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世界半導体産業への羅針盤

半導体関連企業の羅針盤シリーズ 2025年5月版 /破壊的なトランプ関税とDeepSeekショックに震撼する

世界半導体産業への羅針盤

~半導体産業を含む世界経済への打撃と自由貿易の終焉 / トランプ関税による半導体や電機産業へのインパクト / DeepSeekは世界半導体産業に何をもたらすか / 生成AIによる世界半導体市場とウエハ需要への影響 (〜2035年までの予測) / 最先端2nmロジック半導体を巡る攻防~
オンライン 開催
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  • アーカイブ配信の視聴期間は、2025年6月2日〜13日を予定しております。
  • ライブ配信を欠席し、アーカイブ配信のみ受講をご希望の場合は、通信欄に「ライブ欠席、アーカイブのみ受講」とご記入ください。

開催日

  • 2025年5月15日(木) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • 半導体関連企業の経営者、営業、マーケティング、技術者
    • デバイスメーカー
    • 装置メーカー
    • 部品メーカー
    • 材料メーカー
    • 設備メーカー
    • 半導体材料メーカー
  • 半導体を搭載しているセットメーカーの経営者、営業、マーケテイング、技術者
    • PC
    • サーバー
    • クラウド
    • スマホ
    • デジタル家電
    • 自動車 等

修得知識

  • コロナ特需とその終焉
  • リーマン・ショック級の半導体不況
  • Intelの不調がもたらしたメモリ不況
  • クルマ用半導体不足の原因
  • 米CHIPS法の悪影響
  • 米国による中国への規制厳格化のインパクト
  • 台湾有事の危険性とそのインパクト
  • 半導体の微細化の展望
  • ムーアの法則の展望
  • 2nmを量産する予定のラピダスについて

プログラム

 2025年4月に発動されたトランプ関税により世界経済はパニックに陥った。この破壊的な関税によって世界半導体産業はどう変化するのか? また、奇しくも第2次トランプ政権が発足した1月20日に、中国の新興AI企業DeepSeekがChatGPTに匹敵する性能を持つ生成AIを公開した。このDeepSeekは、世界半導体産業に何をもたらすのか?
 まず、本セミナーでは、トランプ関税とDeepSeekによる、半導体および電機産業へのインパクトを論じる。次に、生成AIブームの到来により、世界半導体市場とウエハ需要が今後10年間、どのように推移するかを予測する。加えて、生成AIによって明暗が分かれた半導体メーカーについて解説する。さらに、今年2025年にはTSMC、Samsung、Intel、Rapidusの4社が最先端2nmロジック半導体市場に参入しようとしている。そこで、その競争の構図を詳しく説明する。そして、生成AIの爆発的な普及によりウエハ需要が拡大するDRAMと、逆に縮小するNAND市場の動向、およびメモリの企業別の売上高 (シェア) について説明する。最後に、世界半導体産業のリスク要因を明確にするとともに、2052年までの市場予測を示す。私見としては、短期的なリスクがあるとしても、長期的には世界半導体市場は成長を続けると考える。

  1. はじめに
    1. 自己紹介
    2. 本セミナーの概要と結論
  2. 破壊的なトランプ関税とそのインパクト
    1. 壊滅的なトランプ関税の発表と発動の実態
    2. トランプ関税による世界半導体産業への悪影響
    3. トランプ関税で日本の製造装置や材料はどうなるのか
    4. トランプ関税によるTSMCおよびTSMCアリゾナ工場への影響
    5. トランプ関税のケーススタディ1 – AppleのiPhoneのケース –
    6. トランプ関税のケーススタディ2 – NVIDIAのGPUのケース –
    7. トランプ政権による中国への圧力と中国半導体産業への影響
    8. 中国の半導体市場および製造装置市場とその自給率の変化
  3. DeepSeekショックと世界半導体市場およびウエハ需要動向 (2025年〜2035年)
    1. パラダイムシフトとイノベーションの定義
    2. イノベーション理論から見たChatGPTとDeepSeek
    3. DeepSeekはAI半導体 (特にGPU) 市場にどのような影響を及ぼすか
    4. 各種電子機器用の半導体市場および世界市場予測 (2025年〜2035年)
    5. 各種半導体向けのウエハ需要の予測 (2025年〜2035年)
    6. 生成AIによって急成長するDRAMと低成長になるNAND
    7. 各国・各地域が半導体製造能力を抱え込む悪影響の分析
  4. 生成AIブームによる半導体メーカーの栄枯盛衰
    1. 生成AIの寵児となったNVIDIAの王座はいつまで続くか
    2. NVIDIAの強敵はAMDではなくBroadcom
    3. FoundryではTSMCの1強体制が鮮明に
    4. 広帯域メモリ (HBM) ではSK hynixが先端を独占
    5. 凋落する米IntelとSamsung
  5. 最先端2nmロジック半導体を巡る攻防
    1. 開発とは何か、量産とは何か、歩留りとは何か
    2. Foundry王者のTSMCの2nmは計画通り
    3. Foundryの売上高シェアを半減させたSamsungの2nmは低歩留り
    4. 経営難に陥っている米Intelの18Aは顧客がいない
    5. TSMCがIntelのFabを運営することについて
    6. Rapidusの2nmの現在地はどこか
  6. メモリメーカーの攻防
    1. 急成長が期待されるDRAM市場
    2. DRAMの企業別シェア (SK hynixがSamsungを抜く?)
    3. 3次元DRAMはいつ頃登場するか
    4. NANDの企業別シェア
    5. SSDの企業別シェア
    6. 再編が予想されるNAND業界
  7. まとめと今後の展望
    1. まとめ
    2. 不確実性が高まった世界半導体産業
    3. 2052年までの世界半導体市場予測
    • 質疑応答・名刺交換 (会場受講限定)

講師

主催

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