技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

PVA (ポリビニルアルコール) の分子構造と物性の解説およびその用途展開

PVA (ポリビニルアルコール) の分子構造と物性の解説およびその用途展開

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、ポリビニルアルコール(PVA)の基礎から解説し、市販されている高機能化PVA、代表的な用途について詳解いたします。

開催日

  • 2011年7月15日(金) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • ポリビニルアルコールに関連する技術者、研究者、品質担当者
  • ポリビニルアルコールの応用製品に関連する技術者、研究者、品質担当者

修得知識

  • PVA (ポリビニルアルコール) の基礎
  • PVAの構造・物性・微細構造
  • PVAの高機能化
  • PVAの用途

プログラム

 代表的な水溶性合成高分子であるポリビニルアルコール (PVA) について、その基本的な分子構造と物性の関連性や微細構造の解説を中心に講演いたします。
 また、市販されている高機能化PVAの紹介やPVAの代表的な用途を紹介いたします。

第1章 PVA (ポリビニルアルコール) の基礎

PVAの製造フローの解説、世界の主要PVAメーカー、日本市場での用途構成およびその推移、PVAの基本構造など全般的・基礎的な情報を解説します。

  • PVA生産量と主要用途
  • PVA製造方法
  • PVA基本構造

第2章 PVAの構造と物性および微細構造

主にけん化度や重合度などの基本的な分子構造と水溶液物性及び皮膜物性との相関を解説します。さらに、PVAの分子中に含まれる微細構造に関する解説をします。

  • PVAの水溶液物性
  • PVAの皮膜物性
  • PVAの微細構造

第3章 PVAの高機能化

各種変性PVAについて、その特徴や主要用途を紹介します。

  • 共重合変性PVA
  • 連鎖移動重合による末端変性PVA
  • ブロックポリマー

第4章 新規水溶性ポリマー「エクセバール」

第5章 PVAの用途

数あるPVAの用途の中から、主に分散安定剤、紙加工剤について特徴を解説します。分散安定剤についてはエマルジョン重合用、塩ビ懸濁重合用を、紙加工剤についてはインクジェット用、感熱紙用、剥離紙用をそれぞれ解説します。

  • 分散安定剤
  • 紙塗工剤
  • その他
  • 質疑応答・名刺交換

会場

タイム24ビル
東京都 江東区 青海2丁目4-32
タイム24ビルの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,600円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき47,250円 (税込)
    • 2名同時にお申し込みいただいた場合、2人目は無料 (2名で49,980円)
    • 案内登録をされない方は、1名につき49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/2/28 熱硬化性樹脂の基礎と応用 オンライン
2025/2/28 難燃剤、難燃化技術の基礎と最新動向 オンライン
2025/2/28 ゴム材料の分析手法および劣化現象とその分析 オンライン
2025/2/28 プラスチックリサイクルの国内外の現状とリサイクル技術 オンライン
2025/3/3 高分子材料の物性分析、分子構造解析技術の基礎と材料開発、物性改善への応用 オンライン
2025/3/4 加硫剤、加硫促進剤の使い方とスコーチ・ブルーム・分散性 オンライン
2025/3/5 ゴム・プラスチック材料の破損・破壊原因と対策事例及び寿命予測 東京都 会場・オンライン
2025/3/5 発泡成形の基礎とトラブル対策 オンライン
2025/3/6 エポキシ樹脂の耐熱性向上と機能性両立への分子デザイン設計および用途展開における最新動向 オンライン
2025/3/6 EUVレジストの高感度化、感度測定とメタルレジストの反応機構 オンライン
2025/3/6 樹脂・ゴム材料中におけるブリードアウト&ブルーム現象の発生メカニズムの解明と防止・対策技術 オンライン
2025/3/6 高分子材料の結晶化度測定と分子構造解析およびその応用 オンライン
2025/3/7 「モノマテリアル包装」の動き、バリア向上などの物性向上、企業採用・海外規制などの展望 オンライン
2025/3/7 ポリマーアロイにおける相溶性の基礎と構造・物性制御 オンライン
2025/3/7 難燃剤、難燃化技術の基礎と最新動向 オンライン
2025/3/10 UV硬化型樹脂の基礎と硬化過程の測定法及び評価・解析手法 オンライン
2025/3/10 シリコーンの基礎・特性と設計・使用法の考え方・活かし方 オンライン
2025/3/10 エポキシ樹脂の化学構造と硬化剤および副資材の使い方 オンライン
2025/3/12 Tダイ法による押出成形とトラブル対策 オンライン
2025/3/12 高温/直流高電界下における高分子絶縁材料の特性と評価法 オンライン

関連する出版物

発行年月
2017/7/31 機能性モノマーの選び方・使い方 事例集
2017/7/31 プラスチック成形品における残留ひずみの発生メカニズムおよび対策とアニール処理技術
2017/6/19 ゴム・エラストマー分析の基礎と応用
2017/2/27 プラスチックの破損・破壊メカニズムと耐衝撃性向上技術
2017/1/31 放熱・高耐熱材料の特性向上と熱対策技術
2016/8/31 ポリマーアロイにおける相溶性の基礎と物性制御ノウハウ
2014/11/30 繊維強化プラスチック(FRP)〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/8/28 高分子の劣化・変色メカニズムとその対策および評価方法
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2013/9/2 機能性エラストマー市場の徹底分析
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/4/5 高分子の延伸による構造と配向の発現およびそれらの制御法を利用した材料開発
2013/2/28 吸水性樹脂 技術開発実態分析調査報告書
2013/2/28 吸水性樹脂 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2012/11/1 高分子の結晶化メカニズムと解析ノウハウ
2012/9/27 熱膨張・収縮の低減化とトラブル対策
2012/9/20 フッ素樹脂 技術開発実態分析調査報告書
2012/9/20 フッ素樹脂 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)