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カーボンナノチューブの選定と分散技術

カーボンナノチューブの選定と分散技術

~高性能複合材料開発に向けた基礎から開発事例・リスク管理まで~
大阪府 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、CNTの基礎から解説し、高性能部材にするための選定方法・分散技術や応用事例について、経験豊富な講師が詳解いたします。

開催日

  • 2012年6月5日(火) 12時30分 16時30分

受講対象者

  • カーボンナノチューブの応用が見込まれる製品の技術者、開発者、研究者
    • エネルギー分野
      • リチウムイオン電池、二次電池
      • 燃料電池
      • キャパシタ など
    • 樹脂分野
      • エレクトロニクス包装材料
      • 自動車部品 など
      • 複合材料
    • 電子機器分野
      • 導電性ゴム
      • 電子デバイス
      • MEMS
      • 歪みセンサー など

修得知識

  • カーボンナノチューブ世界の全体像
  • CNT用途開発の将来像

プログラム

 カーボンナノチューブはメーカーにより性状や特性が大きく異なりますので、開発対象に合致したCNTの選定が先ず重要です。
 次いで、CNTの特性劣化を防ぐため液相あるいは固相中でマイルドに分散し、CNTだからこそ発揮できる高性能部材に仕上げることが大切です。この方針に沿った具体的な事例を報告します。

  1. カーボンナノチューブの魅力
    1. CNTとは
    2. CNTの特性
    3. CNTの期待される用途
  2. 弊社の企業戦略
    1. 弊社の技術基盤とネットワーク網
    2. プロトタイプ開発のやり方
    3. CNTデータベース化の試み
  3. 液相分散技術
    1. 分散上の留意点と界面科学的視点
    2. マイルド分散における分散機の選定
    3. 分散剤の選択と分散安定化
  4. 応用開発事例
    1. CNT透明・静電防止塗料
    2. CNT透明導電膜/フィルム
    3. CNTペーパー
    4. リチウムイオン二次電池への応用
    5. その他
  5. 固相分散技術の開発
    1. CNT/熱可塑性樹脂複合材料
  6. 毒性/安全性に関する情報
    1. 毒性に関する報告
    2. CNTメーカーの動き
    3. NEDOのCNTリスク評価結果
  7. まとめと将来展望
    • 質疑応答・名刺交換・個別相談

会場

大阪市立中央区民センター

3F 第3会議室

大阪府 大阪市 中央区久太郎町1丁目2-27
大阪市立中央区民センターの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,600円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき47,250円 (税込)
    • 2名同時にお申し込みいただいた場合、2名で49,980円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

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