技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

外観 (目視・官能) 検査の効率的な進め方

外観 (目視・官能) 検査の効率的な進め方

~検査基準・標準の設定・検査室設計・検査員教育訓練・改善のポイント~
東京都 開催 会場 開催 個別相談付き

概要

本セミナーでは、外観目視検査を効率的に進めるための規格化の手順や検査方法、検査室環境管理、検査員の選定・育成などについて、原材料受入検査から半製品検査・出荷検査にいたるまで実践例で解説いたします。

開催日

  • 2014年2月28日(金) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 医薬部外品・化粧品を中心とした解説となりますが、業種・業界を問いません
    • 品質管理
    • 検査
    • 開発部門
    • 原材料調達
    • マーケティング
    • 仕入れ担当者 など
  • 医薬部外品・化粧品・日用品に関連する担当者は必須の内容です。

修得知識

  • 外観検査の基礎
  • 外観検査判定基準の設定
  • 誤差因子を排除する検査環境作り
  • 検査員の選定・教育訓練・認定制度
  • 外観検査の自動化

プログラム

 お客様のライフスタイルの変化により、期待される効果や使用性、安全性、デザインなどの品質水準が多様化しています。メーカーは顧客 (お客様) との品質水準の整合性を確保するため、ブランドマーケティングに対応した商品機能を検査規格に落とし込み、それを正確に検査判定する必要があります。また、海外品の扱いも増えており、外観目視検査はそういった環境変化へも迅速かつ低コストでの対応に適しています
 本講習会では、これらを効率的に進めるための規格化の手順や検査方法、検査室環境管理、検査員の選定・育成などについて、原材料受入検査から半製品検査・出荷検査にいたるまで実践例で解説いたします。医薬部外品、化粧品を中心とした解説になりますが、他業種でのご参加や講演実績もあり、外観検査を必要とする多くの業種で幅広く参考にしていただけると思います。

  1. 化粧品の品質保証と外観検査
    1. 化粧品ニーズの多様化と外観検査の役割
    2. 化粧品製造工程での品質保証と外観検査の役割
    3. 外観検査・官能検査におけると判断の誤差因子とその管理
  2. 外観検査・官能検査の留意点と改善のポイント
    1. ステップごとの留意点と改善のポイント
    2. 検査精度と作業効率の両立は?
    3. 管理監督者の役割
  3. 精度・効率を考えた規格基準・検査見本の作成
    1. 検査規格書、検査見本の制定および更新・管理の留意点の作成のポイント
    2. 価格帯別、販路別などの商品の判定基準 (AQL) の考え方
    3. 商品苦情 (クレーム) と判定基準への反映は?
  4. 見逃し・検査バラツキを低減する検査環境の設定
    1. 環境が検査員に与える影響 (誤差因子) とは?
    2. 検査室の「照明、光源、空調、音、レイアウト」の留意点と改善は?
    3. 検査時間と休憩の取り方は?
  5. 外観検査の実施
    1. 原料・内容物外観検査の実際 ( (粉体、液体、乳化物、固形物・・)
    2. 材料/完成品外観検査の実際 (樹脂ボトル、ガラスボトル、コンパクト・・)
  6. 判定・処置を確実かつ迅速に進める検査結果の取扱い
    1. 抜取り検査と全数検査の運用課題と改善のポイント
    2. 判定ミスを防ぐ検査記録の取り方とは?
    3. 判定責任者の取るべき行動とは?
    4. 規格・基準化が「ない」「できない」時の判断と処置方法は?
  7. 識別能力を高める教育訓練 (識別力の校正と調整)
    1. 検査員に求められる資質・力量 (生理的識別能力/精神的識別能力) とは?
    2. 官能検査 (比色と匂い) の能力テストと訓練の実施例
    3. 検査員認定・更新の基準や訓練期間はどうすればよいか!
  8. 識別能力評価の実演
    1. 不良検出能力評価 (はなまるテスト) の実演
    2. 色識別能力評価の実際
  9. 化粧品製造における自動検査の取入れ方
    1. 自動検査機でできること、できないこと
    2. 自動検査機導入の注意事項
  10. 品質における海外調達品導入の課題
    1. 品質に対するギャップ (アジア圏、欧米圏) とは?
    2. 導入および改善指導のステップ
    • 質疑応答・名刺交換・個別相談

会場

江東区産業会館

第2会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,600円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき47,250円 (税込)
    • 2名同時にお申し込みいただいた場合、2名で49,980円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/3/31 周辺視目視検査法による外観検査の上手な進め方 オンライン
2025/4/1 化粧品設計開発のためのレオロジーの基礎知識と実践的評価手法 オンライン
2025/4/9 医薬品におけるサンプリングの基礎知識と全梱同一性確認への対応 オンライン
2025/4/15 美・健康・老化予防に関する計測技術および官能評価・有効性評価のポイント オンライン
2025/4/16 脳内質感情報の理解と解読に基づく「質感」と「感性」の予測と制御 オンライン
2025/4/17 ヒューマンエラー・ミスを防ぐための職場管理・作業管理方法と教育訓練 オンライン
2025/4/21 美・健康・老化予防に関する計測技術および官能評価・有効性評価のポイント オンライン
2025/4/22 暗黙知・ナレッジの共有と活用推進に向けた実践的ポイント オンライン
2025/4/23 医薬品・食品・化粧品工場における異物混入の具体的防止対策 東京都 会場・オンライン
2025/4/23 外観検査の概要、目視検査と自動検査の比較、その実際 オンライン
2025/4/23 官能評価の基礎と評価用アンケート作成と解析のポイント オンライン
2025/4/24 QA/QCが知っておくべき (開発段階を含めた) 分析法バリデーションの基礎 オンライン
2025/4/25 ヒューマンエラー (ポカミス) の未然防止・撲滅の考え方と効果的なポカヨケの進め方 オンライン
2025/4/28 AI外観検査 (画像認識) のはじめ方、すすめ方、精度向上への考え方 オンライン
2025/4/29 官能評価の基礎と評価用アンケート作成と解析のポイント オンライン
2025/5/7 暗黙知・ナレッジの共有と活用推進に向けた実践的ポイント オンライン
2025/5/12 QA/QCが知っておくべき (開発段階を含めた) 分析法バリデーションの基礎 オンライン
2025/5/16 画像認識技術入門 オンライン
2025/6/11 外観検査の "あいまいさ" を無くし判定精度を上げる外観 & 目視検査の正しい進め方 東京都 オンライン

関連する出版物