技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医療機器の生物学的安全性試験

医療機器の生物学的安全性試験

~基礎講座~
東京都 開催 会場 開催 個別相談付き

概要

本セミナーでは、改正GLP省令下での新ガイドラインで実施する各試験の概要とその実施 (委託) 時の留意点をわかりやすく解説いたします。

開催日

  • 2014年2月25日(火) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 医療機器、薬事に関わる担当者、開発者

プログラム

 2012年3月1日に生物学的安全性試験に関する新ガイドライン (薬食機発0301第20号、歯科用医療機器については薬食機発0301第1号) が通知され、まもなく2年になります。
新ガイドラインの運用も進み、2003年通知の「考え方 (医薬審発第0213001号) 」や「事務連絡№36」による申請の猶予期間も2003年3月末で過ぎ、1年が経過します。新ガイドラインと2003年版ガイドライン (医薬審発第0213001号、事務連絡№36) との比較も随時行います。
 一方、改正医療機器GLP省令の施行 (2008年8月) から今年で6年となります。承認申請にはこの省令の理解も欠かせません。
 薬事に携わる方はもちろん開発に関わる方などにも理解しやすいように、改正GLP省令下での新ガイドラインで実施する各試験の概要とその実施 (委託) 時の留意点をわかりやすく解説します。
また、海外で実施した生物学的安全性試験の利用の可能性や海外への申請についても基本事項を解説します。

  • 医療機器GLPとは (試験委託者あるいは実施者として)
  • 生物学的安全性の試験方法の概要
  • 実施する試験項目の選択の方法
  • 生物学的安全性試験の新ガイドラインと海外ガイドラインとの比較
  • 海外データの利用の可能性と、国内データの海外申請への利用の可能性
  1. 医療機器GLPの概要と基本的留意点
    • 厚生労働省令第37号とその一部改正 (厚生労働省令第115号) 並びに薬食発第0613010号
  2. 試験項目の選択方法、試験の意味、試験の評価の基本 (薬食機発0301第20号)
     基本的考え方
     試験方法
    • 細胞毒性試験
    • 感作性試験 (GPMT、A&P、LLNA)
    • 遺伝毒性試験 (復帰突然変異試験、染色体異常試験など)
    • 埋植試験 (筋肉内、皮下、骨内など)
    • 刺激性試験/皮内反応試験 (皮内反応、皮膚刺激性、眼刺激など)
    • 全身毒性試験 (急性、亜急性、亜慢性、慢性)
    • 発熱性物質試験 (発熱性物質、エンドトキシン)
    • 血液適合性試験 (血栓形成、血液凝固、血小板、血液学的項目、補体系)
    • 抽出率関連試験
    • その他の試験
  3. ISO 10993シリーズやASTM等との関連と比較
    • 新ガイドラインとの相違、海外データの利用、海外申請など
  4. 再生医療に関連する医療機器
    • デバイス (足場) +細胞
    • 核型分析や造腫瘍性試験など
    • 質疑応答・名刺交換・個別相談

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 第2研修室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,600円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき47,250円 (税込)
    • 2名同時にお申し込みいただいた場合、2名で49,980円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/9 滅菌の基礎と滅菌バリデーション入門 オンライン
2024/5/10 データインテグリティに対応した紙ベースのGMP文書・記録の作成、保管、管理、廃棄のポイント オンライン
2024/5/10 具体的データ事例を用いた安定性試験の統計解析と規格設定 オンライン
2024/5/10 ICH M7ガイドラインに則ったニトロソアミン類不純物の評価・管理に関する最新動向と当局の考え方 オンライン
2024/5/13 欧州体外診断用医療機器規則 (IVDR) の要求事項と対応ノウハウ オンライン
2024/5/14 入門者のための基本から学ぶGMP オンライン
2024/5/14 診断薬業界に求められるビジネスモデルと事業・製品戦略 オンライン
2024/5/15 医薬品開発における製剤開発の各段階で必要となる統計解析基礎講座 オンライン
2024/5/15 ユーザビリティエンジニアリング要点セミナー オンライン
2024/5/16 医薬品ライセンス契約のドラフティングと紛争回避・解決のポイント オンライン
2024/5/16 ISO 13485:2016が要求する医療機器サンプルサイズの根拠を伴う統計学的手法 (全2コース) オンライン
2024/5/16 ISO 13485:2016が要求する医療機器サンプルサイズの根拠を伴う統計学的手法 (Aコース 基礎編) オンライン
2024/5/16 Computer Software Assuranceセミナー オンライン
2024/5/17 データインテグリティを踏まえたGMP文書・SOP・記録の作成と管理 オンライン
2024/5/17 医薬品製剤の生物学的同等性とその定量的な予測方法の現状 オンライン
2024/5/17 QMSR徹底解説 (初級講座) オンライン
2024/5/20 滅菌バリデーションの深堀と見落としがちな滅菌バリデーションの留意点、最新米国FDA等EO環境問題と代替滅菌プログラム動向、無菌性保証とパラメトリックリリース (PIC/S ANNEX17) とその推奨 オンライン
2024/5/20 FMEAの必須知識と工程FMEAの実践手法 オンライン
2024/5/20 改正GMP省令を踏まえたGMP適合性調査対応 効率的なGQP/GMP - QA連携とQA/QC業務範囲の明確化 オンライン
2024/5/20 GVP省令が求める「医療機器製造販売後安全管理業務」 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用
2023/1/31 新規モダリティ医薬品のための新しいDDS技術と製剤化
2023/1/31 超入門 改正GMP省令セミナー
2022/12/31 機械学習・ディープラーニングによる "異常検知" 技術と活用事例集
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 (製本版 + ebook版)
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
2022/11/30 抗体医薬品製造
2022/9/30 5G時代のデジタルヘルスとその事業化
2022/8/31 医療機器の設計開発における統計的手法とそのサンプルサイズ設定
2022/7/29 ペプチド医薬品の開発・事業化戦略および合成・分析・製造ノウハウ
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策 (製本版 + ebook版)
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策
2022/6/17 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (追補版)
2022/3/31 疾患原因遺伝子・タンパク質の解析技術と創薬/診断技術への応用
2022/3/10 改正GMP省令対応 QA (品質保証) 実務ノウハウ集
2021/11/26 改正GMP省令で要求される「医薬品品質システム」と継続的改善 (書籍 + ebook版)
2021/11/26 改正GMP省令で要求される「医薬品品質システム」と継続的改善