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医薬品包装/表示における識別性向上・差別化・安全性確保とデザインの在り方

医薬品包装/表示における識別性向上・差別化・安全性確保とデザインの在り方

~高齢化社会で求められる表示と、包装による製品競争力向上 / 今、求められる包装・表示の最低要件とさらなる改善余地~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2013年5月29日(水) 10時30分 16時20分

受講対象者

  • 医薬品包装に携わる担当者

修得知識

  • 医薬品包装 / 表示の問題点
  • 医薬品包装の識別性向上・改善アプローチ
  • 医薬品包装による他製品との差別化
  • メデュケーションエラーの原因と対策
  • 「識別性向上」と「類似性の解消」による安全性向上、製品価値向上
  • 高齢化社会において求められる要件

プログラム

第1部 医療現場の視点から見た医薬品包装/表示の問題点・デザインの在り方と今後の改善余地

(2013年5月29日 10:30〜13:00)

 製薬企業の包装デザイン設計に関わる担当者が、自社内で議論を重ね開発・採用に至った医薬品であっても、そのデザインが医療従事者から高い評価を得られるとは限らない。新規医薬品の開発が以前にも増して困難を極めるなか、医療現場での医薬品採用基準は、より安価でメディケーションエラーを誘発しにくい製品に重きを置く傾向が鮮明になっている。
 そこで本講では、現在臨床現場で使用されている医薬品包装のデザイン、形態、使用感に関する医療医従事・患者からの評価を交え、当該包装の何が現場で問題なのかを具体的に提示する。同時に、医療現場で評価される医薬品包装や、現場で今後必要とされる医薬品包装のヒントについても提示したい。

  1. 医療現場における医薬品の保管状況
    • 病院薬局における保管状況
    • 病棟における保管状況
    • 保険薬局における保管状況
  2. 医療現場で問題となる医薬品包装・表示デザイン事例
    • 現行医薬品の包装・表示ラベルの問題点
    • 外見が類似している医薬品
    • 包装形態に問題がある医薬品
    • ラベル表示に問題がある医薬品
    • 使用期限の表示に問題がある医薬品
    • PTPシートの表示に問題がある医薬品
    • ブリスター表示に問題がある医薬品
    • ジェネリック薬品の問題点
    • 薬用量の表記方法とメディケーションエラー
    • 誤解を生みやすいラベル、商品名
    • 使い方が難しい経口製剤の例
  3. 医療現場で評価される医薬品包装・表示デザインの例
    • キット製剤・プレフィルド製剤の医療現場での評価
    • ピッチ印刷によりリスク軽減が期待できる経口製剤の例
    • カードブリスターによりリスク軽減が期待できる経口製剤の例
    • イラストやシンボルマークの導入によりリスク軽減が期待できる経口製剤の例
  4. 医薬品包装・表示デザイン改善策のヒント
    • キット化が望まれる医薬品
    • プレフィルド化が望まれる医薬品
    • ブリスター化が望まれる医薬品
    • 外部包装に工夫が望まれる医薬品

第2部:製薬メーカーから見た識別性向上と他製品との差別化への取り組み

(2013年5月29日 13:50〜16:20)

 医療用医薬品については、有効性と安全性という「物としての安全」に加えて「投薬過誤」防止のための[使用の安全」対策が、近年重要な課題となってきている。
 医療医薬品の容器包装は、「形態」、「表示」による「投薬過誤」と「類似性」などによって、医療機関の製品の採用、購入に影響を、およぼすようになってきている。「顧客調査」を通じた「識別性改善」と「類似性」の解消と製品の競争力を高めるための、取り組みについて事例を交えて紹介する。

  1. 医薬品包装に影響を与える要因
    • 医薬品包装の現状
    • 法規制の表示への影響
    • バーコード表示
    • 偽薬対策
  2. 医薬品包装の問題点の解決
    • 類似性の発生
    • 表示事項の識別性
    • 顧客調査の方法
    • 解決策
  3. 今後の展望

講師

  • 下枝 貞彦
    東京薬科大学 薬学部 臨床薬剤学教室
    教授
  • 高池 敏男
    アストラゼネカ 株式会社 メディカル本部 医薬情報カスタマーソリューション ビジネスデザイングループ

会場

大田区産業プラザ PiO

6階 C会議室

東京都 大田区 南蒲田1-20-20
大田区産業プラザ PiOの地図

主催

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受講料

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複数名
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