技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

患者インサイト・行動変化分析と戦略立案への活用

患者インサイト・行動変化分析と戦略立案への活用

~医薬品開発・マーケティング担当者のための実践論~
オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2025年9月5日〜15日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2025年9月5日まで承ります。

概要

本セミナーでは、医師・患者の深層意識に眠る、本人達も意識しえない治療へのニーズをいかに捉え、マーケティングや開発戦略へ活用する方法について詳解いたします。

開催日

  • 2025年8月27日(水) 13時00分17時15分

プログラム

第1部 定性・定量調査による患者行動・心理の把握・理解と戦略への活用

(2025年9月5日 13:00〜15:00)

 Patient Centricityが医薬品・医療機器など医療関連企業の理念の根幹をなし、Patient Experienceをより良くすることによって患者と企業とのエンゲージメントを高めることが医薬品マーケティングの重要な領域になってきている。そのために、定性的インタビュー調査により患者のアンメットニーズを掘り起こすPatient Journeyは有用なツールとなりうる。
 本セミナーでは、医薬品マーケティング戦略に活用できるPatient Journeyの作り方と、戦略に活かしていくポイントについて理解を深める機会としたい。

  1. インサイトとは?
    • インサイトとは?
    • アンメットニーズの視点
  2. アンメットニーズを掘り起こすには
    • カスタマーへの理解を深める
    • 異視点からの掘り起こし
  3. Patient Centricity, Patient Experience, Patient Journey
    • なぜPatient Centricityか?
    • Patient Journeyの意義
  4. 患者行動・心理を明らかにするリサーチ手法
    • マーケットリサーチの種類、定性踏査と定量調査
    • ペイシェントジャーニーを明らかにしてUMNを探る手法
    • 定性調査設計、実施、分析のポイント
    • 定量調査設計、実施、分析のポイント
  5. 患者行動・心理の戦略への活用
    • ペインポイント、ゲインポイント、タッチポイントの理解
    • 医療提供者と患者、異視点のギャップから機会を見出す
    • 質疑応答

第2部 ペイシェントジャーニーの分析・変化予測と戦略への活用

(2025年9月5日 15:15〜17:15)

 質の高いマーケティング戦略の策定には、3C分析が重要視されていますが、その中で、市場に関する詳細な現状把握と適切な将来予測は不可欠です。ペイシェントジャーニーを作成することにより、市場の全体像を俯瞰しつつ、戦略上のボトルネックの特定および解決策の発見が可能となります。また、患者インサイトをペイシェントジャーニーと関連付けることで、将来的な市場動向の予測精度が向上します。
 本セミナーでは、冒頭でペイシェントジャーニーが戦略立案に不可欠な理由を説明し、ペイシェントジャーニーの分析において重視すべき点について触れた後、現状把握と将来予測の具体的方法を提示します。そして最後に、ペイシェントジャーニーの戦略への活用方法を説明し、まとめとしたいと思います。

  1. なぜ、ぺイシェントジャーニーが戦略立案に欠かせないのか?
    1. パイプライン製品の戦略立案とぺイシェントジャーニー
    2. 製品導入の戦略立案とぺイシェントジャーニー
  2. ぺイシェントジャーニーの分析で欠かせないこと
    1. 網羅的にマッピングする
    2. 起こっていることの背後にある理由について把握する
    3. 患者の数だけでなく背景理由についても定量的に把握する
  3. ペイシェントジャーニーの現状を把握する方法
    1. セカンダリーデータの活用
    2. プライマリー市場調査の活用
  4. ペイシェントジャーニーの将来を予測する方法
    1. PEST分析とペイシェントジャーニー
    2. PEST分析結果の定量化
  5. ぺイシェントジャーニーの戦略への活用
    1. 市場機会と意思決定
    2. 市場機会の感度分析
    • 質疑応答

講師

  • 佐々木 岳
    株式会社 シード・プランニング
    専務執行役員
  • 大澤 一範
    株式会社 社会情報サービス 調査事業 PMR局
    シニアアドバイザー

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。
  • 5名様以降は、1名あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)
    • 4名様でお申し込みの場合 : 4名で 160,000円(税別) / 176,000円(税込)
    • 5名様でお申し込みの場合 : 5名で 190,000円(税別) / 209,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

  • 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • セミナー資料は、郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2025年9月5日〜15日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は別途、送付いたします。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/8/1 改訂 PIC/S GMP Annex 1のCCS戦略を導入したバイオ医薬品の適格性評価に基づく品質管理のポイント 東京都 オンライン
2025/8/1 生産現場の統計学入門 オンライン
2025/8/1 医薬品製造におけるバリデーションの進め方とシステム対応及びグローバル対応手法 オンライン
2025/8/1 難溶解性薬物の溶解性改善技術 (ナノ結晶粒子および非晶質製剤) の活用及び最新研究事例 オンライン
2025/8/4 GMP文書の集約・削減と体系整理/効率的管理 オンライン
2025/8/4 国内/海外ベンダー・サプライヤGMP監査 (管理) 手法 オンライン
2025/8/4 開発段階に応じた治験薬GMP管理を何をいつ準備し、どのような管理をするかの効果的運用方法 オンライン
2025/8/5 医薬品品質試験における生データの取り方・レビューと申請対応 オンライン
2025/8/5 海外当局査察にむけた準備すべき翻訳文書 (SOP/CAPA/SMF) の具体的な英訳の実践・査察対応事例 オンライン
2025/8/5 NPV (Net Present Value) 計算による医薬品事業性評価の基礎知識 オンライン
2025/8/5 抗体薬物複合体 (ADC) におけるペイロードの生体膜透過メカニズムと細胞内動態評価 オンライン
2025/8/5 敗血症の病態・診断・治療の現状と求める診断・治療薬像 オンライン
2025/8/6 製造オペレーターのためのGMPの基本と記録書の作成管理 オンライン
2025/8/6 OOS/OOT事例から学ぶOOS/OOTの正しい理解と判断のポイント オンライン
2025/8/6 変更・逸脱管理とOOS/OOT及び一変・軽微変更の判断基準とCAPA実践手順 オンライン
2025/8/6 官能評価の基本とアンケート作成、データ分析のポイント オンライン
2025/8/6 分析法バリデーションの統計解析入門 オンライン
2025/8/6 バイオ医薬品 GMP入門講座 オンライン
2025/8/7 暴露許容値 (OEL、ADE・PDE) 設定の基礎知識と設定値の妥当性・考え方 オンライン
2025/8/7 GVP実践講座 オンライン

関連する出版物

発行年月
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集
2018/11/30 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価
2018/10/30 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2
2018/9/28 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発
2018/8/31 がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2018/6/29 医薬品グローバル開発に必要な英語実務集
2018/5/30 GVP Module改訂をふまえたEU Pharmacovigilance規制の実装
2018/5/18 創薬のための細胞利用技術の最新動向と市場
2018/4/25 統計学的アプローチを活用した分析法バリデーションの評価及び妥当性
2018/1/30 バイオ医薬品のCTD-Q作成 - 妥当性の根拠とまとめ方 -
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2017/6/21 体外診断用医薬品開発ノウハウ
2017/5/10 分析法バリデーション実務集
2017/4/25 非GLP試験での効率的な信頼性基準適用と品質過剰の見直し
2014/11/27 3極対応リスクマネジメントプラン策定とEU-GVPが求める記載事項/国内との相違点
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)