技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医薬品ライセンス契約における法務デュー・デリジェンスの基礎

医薬品ライセンス契約における法務デュー・デリジェンスの基礎

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、医薬品ライセンス契約におけるライセンサーに対する法務デュー・デリジェンスの基礎を抑えるとともに、発見事項をライセンス契約でどうカバーするかまでを見据えて、講師の経験も踏まえて解説いたします。

配信期間

  • 2025年8月25日(月) 13時00分2025年8月29日(金) 16時00分

お申し込みの締切日

  • 2025年8月27日(水) 16時00分

プログラム

 医薬品ビジネスは、典型的なライセンスビジネスの一つであり、国内外のライセンサーとの間でライセンス契約を締結することで新たな医薬品の導入を行うといったことは、以前より盛んに行われてきたところです。近時は、オープンイノベーションの活性化に伴い、国内外のベンチャー企業からライセンスを受けることや、SaMDに代表されるように、製薬企業がプログラム・システム・アプリ等他業界に属する企業からライセンスを受ける場面も多くなっています。
 このようなライセンスにあたっては、ライセンス契約の内容が重要な意味を有することはいうまでもありませんが、そもそものライセンスの価値等を検討するにあたり、ライセンサー候補者に対するデュー・デリジェンスを行うことも珍しくありません (特に規模の大きなライセンス契約の場面では、デュー・デリジェンスを行うことが不可欠です。) 。もっとも、医薬品ライセンスを念頭に置いたデュー・デリジェンスは、M&Aにおけるデュー・デリジェンスと比較して、必ずしも標準的な実務が確立されているとまでは言い難く、どこまでの調査を、何のために行っているのかご担当の方にとって、悩みが多い分野でもあるのではないかと考えております。
 そこで、本セミナーにおいては、医薬品ライセンス契約におけるライセンサーに対する法務デュー・デリジェンスの基礎を抑えるとともに、発見事項をライセンス契約でどうカバーするかまでを見据えて、講師の経験も踏まえて解説させていただきます。また、広くご質問をお受付させていただき、なるべくご参加者の皆様の日頃の疑問を解消できるような内容となるよう心掛けたいと思います。ふるってご参加ください。

  1. 導入
    1. ライセンス契約におけるデュー・デリジェンスの意義
    2. M&Aかライセンスか
    3. デュー・デリジェンスの種類
  2. デュー・デリジェンス一般の基礎論
    1. デュー・デリジェンスを行わなかった場合の帰結
      1. 会社法上の責任
      2. ライセンサーの倒産リスク
      3. ライセンサーの知財リスク
    2. デュー・デリジェンスの心構え
    3. デュー・デリジェンスの実施手順
    4. 良いQ&A、悪いQ&A
  3. 法務デュー・デリジェンス各論
    1. 一般的な法務デュー・デリジェンスのスコープ概要
      1. M&Aの場合
      2. ライセンスの場合
    2. 組織に関するデュー・デリジェンス
    3. 資産・財務に関するデュー・デリジェンス
    4. 知財に関するデュー・デリジェンス
    5. 法令・コンプライアンスに関するデュー・デリジェンス
    6. 業務・契約に関するデュー・デリジェンス
    7. 紛争に関するデュー・デリジェンス
  4. デュー・デリジェンスでの発見事項とライセンス契約
    1. 医薬品ライセンス契約の一般的構造
    2. License Grant
    3. 表明保証
    4. コベナンツ
    5. Indemnification
    6. Termination
    7. Royalty

講師

  • 田中 宏岳
    弁護士法人大江橋法律事務所
    パートナー弁護士

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2025年8月25日〜29日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。

関連する出版物

発行年月
2013/9/2 原薬・中間体製造プロセスにおける課題と対策
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書
2013/5/31 在宅でのCDTM(共同薬物治療管理)の実践と薬局・薬剤師の次世代モデル
2013/5/30 新薬開発にむけた臨床試験(第I~III相臨床試験)での適切な投与量設定と有効性/安全性評価
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/3/27 医薬品・食品包装の設計と規制・規格動向 - 品質・安全・使用性向上のために -
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書
2013/1/28 造粒・打錠プロセスにおけるトラブル対策とスケールアップの進め方
2012/3/13 超入門 GMP基礎セミナー
2012/3/5 育毛剤・発毛剤 技術開発実態分析調査報告書
2012/2/16 システムの適格性確認および回顧的バリデーションの具体的実施方法
2012/2/14 LIMS導入に関する導入の留意点セミナー
2012/2/9 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応のための「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2012/1/20 24年度診療報酬改定におけるDPC評価の全貌
2011/12/22 光学活性医薬品開発とキラルプロセス化学技術
2011/12/14 QCラボにおける厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応セミナー
2011/12/10 製薬大手5社 技術開発実態分析調査報告書