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高分子微粒子における各種合成法の基礎と形状制御・評価技術

高分子微粒子における各種合成法の基礎と形状制御・評価技術

~基礎、各種合成法、構造制御、評価法、設計例など / 開発や応用に向けて理解を深める~
オンライン 開催
本セミナーは、申し込みの受け付けを終了いたしました。

概要

高分子微粒子は不均一な場で重合を進行させて合成するため、反応式を知っているだけでは合成を理解することは困難です。
本セミナーでは、高分子微粒子合成から評価方法までの基礎を詳解いたします

配信期間

  • 2025年6月30日(月) 13時00分2025年7月7日(月) 17時00分

お申し込みの締切日

  • 2025年7月4日(金) 16時00分

受講対象者

  • 高分子微粒子に関連する製品、分野の技術者、研究者、開発者
    • 塗料
    • 接着剤
    • 医療
    • 化粧品
    • 食品 など

修得知識

  • 高分子微粒子の開発や応用をする際の基礎となる高分子微粒子の合成法とその評価方法

プログラム

 高分子微粒子は塗料、接着剤、医療、化粧品など広く利用されており、開発や応用に携わる方も多いと思います。ところが、高分子微粒子の素性がわからないまま使用されている方も多くいらっしゃることでしょう。
 高分子を合成する反応である重合についてはどの高分子科学の教科書でも詳細に解説されている一方で、懸濁重合や乳化重合といった高分子微粒子の合成手法についてはほとんど記載がありません。高分子微粒子は不均一な場で重合を進行させて合成するため、反応式を知っているだけでは高分子微粒子の合成を理解することは困難です。また、高分子微粒子は、本体を構成する化学種だけでなく、サイズ、サイズのばらつき、表面、形状、内部構造などが多種多様で、これが高分子微粒子の用途を多彩にしているのですが、一方でこれらはすべて合成の際の制御項目であり、高分子微粒子合成のチャレンジングな側面でもあります。
 本セミナーでは高分子微粒子の初学者を対象に、高分子微粒子合成から評価方法までの基礎的なところをまとめてお話いたします。

  1. はじめに
    1. 高分子微粒子の特徴
    2. 高分子合成の基礎と高分子の性質
    3. 高分子微粒子安定化の基礎
  2. 高分子微粒子の合成
    1. 懸濁重合
    2. 乳化重合
    3. マイクロエマルション重合・ミニエマルション重合・ソープフリー乳化重合
    4. 分散重合と沈殿重合
    5. その他の方法
    6. 高分子微粒子の表面修飾
  3. 高分子微粒子の構造と形状の制御
  4. 高分子微粒子の主な測定法
    1. かたちと大きさ
    2. 表面
  5. 高分子微粒子設計の例
    • 質疑応答

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

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  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2025年6月30日〜7月7日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
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