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医薬品特許調査の効率的手法とその検索式事例

医薬品特許調査の効率的手法とその検索式事例

オンライン 開催 デモ付き

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2025年9月9日〜19日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2025年9月9日まで承ります。

概要

本セミナーでは、医薬品分野における特許調査について取り上げ、有効成分、医薬用途、用法・用量、製造方法など、特定テーマごとの特許調査について解説いたします。
また、特許調査の実演を行うことにより、最適なサーチ戦略の構築に向けた有益な知見を提供いたします。

開催日

  • 2025年8月29日(金) 10時00分16時00分

受講対象者

  • 医薬品に関連する研究開発担当者、事業開発担当者、知的財産担当者

修得知識

  • 医薬品の特許調査の基礎と実践
  • 有効成分、医薬用途、用法・用量、製造方法の特許調査の手法
  • 生物材料 (細胞・微生物) に関する特許調査の留意事項
  • アミノ酸配列・塩基配列に関する特許調査の留意事項
  • 特許調査の実演から習得する最適なサーチ戦略の構築

プログラム

 近年、医薬品分野では、研究開発の高度化に伴い、研究成果が積極的に特許出願され、特許実務が重要視されています。このような状況の下、医薬品に関する特許調査の重要性が高まっています。
 医薬品の特許調査を適切に行うことは、広くて強い特許の取得だけでなく、研究開発の推進にとっても重要であり、研究開発戦略や特許戦略の向上にもつながります。このような特許調査を的確に行うためには、技術水準や技術動向をしっかりと認識し、特許要件や侵害の範囲に配慮し、外国特許を含めたグロ – バルな特許調査を行うことが重要です。
 また、近年、人工知能 (AI) の利用が普及する中、人工知能を利用した特許調査についても普及しつつあります。今後とも、より精度の高い特許調査への期待が高まることから、人工知能を利用した特許調査の導入が企業戦略にとって必要不可欠です。
 本講演では、医薬品の特許調査の基礎と実践として、的確な特許調査の手法について解説します。また、有効成分、医薬用途、用法・用量、製造方法など、特定テーマごとの特許調査についても説明し、特許調査の実演を行うことにより、最適なサーチ戦略の構築に向けた有益な知見を提供します。

  1. 特許調査の基本と実務
    1. 先行技術調査の進め方
    2. 国内特許と外国特許のサーチ手法
    3. 技術水準や技術動向に配慮した調査手法
    4. 特許要件に配慮した調査の必要性
  2. 有効成分に関する特許調査
    1. 低分子化合物
    2. 中分子化合物 (核酸、ペプチド)
    3. 抗体、蛋白質
    4. 微生物 (再生医療、細胞治療)
  3. 医薬用途に関する特許調査
    1. 用途発明における発明の認定
    2. 用途に関する検索式の作成方法
    3. 特許分類 (A61P) の利用方法
    4. 医薬用途の作用機序への配慮など
  4. 用法・用量、製造方法に関する特許調査
    1. 用法・用量における発明の認定
    2. 用法・用量に関する検索式の作成方法
    3. 製造方法に関する検索式の作成方法
    4. 実施例レベルの開示情報の調査手法)
  5. 生物材料 (細胞・微生物) に関する特許調査
    1. 生物材料における発明の認定
    2. 細胞・微生物に関する検索式の作成方法
    3. 特許分類 (C12N) の利用方法
    4. 再生医療、細胞治療のクレームの特徴
  6. アミノ酸配列・塩基配列に関する特許調査
    1. アミノ酸配列・塩基配列における発明の認定
    2. アミノ酸配列・塩基配列に関する検索式の作成方法
    3. 特許分類の利用方法
      • ZNA
      • その他
    4. 配列表、配列番号に配慮した調査方法
  7. 特許侵害調査の実務
    1. 特許侵害調査とクリアランス調査
    2. 侵害の範囲に配慮した特許調査
    3. 最近の裁判例を考慮した調査手法
    4. 特許マップの作成と活用方法
  8. 特許調査の実演
    1. 低分子医薬
    2. 中分子医薬 (核酸医薬、ペプチド医薬)
    3. 抗体医薬、蛋白質医薬
    4. 再生医療、細胞治療
    5. 最適なサーチ戦略の構築に向けて
    • 質疑応答

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
  • 5名様以降は、1名あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
    • 4名様でお申し込みの場合 : 4名で 180,000円(税別) / 198,000円(税込)
    • 5名様でお申し込みの場合 : 5名で 210,000円(税別) / 231,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

  • 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • セミナー資料は、郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2025年9月9日〜19日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は別途、送付いたします。

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