の要求事項/考え方 オンライン
2026/2/26 規制当局GMP査察で多い指摘・不備と重大指摘を回避するための事前対応ポイント オンライン
2026/2/26 信頼性の高い研究成果を得るための公正な研究プロセスと試験データのQuality・基準 オンライン
2026/2/26 BCS・rDCS・PBBMを用いた製剤開発戦略とバイオウェーバー オンライン
2026/2/26 新規モダリティ (核酸医薬、遺伝子治療、細胞治療など) における事業性評価手法と注意すべき点 オンライン
2026/2/27 生体親和性材料の界面設計・評価・スクリーニング オンライン
2026/2/27 スケールアップ・ダウン検討および実験計画の進め方・データのとり方 オンライン
2026/2/27 HBEL (健康ベース曝露限界値) に基づいた洗浄評価基準とその運用 オンライン
2026/3/2 相分離生物学の基礎と創薬への応用に向けた先駆的研究事例/展開 オンライン
2026/3/3 海外販売も見据えた薬価算定ルール・薬価妥当性判断と当局交渉/戦略立案/シナリオ策定のポイント オンライン
2026/3/4 GMPをふまえた安定性試験の統計解析と規格設定・サンプリング・劣化リスク評価 オンライン
2026/3/4 mRNA-LNP医薬品における製剤化・製造・品質管理と品質審査の論点 オンライン
2026/3/5 一変申請・軽微変更の具体的理解と齟齬発見時の対応 オンライン

関連する出版物

発行年月
2011/8/3 「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2011/7/10 抗癌剤 技術開発実態分析調査報告書
2011/7/5 分析機器やLIMSのバリデーションとER/ES指針
2011/7/1 コンピュータバリデーション実施の手引き
2011/5/26 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション (中級編)
2011/5/25 超入門 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション
2011/4/20 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応実践講座
2011/1/28 3極GMP/局方における無菌性保証と査察対応
2011/1/25 供給者監査実施のノウハウと注意点
2010/12/1 「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応準備の手引き
2010/11/29 FDA Part11査察再開と欧州ANNEX11要求対応
2010/11/25 EDC適合性調査と医療機関事前対応
2010/8/20 3極GMP査察対応シリーズ
2010/5/27 CMCレギュレーションとドラッグマスターファイル(DMF)作成入門
2010/4/20 高血圧対応製品の研究開発動向と市場分析
2009/11/30 eCTD (基礎から応用まで)
2009/6/5 非GLP/GLP試験・医薬品製造の国内・海外委託と適合性調査対応
2009/2/23 社内監査の手引き
2009/2/10 臨床試験におけるEDCに関する信頼性調査への対応実践講座
2007/3/16 臨床開発におけるER/ESの活用とコンピュータシステムバリデーション実践書