技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

In vivo薬物動態データ解析法 基礎講座

In vivo薬物動態データ解析法 基礎講座

東京都 開催 会場 開催 個別相談付き

概要

本セミナーでは、薬物体内動態の基礎についてまとめ、模擬の薬物動態データを用いて、コンパートメントモデルによる解析およびモーメント解析によるパラメータの算出方法について解説いたします。

開催日

  • 2013年10月31日(木) 12時30分 16時30分

受講対象者

  • 医薬品、製剤に関連する技術者、品質担当者、管理者

修得知識

  • 薬物体内動態の基礎
  • 薬物動態データ解析時の注意点
  • 薬物動態データ解析方法

プログラム

 薬物動態データを解析するためには、薬物体内動態の基礎知識が必要です。
 本講演では、ADME (吸収、分布、代謝、排泄) 、コンパートメントモデルを中心に薬物体内動態の基礎についてまとめ、模擬の薬物動態データを用いて、コンパートメントモデルによる解析およびモーメント解析によるパラメータの算出方法について学びます。また、薬物動態データ解析時の注意点、様々な薬物動態データ解析方法についても解説します。

  1. 薬物動態の基礎
    1. 薬物の体内動態
      1. 薬物の吸収、分布、代謝、排泄
      2. 体内動態へのトランスポーターの関わり
    2. 薬物動態学
      1. 薬物動態学における基本的パラメータ
      2. コンパートメントモデル
      3. クリアランスの考え方 (組織クリアランス、固有クリアランス)
      4. モーメント解析
    3. より複雑な薬物体内動態
      1. 非線形体内動態 (タンパク結合、代謝、排泄、吸収)
      2. 腸肝循環
      3. 脳移行
  2. 薬物動態データ解析の実際
    1. 血中濃度データ解析の実際
      1. コンパートメントモデルを用いた解析 (静脈内注射、経口投与、持続注入)
      2. モーメント解析
      3. 得られたパラメータから何がわかるか
    2. 尿中データ解析の実際
      1. 尿中排泄速度を用いた解析
      2. シグママイナスプロット
      3. 尿中データ解析の利点、欠点
  3. 薬物動態データ解析時の注意点
    1. flip-flop現象
    2. モデルの妥当性
    3. 得られたパラメータの妥当性
    4. 動物データのヒトへの補正 (アロメトリー)
    5. 薬物体内動態の種差
  4. 様々な薬物動態データ解析方法
    1. 生理学的薬物速度論解析
    2. PK-PD解析
      1. PDモデルの種類と特徴
    3. ラプラス (Laplace) 変換
    4. デコンボリューション
    • 質疑応答・名刺交換・個別相談

会場

タイム24ビル

4F セミナールーム

東京都 江東区 青海2丁目4-32
タイム24ビルの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,600円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき47,250円 (税込)
    • 2名同時にお申し込みいただいた場合、2名で49,980円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/3/17 中国における薬事規制 / 薬価・保険制度と現地対応ノウハウ オンライン
2025/3/17 臨床試験を行う上で知っておくべき臨床医薬統計 基礎講座 オンライン
2025/3/17 医薬品工場の空調設備設計とバリデーション実施のポイント及びトラブル対策 オンライン
2025/3/17 データ駆動型がんバイオマーカー探索のポイント オンライン
2025/3/18 FDA査察指摘2,500事例に基づくラボと製造のデータインテグリティ実務の必須ポイント オンライン
2025/3/18 開発早期段階における患者数、売上、薬価予測 オンライン
2025/3/18 GLP省令:施設/試験で押さえるべき信頼性確保と最終報告書・生データの信頼性 オンライン
2025/3/19 バリデーション入門講座 オンライン
2025/3/19 抗体医薬品と核酸医薬品に関する特許調査手法および最適な特許戦略構築のポイント オンライン
2025/3/19 早期承認取得のためのPMDA申請戦略および提出資料 (照会事項回答) 作成のポイント オンライン
2025/3/21 無菌医薬品製造における汚染管理戦略 (CCS) の立案と実践 オンライン
2025/3/21 分析試験方法の技術移転の手順、進め方と評価判定方法 オンライン
2025/3/21 リスク分析をした洗浄バリデーションの実施方法と残留許容限度値の設定 オンライン
2025/3/21 バイオ医薬品の製造・品質管理・品質保証のポイントと査察対応 オンライン
2025/3/21 CAPAの具体的な実施方法セミナー オンライン
2025/3/24 バリデーション入門講座 オンライン
2025/3/24 バイオ医薬品の製造プロセスにおけるCMC開発戦略 オンライン
2025/3/24 非経口剤の血漿中濃度推移の解析 オンライン
2025/3/24 データ駆動型がんバイオマーカー探索のポイント オンライン
2025/3/24 薬物動態の基礎と活用 オンライン

関連する出版物

発行年月
2020/3/30 当局要求をふまえたデータインテグリティ手順書作成の要点
2020/3/24 リアルワールドデータの使用目的に応じた解析手法 - 各データベースの選択と組み合わせ -
2020/2/27 海外データ (試験施設) /海外導入品の信頼性基準適用と効率的なデータ利用・CTD申請
2019/8/1 データインテグリティ規程・手順書
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/6/27 EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集
2018/11/30 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価
2018/10/30 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2
2018/9/28 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発
2018/8/31 がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2018/6/29 医薬品グローバル開発に必要な英語実務集
2018/5/30 GVP Module改訂をふまえたEU Pharmacovigilance規制の実装
2018/5/18 創薬のための細胞利用技術の最新動向と市場
2018/4/25 統計学的アプローチを活用した分析法バリデーションの評価及び妥当性
2018/1/30 バイオ医薬品のCTD-Q作成 - 妥当性の根拠とまとめ方 -
2017/10/27 国際共同試験におけるICH-E6改訂のインパクト・QMS構築
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発