技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

固体高分子型燃料電池における水分輸送の計測評価・制御の最新技術

固体高分子型燃料電池における水分輸送の計測評価・制御の最新技術

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2015年3月5日(木) 13時30分 16時30分

修得知識

  • 固体高分子形燃料電池 (PEFC) の多孔質電極 (GDL・触媒層)
  • 電解質膜内における物質輸送現象 (水分・酸素など)
  • PEFCに関する種々の計測評価技術

予備知識

  • 熱力学、輸送現象学、電気化学に関する基礎的知識を有している方が望ましい

プログラム

2014年度の燃料電池自動車の市販開始に向けて、燃料電池システムやその要素技術の開発は目覚ましい進展を遂げてきた。しかしながら、固体高分子形燃料電池 (PEFC) の本格的普及のためには、現在商品化が進められているレベルよりも格段の性能向上、長寿命化及び低コスト化が求められており、そのための基礎・基盤的な研究開発は継続して推進する必要がある。中でも、電池内部の水分管理の問題 (フラッディング、プラッギング、ドライアウト) は十分に解決されているとは言えず、水分挙動を解明するための解析評価手法の確立や、電池性能を最大限引き出すための水分制御技術の開発は不可欠である。 本セミナーでは、運転状態PEFCの電極・電解質膜内で実際に生じている物質輸送現象 (水分・酸素など) を分かりやすく解説し、電池内水分の計測評価手法や輸送制御技術について紹介する。セミナーを通じて、燃料電池高効率化、高耐久化のボトルネックとなっている技術課題を関係者の皆様と共有し、課題解決の一助になれば幸いである。
  1. 固体高分子形燃料電池 (PEFC) の概論
    1. 燃料電池の動作原理
    2. 燃料電池の種類と特徴
    3. 燃料電池の熱力学 (理論起電力と過電圧)
    4. PEFCの基本構成と膜電極接合体 (MEA)
    5. MEA (ガス拡散層 (GDL) ・触媒層・電解質膜) 内の物質輸送現象
    6. PEFC内の水分管理の問題
    7. PEFCの発電特性と損失要因
  2. 多孔質電極 (GDL・触媒層) 内におけるフラッディング現象とその対策
    1. GDL・触媒層内の水分輸送現象とフラッディングの発生メカニズム
    2. フラッディングが電池性能に及ぼす影響
    3. 解析評価手法
      • 光学的手法
      • 中性子ラジオグラフィー
      • X線CTによる液水挙動の可視化
    4. フラッディング抑制のための対策
  3. セパレータ流路内におけるプラッギング (水詰まり) 現象とその対策
    1. セパレータ流路内の気液二相流挙動とプラッギングの発生メカニズム
    2. プラッギングが電池性能に及ぼす影響
    3. 解析評価手法 (差圧測定、断面可視化手法による液水輸送現象の評価)
    4. プラッギング抑制のための対策
  4. 高分子電解質膜内におけるドライアウト現象とその対策
    1. 電解質膜内の水分輸送現象とドライアウトの発生メカニズム
    2. ドライアウトが電池性能に及ぼす影響
    3. 交流インピーダンス測定と電解質膜内の含水率の予測
    4. 解析評価手法
      • 核磁気共鳴画像法 (MRI)
      • ガスクロマトグラフィー (GC)
      • 半導体レーザ吸収分光法 (TDLAS)
      • 乾燥度試験紙を用いたin-situ水分布測定
    5. ドライアウト抑制のための対策
  5. まとめ

講師

  • 西田 耕介
    京都工芸繊維大学 大学院 工芸科学研究科
    准教授

会場

中央大学 駿河台記念館

3F 310号室

東京都 千代田区 神田駿河台3丁目11−5
中央大学 駿河台記念館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 43,200円 (税込)
複数名
: 30,000円 (税別) / 32,400円 (税込)

割引特典について

S&T出版からの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。

  • STbook会員登録を希望する場合、
    2名様でお申し込みの場合、1名様分の受講料で受講いただけます。
    また、3名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 27,963円(税別) / 30,200円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 37,963円(税別) / 41,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 55,926円(税別) / 60,400円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 83,889円(税別) / 90,600円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/4/10 水素・燃料電池の基本からアプリケーションまで オンライン
2025/4/15 固体酸化物形電解セル (SOEC) の原理・開発現状・将来展望 オンライン
2025/4/16 全固体電池の開発動向と製造プロセスに関する考察および電池試作と評価・解析技術 オンライン
2025/4/21 固体酸化物形電解セル (SOEC) の原理・開発現状・将来展望 オンライン
2025/4/21 産業分野の排熱回収技術とバイナリー発電 オンライン
2025/4/22 水素吸蔵材料の基礎と様々な水素貯蔵材料とその応用 オンライン
2025/4/25 フレキシブル熱電変換デバイスの基礎と最新技術動向 オンライン
2025/4/25 全固体リチウム電池材料と電池構築の基礎と実用化に向けた最新技術動向 オンライン
2025/4/28 水素吸蔵材料の基礎と様々な水素貯蔵材料とその応用 オンライン
2025/4/28 固体高分子電解質 (SPE) の基礎と応用 オンライン
2025/5/7 フレキシブル熱電変換デバイスの基礎と最新技術動向 オンライン
2025/5/7 全固体リチウム電池材料と電池構築の基礎と実用化に向けた最新技術動向 オンライン
2025/5/15 全固体電池に関する試験評価、構造解析の進め方 オンライン
2025/5/16 洋上風力発電の最新の取り組みと各種部材開発、ビジネスチャンス オンライン
2025/5/22 逆風に直面する洋上風力発電の最新動向と日本企業のビジネス・チャンス オンライン
2025/5/28 水素エネルギーとモビリティ オンライン

関連する出版物