技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

HBEL (健康ベース曝露限界値) に基づいた洗浄評価基準とその運用

HBEL (健康ベース曝露限界値) に基づいた洗浄評価基準とその運用

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、HBEL (健康ベース曝露限界値) の概略、洗浄閾値の基本とその運用、および洗浄バリデーションの流れについて解説について解説いたします。
また、PIC/S GMP、改正GMP省令などの洗浄に関する規制、海外CDMOの現状についても解説いたします。

配信期間

  • 2026年2月27日(金) 12時30分2026年3月8日(日) 16時30分

お申し込みの締切日

  • 2026年2月27日(金) 12時30分

修得知識

  • 低分子・不活化高分子の曝露限界値の設定
  • 曝露限界値に基づく洗浄管理基準の設定
  • 数値シミュレーション事例
  • 目視検査
  • 洗浄目標の設定
  • 今後の洗浄実務の流れ

プログラム

 製薬分野での共用設備では、品質確保の観点から、交叉汚染防止のための洗浄が必須である。そのための科学的ツールは、国内外のGMPで導入されている「健康ベース曝露限界値」 (HBEL) である。このHBELに基づいて設定される洗浄閾値が洗浄管理するうえでの基盤である。
 本講座では、HBELの概略、洗浄閾値についての基本的な事項とその運用、および洗浄バリデーションの流れなどを説明する。製薬分野での共用設備では、品質確保の観点から、交叉汚染防止のための洗浄が必須である。そのための科学的ツールは、国内外のGMPで導入されている「健康ベース曝露限界値」 (HBEL) である。このHBELに基づいて設定される洗浄閾値が洗浄管理するうえでの基盤である。本講座では、HBELの概略、洗浄閾値についての基本的な事項とその運用、および洗浄バリデーションの流れなどを説明する。

  1. 洗浄に関する規制〜PIC/S GMP & 改正GMP省令
    1. 国内外の規制の方向性
    2. 交叉汚染防止のための要件
    3. 専用化要件
    4. GMP事例集 (2022年)
    5. 制要件としての2つの指標の設定
    6. 今後の洗浄実務に要求されること
  2. 洗浄担当者のためのHBEL概論
    1. 概要
    2. HBELの定義・位置付け・用語
    3. HBELの計算式
    4. 調整係数の設定
    5. HBELのバラツキ
    6. HBELを取り扱う上での留意点
    7. HBELを巡る課題
  3. データが限定されている各種製品への対応
    1. データが限定されている場合の基本的な方策
      1. TTCの概念による方法
      2. Control Bandingの下限値から求める方法
      3. デフォルトを利用する方法
    2. 治験薬
    3. 中間体
    4. 洗浄剤
    5. OTC製品
    6. ノンハザード物質
    7. 高分子医薬品 (不活化タンパク質断片)
  4. HBELに基づく洗浄管理基準の設定
    1. 製品接触部における洗浄管理基準
      1. 洗浄閾値の計算式と用語
      2. 洗浄閾値の意味合い
      3. 洗浄閾値とroutine cleaning limitの違い
      4. 安全マージンの大きさと当局の期待
    2. 製品非接触部における洗浄管理基準
    3. 間接製品接触部における洗浄管理基準 (封じ込め機器内部など)
  5. プロダクト特定ADEの考えと洗浄工程への適用
    1. プロダクト特定ADEの考えの概要
    2. 洗浄閾値を小さくする必要がある場面
    3. 洗浄閾値を大きくしてもよい場面
  6. 目視検査と目視検出限界の設定
    1. 目視検査の位置付け
    2. 目視で検出できるレベル (低分子)
    3. 目視で検出できるレベル (不活化タンパク質断片)
    4. 目視検出限界設定に関する規制当局の期待
    5. 目視検出限界の設定方法論
    6. 目視検出限界をめぐる課題
    7. 目視検査を唯一の基準とする議論
  7. HBELを用いる洗浄評価シミュレーション
    1. シミュレーションの前提条件と計算結果
    2. ハザードレベルと洗浄閾値の関係
    3. 洗浄閾値と目視検出限界の関係
    4. シミュレーションからの知見
    5. シミュレーション結果をワーストケース設定に利用する
  8. 運用管理
    1. ハザードレベルの違いに応じた運用管理
    2. 分子量の違いに応じた運用管理
  9. 今後の洗浄実務
    1. 洗浄目標としての伝統的な洗浄評価基準
    2. 洗浄目標の設定
    3. 洗浄バリデーションの流れ
  10. 分析機器の高度化
    1. 高度な分析手法の必要性
    2. 海外CDMOの事例
  11. 洗浄に関するPIC/Sガイドラインの概要
    1. HBEL設定に関するガイドライン PI 046
    2. HBEL設定ガイドライン Q&A PI 053
    3. Aide-Memoire (共用設備での交叉汚染防止備忘録) PI 043
    4. Aide-Memoire (HBEL評価文書/ QRMにおけるHBEL の利用に関する備忘録 ) PI052
    • 質疑応答

講師

  • 島 一己
    ファルマハイジーンサポート
    代表

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。
  • 5名様以降は、1名あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)
    • 4名様でお申し込みの場合 : 4名で 160,000円(税別) / 176,000円(税込)
    • 5名様でお申し込みの場合 : 5名で 190,000円(税別) / 209,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2026年2月27日〜3月8日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は別途、送付いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/7/13 GMP/GQP文書の作成、管理、データインテグリティ対応 オンライン
2026/7/13 基礎から学ぶやさしいGMP超入門講座 オンライン
2026/7/13 ICH-E6 (R3) のCTQ要因をふまえたGCP監査実施におけるQMSの考え方と構築 オンライン
2026/7/13 核酸医薬の品質評価と分析法開発の実務 オンライン
2026/7/13 医薬品開発での優先順位付けの前準備で何が必要か、どのように行い、評価していくべきかの考え方 オンライン
2026/7/13 医薬品におけるCMC・CTD 申請の三極の記載レベルの差を踏まえた日本申請用CTD オンライン
2026/7/14 GMP監査 (内部・外部・サプライヤー) に向けた準備/チェックリスト活用/リスクベース対応と実地での情報収集の勘所 オンライン
2026/7/14 抗体医薬・抗体薬物複合体 (ADC) を始めとしたバイオ医薬品の特性解析 (構造解析) とペプチドマップ、糖鎖プロファイルの規格及び試験方法設定のポイント オンライン
2026/7/14 日欧米各国DMFの制度の違いと作成・登録・管理の留意点 オンライン
2026/7/14 ラボにおける高薬理活性物質の取り扱い/封じ込め対策と設備導入〜研究段階 (少量) で取り扱う場合の考え方 オンライン
2026/7/14 GAMP 5 2nd Editionの重要点解説と現行規制の比較・CSV対応 オンライン
2026/7/15 バッチ化学合成プロセスのスケールアップによる化学品・医薬原薬の製造のポイントとトラブル対策 オンライン
2026/7/15 サンプリングの統計的根拠と妥当性の証明・品質劣化リスクの回避 オンライン
2026/7/15 RWD / RWE利活用 (2日間) オンライン
2026/7/15 Target Trial Emulation (標的試験エミュレーション) の基礎 オンライン
2026/7/15 日欧米各国DMFの制度の違いと作成・登録・管理の留意点 オンライン
2026/7/15 アレニウスプロット作成と安定性予測の実務 オンライン
2026/7/16 監査員の立場からみるGMP違反を防ぐ教育訓練とQuality Culture醸成 オンライン
2026/7/16 国際共同治験の効率化と実施におけるトラブル事例/対策 オンライン
2026/7/17 GMPラボにおける電子記録管理、データインテグリティ対応 オンライン

関連する出版物

発行年月
2025/6/11 タンパク質分解医薬の実用化に向けた基盤技術と評価
2025/4/14 製薬業界55社〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/4/14 製薬業界55社〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/2/20 医薬品製造を目的としたプロセス化学と薬事規制及び製薬企業の動向
2025/1/27 世界の中分子医薬・抗体医薬、およびCDMO最新業界レポート
2024/11/29 ファインケミカル、医薬品の連続生産プロセス
2024/9/30 最新GMPおよび関連ICHガイドライン対応実務
2024/9/30 タンパク質、細胞の吸着制御技術
2024/4/8 ウォータージェット技術 技術開発実態分析調査報告書
2024/4/8 ウォータージェット技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/4/1 ファインバブル (微細泡) 活用技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/4/1 ファインバブル (微細泡) 活用技術 技術開発実態分析調査報告書
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応 (製本版 + ebook版)
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略 (製本版 + ebook版)
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション -
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション - (製本版 + ebook版)