技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

先端半導体製造における洗浄・乾燥技術の基礎と課題および最新動向

先端半導体製造における洗浄・乾燥技術の基礎と課題および最新動向

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、半導体洗浄技術の基礎から世界最先端の最新動向まで、実践的な観点から豊富な事例を交え、 初心者にも分かりやすく、かつ具体的に徹底解説いたします。

開催日

  • 2012年3月28日(水) 10時00分 16時30分

受講対象者

  • 半導体デバイスメーカー
  • 装置メーカー
  • 材料メーカー
  • 計測器メーカー
  • ゼネコン
  • 空調 (クリーンルーム) メーカー
  • 薬液・純水・ガスメーカーなど

修得知識

  • 半導体教科書で採り上げられない半導体洗浄技術の現状の課題と将来展望
  • 半導体洗浄技術の基礎の基礎
  • 半導体洗浄技術の最新動向
  • 洗浄技術を切り口とした先端半導体プロセス技術

プログラム

 半導体デバイスの微細化に伴い、半導体の製造現場では、パーティクルはじめ様々な微小な汚染物質が半導体デバイスの歩留まりや信頼性にますます大きな影響を及ぼすようになってきています。
 半導体プロセスはそのすべてが汚染の発生源です。これらの汚染が半導体ウェーハ表面に付着してしまった場合は、洗浄で除去しなければなりません、このため、洗浄工程は、歩留りを左右する重要な工程として、半導体製造プロセスの中に繰り返し登場し、最多の工程となっています。
 しかし、半導体デバイスの微細化に伴い、洗浄に伴う様々なトラブルが顕在化してきており、従来の洗浄技術にブレークスルーが求められています。
 本講演では、半導体洗浄技術の基礎、現状の課題と解決策、そして世界最先端の最新動向までを、実践的な観点から豊富な事例を交え、 初心者にも分かりやすく、かつ具体的に徹底解説します。

  1. ウェーハ洗浄の基礎
    1. 半導体洗浄における洗浄の重要性
    2. 洗浄による表面汚染除去のメカニズム
      • パーティクル
      • 金属不純物
      • 有機汚染
    3. ウェーハ洗浄手法、洗浄シーケンスの変遷
      • 多槽浸漬式洗浄から枚葉スピン洗浄へ
    4. ウェーハ乾燥手法の変遷
  2. ウェーハ洗浄の現状と課題
    1. 微細構造・新材料への対応
    2. FEOL洗浄の現状と課題
    3. BEOL洗浄の現状と課題
  3. 超微細化に向けての洗浄の課題
    1. 先端半導体製造における純水がらみの問題点
    2. 洗浄時の物理力 (超音波、2流体ジェット) によるパターン倒壊
  4. 脆弱なナノ構造にダメージを与えない洗浄
    1. ウェット洗浄の改良
    2. 代表的なドライ洗浄
      • HFベーパー
      • 極低温エアロゾル
      • クラスターイオンビーム
      • UV/ガス利用 など
    3. 超臨界流体洗浄
    4. 局所クリーニング
      • レーザー
      • ショックウエーブ
      • ナノプローブ
      • ナノピンセット など
  5. 洗浄装置業界・特許・国際会議の最新動向分析
    1. 洗浄技術の特許動向
    2. 過去の国際会議に見る洗浄技術の動向
      1. 年秋開催国際会議に見る洗浄技術の最新動向
    3. 今後の国際会議の予定
  6. まとめ ~ 半導体洗浄技術のパラダイムシフト
    1. 半導体洗浄技術のパラダイムシフト
    2. 超微細化新材料・構造への洗浄技術の対応
    • 質疑応答・名刺交換・個別相談

会場

江東区産業会館

第2会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,600円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき47,250円 (税込)
    • 2名同時にお申し込みいただいた場合、2名で49,980円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/7/2 半導体ダイシングの低ダメージ化と最新動向 オンライン
2024/7/2 半導体パッケージの伝熱経路、熱モデルと熱設計・シミュレーション技術 オンライン
2024/7/4 リスクマネジメント/ワーストケースアプローチに基づく洗浄バリデーション実施 (残留限度値・DHT/CHT設定など) と残留物の評価法 オンライン
2024/7/4 最先端3D集積とチップレットにおける課題および配線・接合技術の最新動向とプロセス技術・材料への要求 オンライン
2024/7/5 ダイヤモンド半導体・パワーデバイスの最新動向 オンライン
2024/7/10 半導体・回路素子・電子部品における寿命の故障モードとその故障の寿命予測法 東京都 会場・オンライン
2024/7/10 半導体デバイス製造に用いられる接合技術 オンライン
2024/7/11 SiCウェハ表面の構造・形態制御と超平坦化技術 オンライン
2024/7/12 高機能フィルムの製造技術とその工程 オンライン
2024/7/12 CMP技術とその最適なプロセスを実現するための実践的総合知識 オンライン
2024/7/12 熊本県半導体産業における現状、課題と新たな取り組みについて 東京都 会場・オンライン
2024/7/17 半導体産業の価格戦略、開発戦略の方向性とビジネスチャンス 東京都 会場・オンライン
2024/7/18 超音波洗浄の基礎・メカニズムから効果的な活用方法 オンライン
2024/7/19 バッチ化学合成プロセスのスケールアップによる化学品・医薬原薬の製造のポイントとトラブル対策 東京都 会場・オンライン
2024/7/19 クリーンルームの維持管理における必須知識と実践ノウハウ 会場・オンライン
2024/7/19 医薬品不純物管理のための許容量 (PDE) 設定の基礎と実践 オンライン
2024/7/22 半導体ドライエッチングの基礎と最新技術 オンライン
2024/7/23 半導体デバイスの物理的洗浄手法 オンライン
2024/7/25 凍結乾燥製剤の設計とスケールアップ対策ならびにトラブル防止の具体的ポイント 東京都 会場・オンライン
2024/7/25 半導体業界の最新動向 オンライン

関連する出版物

発行年月
2021/11/12 レジスト材料の基礎とプロセス最適化
2021/6/18 2021年版 電子部品・デバイス市場の実態と将来展望
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ
2020/10/30 クリーンルームの微小異物・汚染物対策と作業員教育
2020/7/17 2020年版 電子部品・デバイス市場の実態と将来展望
2020/5/29 凍結乾燥工程のバリデーションとスケールアップおよびトラブル対策事例
2020/1/30 凍結乾燥の最適な条件設定による品質の安定化 - ラボ機と生産機の性能の違いを反映させたスケールアップ -
2019/7/19 2019年版 電子部品・デバイス市場の実態と将来展望
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集
2018/12/27 押出成形の条件設定とトラブル対策
2018/3/20 レジスト材料・プロセスの使い方ノウハウとトラブル解決
2018/1/10 SiC/GaNパワーエレクトロニクス普及のポイント
2017/9/25 乾燥技術の基礎とトラブル対策
2014/10/31 炭化ケイ素半導体 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/10/31 炭化ケイ素半導体 技術開発実態分析調査報告書
2014/9/30 液体または蒸気による洗浄技術 技術開発実態分析調査報告書
2014/9/30 液体または蒸気による洗浄技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/5/30 コンタクトレンズ用洗浄・殺菌消毒剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/5/30 コンタクトレンズ用洗浄・殺菌消毒剤 技術開発実態分析調査報告書
2013/12/15 パワー半導体 技術開発実態分析調査報告書