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基礎から学ぶ射出発泡成形

基礎から学ぶ射出発泡成形

~微細射出発泡成形 (MuCell) 、コアバック成形を中心に~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、発泡成形の基本原則から応用技術までを理解し活用することができるようになることを目的とし、経験豊富な講師がわかりやすく解説いたします。

開催日

  • 2014年4月15日(火) 10時30分16時30分

受講対象者

  • 射出発泡成形に関連する製品を扱う技術者、設計者、生産技術担当者
    • 車両
    • 機械
    • 電子機器
    • 電子部品
    • 建材
    • 日用品 など
  • 成形品における二次加工に関連する技術者
  • 成形材料・発泡剤の技術者、開発者

修得知識

  • 射出発泡成形の基礎
  • 微細射出発泡 (MuCell) の基礎、応用、トラブルシューティング
  • コアバック発泡の基礎と応用
  • 発泡成形の実用例
  • 自社製品に発泡成形を導入する際のヒント

プログラム

 射出発泡成形は、発泡性樹脂を金型内に射出充填して多孔質体を得る成形技術である。射出発泡は用いる発泡剤で化学発泡と物理発泡に分類され、金型内における発泡挙動によってショートショット法,フルショット法,コアバック法に分類される。
 本講座では、射出発泡成形の基礎から、微細射出発泡 (MuCell) の基礎,応用,トラブルシューティング及びコアバック発泡の基礎と応用について解説する。
 講師は自動車ドアトリム用成形技術の開発と射出発泡成形用ポリプロピレン銘柄の開発を手始めに、超臨界流体を発泡剤とした射出発泡成形技術の応用開発を行ってきた。また、現在はTrexel社と業務提携して、MuCell技術のライセンス先に対するトレーニングを受託している発泡成形の専門家であることを自負している。
 射出発泡成形の基本原則はそれほど多くない。本講座を通して発泡成形の基本原則から応用技術までを理解し活用することができるようになる。

  1. はじめに
  2. 発泡体・多孔体の製法、特徴
  3. 発泡成形に用いられる発泡剤
    1. 化学発泡剤
    2. 物理発泡剤
    3. 超臨界流体
    4. マイクロカプセル
  4. 射出発泡成形の基礎
  5. 微細射出発泡成形 (MuCell) の特徴、応用
    1. MuCellの原理
    2. 超臨界流体の必要性
    3. 設備と制御
    4. 気泡の制御
    5. メリット
    6. 用途例
    7. トラブルシューティング
    8. 製品・金型設計
    9. 一歩進んだMuCell
  6. コアバック発泡
    1. 原理
    2. 利点 (何故コアバックによる軽量化効果は大きいのか)
    3. 設備 (成形機、金型)
    4. 制御 (気泡の制御)
  7. 今後の展開
    1. K2013における微細射出発泡成形
    2. 今後の期待
    • 質疑応答・名刺交換

会場

タイム24ビル

4F 研修室

東京都 江東区 青海2丁目4-32
タイム24ビルの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

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