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小型携帯用ディスプレイの開発現状と今後

小型携帯用ディスプレイの開発現状と今後

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2014年4月25日(金) 13時00分 17時00分

受講対象者

  • 小型携帯用ディスプレイの技術者、開発者

修得知識

  • 小型携帯用ディスプレイの要素技術の基礎
    • 液晶ディスプレイ
    • OLED (有機EL) ディスプレイ
    • タッチパネル
    • カバーガラス
  • 高画質・低消費電力のための研究動向
  • ディスプレイの技術動向と今後の展開

プログラム

 初めての方にも理解してもらうために、代表的な携帯用ディスプレイであるスマートフォンとタブレットに関して、液晶ディスプレイ、OLED (有機EL) ディスプレイ、タッチパネル、カバーガラスについて基礎知識をお話します。
 液晶デイスプレイやOLEDディスプレイはどのように画像を表示しているのか、タッチパネルはどのような原理で動作するのか、カバーガラスの表面はどのようにして硬くしているのか?またネット記事が理解出来るように専門用語についても簡単に説明します。
 次に、高画質や低消費を追及するためにどういう開発が行われているかに触れます。人間の網膜と同じ細かさを持つと言うRetina Display (レティーナ・ディスプレイ) が世に出た2010年から数年も経ずに、その細かさは1.5倍になりました。
 タッチパネルもガラスからフィルムにシフトし、そのタッチ感度の要求も高まり透明でかつ抵抗の低い材料が要求されるようになりました。従来ポピュラーだった透明導電膜ITOに代わる材料が急進展で開発されています。
 最後に、今後の小型携帯用機器のトレンドを予想し、それに向けて行われている開発内容について触れたいと思います。

  1. 基礎知識
    1. スマートフォンとタブレット
    2. 液晶ディスプレイ
    3. OLEDディスプレイ
    4. タッチパネル
    5. カバーガラス
  2. 開発現状
    1. 高画質の追及
      1. 高精細
      2. 外光反射防止
    2. 低消費電力の追及
      1. 酸化物半導体
      2. RGBWピクセル
    3. タッチパネルの多様化
      1. フィルム化
      2. ITOに代わる透明導電材料
      3. 指紋付着防止
  3. 今後の予想と開発課題
    1. フレキシブル化
    2. デバイス形態の進化

講師

  • 西部 徹
    株式会社 ジャパンディスプレイ 研究開発本部 開発企画部
    シニア テクニカル スペシャリスト

会場

株式会社オーム社 オームセミナー室
東京都 千代田区 神田錦町3-1
株式会社オーム社 オームセミナー室の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 43,000円 (税別) / 46,440円 (税込)
1口
: 56,000円 (税別) / 60,480円 (税込) (3名まで受講可)
本セミナーは終了いたしました。

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