技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

光導波路用感光性樹脂の材料設計指針と導波路作成・微細加工技術

光導波路用感光性樹脂の材料設計指針と導波路作成・微細加工技術

~光導波路用材料に求められる物性と課題、材料設計へのポイント~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、co-package opticsなど新しい応用で再注目される光導波路、その中の感光性樹脂に焦点を当て、低損失性・光閉じ込め性・耐熱性・黄変抑制といった材料の要求特性確保のアプローチと、リソグラフィやRIE法による導波路作製・微細加工までを、国内企業の事例も交えながら解説いたします。

開催日

  • 2025年11月21日(金) 13時00分16時00分

受講対象者

  • 光導波路・ファイバー配線技術に関心のある技術者、研究者

修得知識

  • ポリマー光導波路に求められる各種要求特性
  • ポリマー光導波路用感光性樹脂の材料設計の基本
  • ポリマー光導波路の各種作成方法の基本
  • 既存のポリマー光導波路用感光性樹脂の設計例

プログラム

 プリント配線板の作製プロセスが流用できるポリマー光導波路の光インターコネクト及び光回路部品への応用は、古くから検討が行われてきている。しかし、従来の電気基板、配線におけるプロセス及び材料技術の向上により、これまで本格的な光化の市場は開かれてこなかった。このような背景から、これまで多くの国内光導波路メーカーが開発検討を止めていった経緯があるものの、近年、co-package opticsにおける素子-ファイバー間の接続用途として再度需要が高まりつつある。
 そこで本講演では、ポリマー光導波路に要求される各種特性に対して試みられてきた材料設計、及び、その微細加工方法について、国内企業における従来材料を例に挙げつつ紹介する。

  1. 光インターコネクトにおける光導波路の役割
  2. 光導波路用感光性樹脂の材料設計
    1. 光導波路用材料に求められる物性と課題因子
    2. 光学特性の付与
      • 低損失
        • 吸収損失
        • 散乱損失
      • 光閉じ込め性
      • 耐熱特性の付与
      • 耐熱黄変
      • 黄変の抑制策
      • 機械特性の付与
      • 微細加工性の付与
  3. 光導波路の作製方法
    1. フォトリソグラフィー法
    2. フォトブリーチング法
    3. フォトアドレス法
    4. リアクティブイオンエッチング (RIE) 法
  4. 国内各社における光導波路材料の設計例
    • 質疑応答

講師

  • 平山 智之
    九州産業大学 生命科学部 生命科学科
    准教授

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 34,400円 (税別) / 37,840円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 34,400円(税別) / 37,840円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/10/21 基礎から学ぶ「人工皮革・合成皮革」入門セミナー オンライン
2025/10/21 無機ナノフィラーのポリマーへの分散・複合化技術 オンライン
2025/10/22 自動車用防振ゴムの劣化メカニズムと耐久性試験・寿命予測 オンライン
2025/10/23 5Gの最新技術動向と電磁波シールド・電波吸収体の基礎と材料設計 オンライン
2025/10/23 ラジカル重合の基礎と分子量・立体構造の制御、最新の重合手法 オンライン
2025/10/23 射出成形技術の基礎と不良対策 オンライン
2025/10/23 絶縁破壊・劣化の基礎、測定・劣化診断と高分子絶縁材料の高機能化 オンライン
2025/10/24 射出成形技術の基礎と不良対策 オンライン
2025/10/24 自動車用防振ゴムの劣化メカニズムと耐久性試験・寿命予測 オンライン
2025/10/24 イソシアネートの反応機構と構造、硬化物性の制御 オンライン
2025/10/27 5Gの最新技術動向と電磁波シールド・電波吸収体の基礎と材料設計 オンライン
2025/10/27 ゴム・プラスチック材料の破損、破壊原因とその解析法 東京都 会場
2025/10/27 高分子複合材料の強度と耐衝撃性 オンライン
2025/10/28 シランカップリング剤の反応、処理層、表面被覆状態、効果の解析 オンライン
2025/10/28 炭素繊維強化プラスチック (CFRP) 基礎から最新活用まで オンライン
2025/10/29 プラスチックのマテリアルリサイクル技術入門 オンライン
2025/10/29 ポリマー・高分子材料における添加剤の配合・処方設計の基礎 オンライン
2025/10/30 プラスチック金型設計・加工技術の基礎から実践的応用 オンライン
2025/10/30 ポリマーにおける相溶性・相分離メカニズムと目的の物性を得るための構造制御および測定・評価 オンライン
2025/10/31 プラスチック金型設計・加工技術の基礎から実践的応用 オンライン