技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
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本セミナーでは、高分子難燃化・不燃化について基礎から解説し、難燃性評価と最新の規制状況を紹介いたします。
(2025年10月29日 10:30〜12:00)
カーボンニュートラル (以下、CN) があり、CNと同様の考え方で、「ネットゼロ」という概念がある。その中の目標設定イニシアチブ (SBTi) は、企業がネットゼロの目標を設定するための世界的な科学に基づく基準としている。2030 年までに排出量を半減し、2050 年までにネットゼロ排出達成をコミットするガイドがある。それら「CN」や「ネットゼロ」のCO2削減手段として、車両分野では、軽量化、異種接) 、電池、CCS・CCUS等の手段がある。 その中でも先述の電池が最重要課題であるため、その電池特性項目の大分類として、電気的試験、機械的試験、環境試験の3つがあり、その環境試験の中に燃焼試験がある。その燃焼試験が難燃材料と関連し、その試験には、下記の2つの試験が注目されている。
これら各国の法制状況は、燃えさし (external flame) とinternal hot gasの2種類がある。現在のUN – ECE R100.02 Part2は、燃えさし試験のみであるが、過充電によるinternal hot gas試験と燃えさし試験の併用が予定されている。それは、中国のGB規格とGTR 5.4.12に記載されている。その中でも中国規格は、このように推移している。2020年5月12日に、GB 18384年〜2020年「電気自動車の安全要件」、GB 38032年〜2020年「電気バスの安全要件」、およびGB 38031年〜2020年「電気自動車の電力貯蔵用バッテリーの安全要件」が中国産業情報省によって策定されている。 また、上記2試験以外にもinternal hot gasの簡易試験的な位置づけで、UL 2596 (Electric Vehicle Battery Enclosure Material Safety) があり、バッテリーエンクロージャー材料の熱的、機械的性能を評価するための試験方法となる。上記評価事項ともに、それに使用される材料とその物質に含有される化学物質規制状況について述べる。
(2025年10月29日 13:00〜14:00)
航続距離の延長や充電時間の短縮のため、電気自動車のバッテリーは高容量化が進んでいる。その一方で、安全性の課題として熱暴走が浮上している。熱暴走の進展や連鎖を遅らせるためには、バッテリーに使用される素材が耐火性、遮炎性に優れ、火炎を遮断し、近傍バッテリーセルへの類焼を防止、遅延することが求められる。
本講演では、EVバッテリーの耐火安全向上と省スペース設計の両立が出来る、射出成形で薄肉部を含む複雑な部品が成形可能でありながら、耐火性に優れた樹脂成形材料について紹介する。
(2025年10月29日 14:10〜15:10)
リチウムイオンバッテリー (LiB) の熱暴走は、電気自動車やエネルギー貯蔵システムなどの大型セルを用いる用途において、特に重要視されている課題である。
LiBの熱暴走に起因する爆発事故は、1つのLiBが熱暴走した際に、他のLiBまたはモジュールに熱が伝播し、熱暴走が連鎖することで生じる。そのため、LiBのセル設計だけでなく、周辺部材を含めた、モジュール・パック全体の設計も考える必要がある。
本講演では、セル間材料に着目し、熱連鎖を効果的に抑制することが可能な材料の開発動向を紹介する。
(2025年10月29日 15:20〜16:20)
自動車産業は今、世界的に100年に一度の変革期を迎えていると言われており、この自動車産業の変革をリードする技術として最も注目を浴びているのが「次世代エネルギー車」である。次世代エネルギー車、いわゆるEVに使用される材料の1つである熱マネジメント材料は、駆動用バッテリーやパワーコンバージョン部品に無くてはならない機能性材料で、ここ数年かつてないほどの活況を呈している。
そこで本講演では代表的な熱マネジメント材料である放熱ギャップフィラーおよび熱伝導性接着剤の特性と、次世代エネルギー車における適用事例を紹介する。
(2025年10月29日 16:30〜17:30)
電動車両のLiBでは、安定的な出力の確保、劣化、熱暴走への対策が求められる。これらは電気化学反応に寄与するため、LiBの温度を適切に管理する必要があり、車両内の熱流れを強調制御する熱マネジメントが重要となる。この熱マネジメントの検討には各ユニットの配置や加熱冷却方式が多岐にわたるため、MBD (Model-Based Development) が効果的であると考えられる。
そこで本講演では、BEVを構成する各ユニットを一次元で表した車両システムモデルを活用した全体最適化のMBD手法による、熱マネジメントシステムの検討事例とそのモデリング技術について紹介する。
日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。
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