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超臨界流体を用いた多孔質材料創製および含浸・吸脱着分離プロセスの開発と応用展望

超臨界流体を用いた多孔質材料創製および含浸・吸脱着分離プロセスの開発と応用展望

~含浸条件・担体の選定、細孔構造の制御、吸脱着分離設計に必要なデータ、超臨界流体の基礎と従来の溶媒・プロセスとの使い分け etc.~
オンライン 開催
本セミナーは、申し込みの受け付けを終了いたしました。
  • ライブ配信セミナーには、特典としてアーカイブ配信が付きます。
  • アーカイブ配信の視聴期間は2026年10月30日〜11月6日を予定しております。
  • ライブ配信を欠席し、アーカイブ配信のみ受講をご希望の場合は、通信欄に「ライブ欠席、アーカイブのみ受講」とご記入ください。

概要

本セミナーでは、超臨界流体を用いた多孔質材料創製について取り上げ、電池材料、触媒、機能性粒子、医薬品・DDSなどへの機能性成分の担持・含浸から、排ガス処理、VOC回収、吸着材の再生・リユース、CO2分離回収までを解説いたします。
また、各分野への応用展望や実用化に向けた課題に加え、プロセス設計時に重要となる溶解度や吸着平衡をはじめとした平衡・輸送物性についても解説いたします。

開催日

  • 2026年10月29日(木) 13時00分 ~ 16時30分

受講対象者

  • 超臨界流体技術の導入を検討している技術者・研究者
  • 多孔質材料への担持・含浸に携わる方
    • 触媒
    • 電池材料
    • 機能性粒子
    • 医薬品
    • DDSなど
  • 多孔質材料の応用に携わる方
    • 排ガス処理
    • VOC回収
    • 吸着剤の再生
    • リユースに関わる方
  • 分離プロセスの設計・スケールアップに携わる方
  • カーボンニュートラル/CCUS関連の材料・プロセス開発に関わる方
  • 化学工学の熱力学・物性推算を、実務で使いこなしたい方

修得知識

  • 超臨界流体の基礎物性と、従来の溶媒・プロセスとの使い分けの判断軸
  • プロセス設計に必要となる平衡・輸送物性の測定方法と、そのデータの読み方
  • 溶解度・吸着平衡の熱力学的モデリングの考え方と、設計データへの展開のしかた
  • 超臨界CO2を用いた多孔質材料の創製プロセスの考え方と、細孔構造の制御
  • 含浸プロセスにおける操作条件 (温度・圧力・時間・助溶媒) と、担体の選び方
  • 吸脱着分離プロセスの設計に必要なデータの揃え方と、吸着材の選び方
  • 触媒・機能性材料、医薬・DDS、環境、CCUSなど各分野への応用の可能性

プログラム

 超臨界CO2 (臨界点31°C、7.4 MPa) は、気体に近い高い拡散性と液体に近い溶解力を持ち、界面張力を持たない。さらに、密度すなわち溶媒力を温度・圧力によって連続的に調整でき、減圧するだけで溶媒が完全に抜けるため乾燥工程を必要としない。こうした特徴は、多孔質材料のナノ細孔の奥まで成分を運び込む「含浸」と、細孔に捕捉された成分を取り出す「脱着・再生」の双方に有利に働き、材料創製から分離プロセスまで幅広く応用できる。
 一方で実際にプロセスを設計する段階になると、「温度・圧力をどこに置くべきか」「どこまで担持できるのか」「どれだけのCO2が必要か」といった問いに必ず直面する。これらに答えるための土台となるのが、溶解度や吸着平衡をはじめとする平衡・輸送物性である。
 本セミナーでは、まず「超臨界流体とは何か」という基礎から出発し、プロセス設計に必要となる物性の測定と熱力学的モデリングの考え方を整理する。そのうえで、多孔質材料の創製、機能性成分の含浸、そして吸脱着分離・再生プロセスへと、基礎から応用へ順を追って解説する。最後に、触媒・機能性材料、医薬・DDS、環境・排ガス処理、CO2の分離回収・有効利用といった各分野への応用展望と、実用化に向けた課題を述べる。

  1. はじめに : 超臨界流体とは何か
    1. 状態図で見る超臨界領域
      • 気体・液体・超臨界流体は何が違うのか
    2. 臨界点の近くで物性はどう変わるか
      • 密度
      • 粘度
      • 拡散係数
    3. なぜCO2が用いられるのか (臨界点、安全性、コスト、減圧するだけで分離できる)
    4. 有機溶媒・水蒸気などを用いる従来プロセスとの比較
    5. 超臨界流体技術の産業利用の全体像
    6. 高圧装置の構成と操作・安全上の要点
  2. プロセス設計の基礎となる平衡・輸送物性
    1. なぜ物性から入る必要があるのか
    2. 超臨界CO2の密度と溶媒力
      • 温度・圧力の効き方
    3. 溶質の溶解度
      • 測定の考え方と推算の方法
    4. ナノ細孔空間における吸着平衡
      • 測定の考え方と熱力学的モデリング
    5. 助溶媒 (エントレーナー) の役割と使いどころ
  3. 多孔質材料の創製
    1. 多孔質材料の種類と細孔特性、その評価方法
    2. 従来の作製プロセスとその課題
    3. 超臨界CO2を用いた多孔質材料の創製プロセス
    4. 細孔構造の制御と、操作条件の考え方
    5. 表面修飾による細孔表面の設計
  4. 含浸プロセスの開発
    1. 含浸のメカニズム:溶解 → 細孔内拡散 → 吸着 → 減圧・固定化
    2. 何が担持量を決めるのか
      • 溶解度と吸着平衡の役割
    3. 温度・圧力・時間・助溶媒の選び方
    4. 担体の選択が担持性能に及ぼす影響
    5. 従来法 (液相法など) との比較
    6. 担持状態の評価方法
  5. 吸脱着分離プロセスの開発
    1. 超臨界CO2雰囲気下における吸着・脱着の特徴
    2. 吸着平衡の測定とモデリング
      • 設計データのつくり方
    3. 多成分系・広い温度圧力範囲への展開
    4. 吸着材の選択と使い分け
    5. 従来の再生法との比較
  6. 応用展望
    1. 触媒・機能性材料分野への展開
    2. 医薬・DDS分野への展開
    3. 環境・排ガス処理分野への展開
    4. CO2の分離回収・有効利用 (CCUS) への展開
    5. コスト・安全性を含めた実用化に向けた課題
    6. まとめ
    • 質疑応答

講師

  • 宇敷 育男 氏
    広島大学 大学院 先進理工系科学研究科 化学工学プログラム
    准教授

主催

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お問い合わせ

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受講料

1名様
: 34,400円 (税別) / 37,840円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 34,400円(税別) / 37,840円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは、申し込みの受け付けを終了いたしました。

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